柄本時生、「ばけばけ」で髙石あかりと再共演!「当時のスピードが反映されていました(笑)」2026/01/16

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜午前8:00ほか)で、山橋才路を演じている柄本時生。松江で唯一の舶来品店・山橋薬舗を営む山橋。実は店主以外に“裏の顔”を持っているという謎めいた人物。
連続テレビ小説の第113作となる同作は、ふじきみつ彦さんが小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツをモデルに描いた物語。明治という西洋化で急速に時代が移り変わるなかで、松江の没落士族の娘・松野トキ(髙石あかり)と、縁あって松江で英語を教えることになった英語教師のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が出会い、文化や言葉の壁を越えて愛を育む。「怪談」を愛し、何げない日常を歩んでいく夫婦の姿を通して、埋もれていった人々の声をすくい上げる愛の物語だ。
山橋を演じる柄本に自身の役どころや二度目の共演となる髙石とのエピソードについて語ってもらった。

――柄本さんが演じられる山橋才路はどのような役どころですか?
「山橋は薬舗も西洋料理店も営んでいるやり手です。やりたいことをやる、楽しいことは自分でやらなきゃ気が済まない人なのかなと思っています。台本を読んだ時にふわふわっとセリフを言う印象だったので、真面目なのか真面目じゃないんだかよく分からない、そんなふうに見えればいいなと思いながらやりました。僕自身は料理がもう全くダメで。全然得意じゃないので、調理するシーンがなくてラッキーでした。全力で料理をお届けしています(笑)」
――「ばけばけ」の脚本を読んだ時の印象を教えてください。
「親しみやすい脚本でかわいいなと思います。そして、大人だなとも思いますね。大人な印象に持っていくための、俳優さんたちの努力も見える作品です。台本を読んでからドラマの出来上がりを見ると、先輩方が、僕が読んでいた感覚とは違うことをされていることもあるので『ああ、なるほど!』とすごく勉強になるし、楽しいです」
――ストーリーはもちろんセットも緻密に作られていて、細部までこだわりを感じます。
「美術もすてきで、山橋薬舗から西洋料理店につながる動線の作りが面白くて。隠し扉の先に長い廊下があって、その先に洋食店が広がるんですよ。狭い空間から目線が一気に広がる、あの感動は忘れられないですね」

――ヒロインを演じる髙石さんと共演されてみていかがでしたか?
「あかりちゃんとの共演は二人とも暗殺者役で出演したドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』(2024年)以来、2回目です。第74回で山橋がトキにパイナップルでぽかん! とやられたシーンでは、その当時培ったであろう振り向きから撃ちのスピードの速さがさすがでしたね(笑)!」
――柄本さんから見て、髙石さんの俳優としての魅力はどこにあると思いますか?
「脚本家さんが書いたセリフを高石あかり自身の人間性に近づけて言うスピードがすごく速い。自分を出しつつ、ちゃんとセリフを言うまでの速さが圧倒的で素晴らしいです」

――収録された中で印象的だったシーンを教えてください。
「山橋の西洋料理店でおトキさんとヘブンさんが対峙(たいじ)する食事のシーン(75回)は、圧倒的に素晴らしいものを見させていただいたなという感じです。2人が夫婦になった後のあの悩みは、全てのご夫婦に起きる可能性のある話。それでも2人で前に進むというセリフのやりとりが10ページ以上続くのですが、それを一連で撮影したんです。あかりちゃんとトミーさんの集中力が本当にすごかったですね。それに、セリフの間がどんなに空いても、予定とちょっと違うことが起きても支え合ってお互いにカバーし合える。ずっと一緒に演じてきたからこその、その関係値にすごく感動しました」
――その場面を撮影した際、柄本さんはどうされていたのでしょう?
「山橋が画面に映っていない時は、舞台の袖にいる時みたいに音を立てないよう気を付けながら、じっとお二人のお芝居を見ていたのですが、生で見ていると涙が出てくるほど見事でした。そんな中、僕が演じる山橋のセリフは少なめで、一つでもミスったら最初からやり直し。料理を出したりするのも、プレッシャーしかなかったです(笑)」

【番組情報】
連続テレビ小説「ばけばけ」
NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15 ※土曜は1週間の振り返り
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
月~金曜 午前7:30~7:45
文/TVガイドWeb編集部
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