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「ばけばけ」で遊女・なみを演じるさとうほなみ「“ウザかわいい”を意識しました」2026/01/23 08:15

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「ばけばけ」で遊女・なみを演じるさとうほなみ「“ウザかわいい”を意識しました」

 NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜午前8:00ほか)で、遊女・なみを演じているさとうほなみからコメントが到着した。

 連続テレビ小説の第113作となる同作は、ふじきみつ彦さんが小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツをモデルに描いた物語。明治という西洋化で急速に時代が移り変わるなかで、松江の没落士族の娘・松野トキ(髙石あかり)と、縁あって松江で英語を教えることになった英語教師のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が出会い、文化や言葉の壁を越えて愛を育む。「怪談」を愛し、何げない日常を歩んでいく夫婦の姿を通して、埋もれていった人々の声をすくい上げる愛の物語だ。

「ばけばけ」で遊女・なみを演じるさとうほなみ「“ウザかわいい”を意識しました」

 農家の家に生まれ、8人兄弟の長女として貧しい暮らしを支えてきたが、借金を背負った家族を養うために天国遊郭の遊女となったなみ。境遇に沈まず明るくたくましいなみは、没落して近くに越してきたトキを何かと気にかけている。そんななみをさとうはどんな思いで演じてきたのか、印象的だったシーンや今後の見どころについて聞いた。

――印象的だったシーンを教えてください。

「ばけばけ」で遊女・なみを演じるさとうほなみ「“ウザかわいい”を意識しました」

「ヘブンさんの女中になったおトキちゃんに『どげ? 私がやるかもしれんかった仕事は』と聞いたシーン(第10週47回)が印象に残っています。『気遣わんでええのよ、恨みもねたみもしちょらんけん』というセリフがなみらしいですね。すぐに前を向けるポジティブな人で、カラッとした性格なのが出ていて、ずっとこうして生きてきたんだろうと思いました。『おなごが生きるには身を売るか、男と一緒になるしかない』というセリフもすごい言葉だとは思いますが、あの時代に遊郭で働くなみにとっては、本当にそれしかなかったのだろうと感じます。自分の力は遊郭から出るに及ばないとずっと昔に分かっている。男の人がいないと生きていけないと、カラッと言えるくらいにはいろいろ諦めてきたのだと思います」

――身請(う)け話に悩むなみの心境についてどう感じられましたか?

「ばけばけ」で遊女・なみを演じるさとうほなみ「“ウザかわいい”を意識しました」

「セリフにもありましたが、若い時に身を売られたなみは、本当に天国遊郭しか知りません。だから、そこを出る怖さがあったのだと思います。長年出たいと思っていたはずですが、ずっと夢見てきたからこそ、もし自分が遊郭以外で生きていけなかったら……と不安が勝って。勢い任せにヘブン先生のラシャメンになろうとした時とは違い、今回は現実がドシンとのしかかって恐怖心につながったのだと思います。そんな中、福間さんが『ほれちょる』とストレートに伝えてくれたおかげで覚悟ができました。実は、去年の初夏あたりはまだなみの結末が決まっていなかったんです。制作統括の橋爪(國臣)さんから『なみ、どうする?』と言われて『身請けされる方が幸せです』と返事したけれど、遊郭でめげない姿を見せ続ける方が物語としてはいいのかもしれないという思いも。でも、幸せになりたいと思える相手が現れてよかったです。幸せな結末をありがとうございます!」

「ばけばけ」で遊女・なみを演じるさとうほなみ「“ウザかわいい”を意識しました」

――なみと野津サワ(円井わん)の関係はどんなお気持ちで演じられましたか?

「ばけばけ」で遊女・なみを演じるさとうほなみ「“ウザかわいい”を意識しました」

「なみはおサワに仲間だと言っていたのに、その後すぐに身請けを決めていましたね(笑)。サワに『無理に出んでもええと思うよ』と言ったのも、的を射ていたのか全く分かりません。余計なお世話だったりもするだろうけど、声を掛けずにいられないのがなみの性格。遊郭の2階からみんなが見えるので、サワを目にして何か抱えているんだろうなぁと気にかけていたのでしょう。自分はサワとトキの応援団長だと、勝手に思っている節もあると思います。サワを応援したいけど自分の話も聞いてほしい、だから少し押し売りっぽくなってしまうんですよね。なみを演じる時にはちょっと厄介だと思われるくらいのテンションと、それでいて憎めない“ウザかわいい”を意識しました」

「ばけばけ」で遊女・なみを演じるさとうほなみ「“ウザかわいい”を意識しました」

――「ばけばけ」の今後の見どころを教えてください。

「この先、トキとヘブンの波が激しいお話になっていきます。橋の向こうに渡れたおトキちゃんにも切ないことが起こるし、幸せなのか幸せじゃないのか、それさえも分からなくなってくる。私も早く映像で見たいなと、放送を楽しみにしています。第1週から『ばけばけ』を見て泣いてきましたが、松野司之介さん(岡部たかし)ってひどいのになぜか憎めないですよね(笑)。それは、おフミさん(池脇千鶴)がデキる女だからこそだと思います。私はフミ役の池脇千鶴さんが昔から大好きなので、共演できて本当にうれしかったです! ご一緒したシーンは少ないけれど、池脇さんはじめ松野家の皆さんと現場でいっぱいお話しできたのがいい思い出です」

【番組情報】
連続テレビ小説「ばけばけ」

NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15 ※土曜は1週間の振り返り
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
月~金曜 午前7:30~7:45

文/TVガイドWeb編集部

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