オリンピックは極地!? 町田樹が語る五輪のメンタルとは2026/01/30 12:00

「ミラノ・コルティナ五輪 TV観戦BOOK」「デジタルTVガイド3月号」では、ソチ五輪で5位入賞を果たしたフィギュアスケート解説者の町田樹氏にインタビューを行い、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート競技の見どころをたっぷりと語ってもらった。ここでは、誌面に収まりきらなかった話を前後編に分けてお届けする。
【五輪は“極地”だからプレッシャーは感じない!?】
――五輪は4年に1度の特別な舞台だからこそ、今までにないレベルの緊張をするのではないかと想像されます。そんな中でいかに楽しく滑れるかどうかが重要になるのでしょうか?
「人それぞれですが、私の経験からすると五輪は“極地”なんです。その先がもうないので、逆に言えばプレッシャーを感じる必要がないとも言えます。日本の選手はここまで熾烈(しれつ)な代表争いがあって、出場権を得るまでは、すり切れるくらいのプレッシャーがかかって精神的に消耗してきたのです。そういう意味では五輪はもう先がないので、“ここで勝たなければ次はない”というような余計なプレッシャーを感じることなく大舞台を謳歌できるのではないかと思います。もちろん五輪でプレッシャーを感じる選手もいると思いますし、実際に私も緊張しましたが、全日本と五輪で比べたら全日本の方が圧倒的に緊張しましたね。ですから、今回の五輪に出場する選手たちに対しては、エールの気持ちを込めて、もう先を意識することなんて必要ないのだからやりたいことを思いきりぶつけてきてください、とお伝えしたいです」
「ただし、団体はまた別です。団体は自己責任でとどまらないところがあるので、すごいプレッシャーがかかります。日本はここ10年でカップル競技を強化して、今や“団体戦でメダルを獲得できるのは当たり前だ”と世間から認識されています。その期待を感じるからこそ団体に関しては、おそらく各選手にかなりプレッシャーがかかると思いますが、日本は実力者ぞろいですから堂々と臨んでいただきたいです」
では、その団体戦で重要なオーダー戦略は……? インタビュー後編に続く。
【放送情報】
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック
2/6〜2/22 地上波・BS 各局で生中継/NHK ONE・TVerでライブストリーミング配信
町田氏はフィギュアスケート男子シングル・アイスダンスの解説を担当
【掲載情報】
デジタルTVガイド3月号増刊 ミラノ・コルティナ五輪TV観戦BOOK 1,870円(東京ニュース通信社)

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