塩野瑛久、「終幕のロンド」現場での癒やしは謎のダンス!?「草彅さんも参戦して…」2025/12/06

草彅剛が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」(月曜午後10:00=カンテレ制作)で、恋人同士となった久米ゆずは(八木莉可子)とほっこりとしたやりとりを繰り広げ、物語に癒やしをもたらしている矢作海斗役の塩野瑛久からコメントが到着した。
「終幕のロンド」は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーの遺品整理人・鳥飼樹(草彅)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。遺品に隠された真実を知って、思わず心揺さぶられる登場人物たちの様子は必見だ。そんな感動的な人間ドラマの裏では、切ない大人の恋も描かれ、先の展開が気になるオリジナルストーリーとなっている。

12月8日放送・第9話では、ヘッドハンティングされた海斗の門出を祝って「Heaven’s messenger」で送別会が開かれる。プライベートに続き、仕事でも大きな飛躍を予感させる海斗だが、なぜか御厨剛太郎(村上弘明)と食事をするなど不穏な雰囲気が漂い、視聴者から行く末を案じる声があがっている。そんな海斗のこの先の展開も含め、塩野がドラマの魅力、現場でのエピソードを語った。


――塩野さんが思う「終幕のロンド」の魅力は?
「遺品整理を通して、実はそばにあった小さな心遣いに気付きを与えてくれるような気がしています。そして脚本の高橋(美幸)さんの綿密な取材によって描かれる業界のリアルと、決してきれい事では収められない人の心が交差していくさまにハラハラドキドキさせられる要素もあります。特にこれから後半の物語は必見です」

――海斗は塩野さんのクールなイメージとは違い新鮮という声がありますが、演じていて楽しかった部分、難しかった部分はどういったところでしょうか。
「海斗のひたむきな真っすぐさを引き出すことが楽しくもあり難しい部分でした。多く言葉を紡ぐタイプの人間性ではなく、感情優先の言い回しが多いイメージだったので、ところどころ飛躍した海斗の行動をどう芝居でつなげるか悩みました。結果、あまり考えないことにしました(笑)」
――これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか? 海斗とゆずはのほほ笑ましいやりとりがありましたが、ゆずはとのシーンで印象的だったこと、八木さんとお話しされたことなどあれば教えてください。
「八木さんとのシーンはどれも楽しかった思い出です。実際の八木さんは穏和で謙虚、いつも誰かとコミュニケーションを取る時は『休みの日は何しているんですか?』と聞いているみたいで、僕も2、3度同じ質問をされました(笑)。ゆずはの嗅覚障害の深掘りをしたり、後半の急展開の考察をしたりという話もしました」

――撮影現場でのエピソードを教えてください。
「高橋碧役の小澤竜心くんと八木さんがよく謎のダンスをしていました。僕は何をやっているのかあんまり分かっていないんですが、とにかく2人のやりとりがかわいくて癒やされていました。待ち時間にも2人と一緒にいることが多かったんですが、柔らかい空気が居心地良くて好きでした。謎のダンスを踊っているところに草彅さんが参戦して、竜心くんとダンスバトルを繰り広げていました」
――撮影を乗り切る塩野さん自身のリラックス方法を教えてください。
「リラックスかどうか分からないんですが、ネットショッピングで少しお得に買える時に日用品含め、気になっていたモノなんかをリサーチしてポチポチ買うのが発散になって楽しいです」

――第9話の見どころ・視聴者へのメッセージをお願いします!
「今までは物語の主軸の部分とは別で“頑張れ海斗”なストーリーが展開されていきましたが、ここからはまた違った感情で“頑張れ海斗”と見届けていただけたらうれしいです」
【番組情報】
「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」
カンテレ・フジテレビ系
月曜 午後10:00~10:54
文/TVガイドWeb編集部
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