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井上芳雄が「べらぼう」で十返舎一九役に!「実年齢を隠して頑張りたい」若きエネルギーに挑戦2025/11/16 10:00

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井上芳雄が「べらぼう」で十返舎一九役に!「実年齢を隠して頑張りたい」若きエネルギーに挑戦

 NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8:00ほか)で、11月16日放送の第44回から、重田貞一(のちの十返舎一九)を演じる井上芳雄が本格的に登場する。前週の第43回の最後に少し出演したのが初登場だった。

 横浜流星が主演を務める「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから、喜多川歌麿や葛飾北斎などを見いだし、”江戸の出版王”として、時代の寵児(ちょうじ)になった”蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜)の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語。脚本は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17年)、ドラマ10「大奥」(23年)など数多くのヒット作を手がけてきた森下佳子さんが担当している。

井上芳雄が「べらぼう」で十返舎一九役に!「実年齢を隠して頑張りたい」若きエネルギーに挑戦

 井上が演じる重田貞一は、弥次さん喜多さんの珍道中「東海道中膝栗毛」の生みの親。駿河国の生まれで、ある日、日本橋の蔦重(横浜)のもとを訪ねてくる。蔦重が出す黄表紙が好きで、自らも耕書堂で本を書きたいと申し出るが…。史実では、蔦重亡き後に執筆した『東海道中膝栗毛』が全国的に多くの読者を獲得して滑稽本という新たなジャンルを確立した人物だ。

――重田貞一はどんな役柄ですか?

「皆さん十返舎一九という名前は聞いたことがあると思うのですが、どんな人だったのかというと『東海道中膝栗毛』以外の情報はあまりないと思います。『べらぼう』では蔦屋に恋い焦がれて、ここに居させてほしいという、とても軽やかで、世渡り上手というか、明るく楽しく愉快にやっていける前向きなエネルギーのある人だと感じています。思ったより若い役だったんですよね。これから世に出ていこうという若いエネルギーが出ればいいなと、実年齢を隠して頑張りたいと思っております」

井上芳雄が「べらぼう」で十返舎一九役に!「実年齢を隠して頑張りたい」若きエネルギーに挑戦

――初登場シーンはいかがでしたか?

「最初のうちは、凧(たこ)の人というイメージしかないんじゃないかな(笑)。クランクインは、凧の扱いに奔走したという感じでした。向かい風が来たら危ないなというぐらい大きかったです。一九の江戸に懸ける思いが、あの凧の大きさに表れたんじゃないかなと解釈しています」

井上芳雄が「べらぼう」で十返舎一九役に!「実年齢を隠して頑張りたい」若きエネルギーに挑戦

――視聴者へのメッセージをお願いします。

「『べらぼう』も終盤にさしかかっていますが、ここで登場させていただいて、また新たなエネルギーを出せればいいなと思っております」

井上芳雄が「べらぼう」で十返舎一九役に!「実年齢を隠して頑張りたい」若きエネルギーに挑戦

 第44回「空飛ぶ源内」では、蔦重(横浜)の前に、耕書堂で本を書かせて欲しいと、駿府生まれの貞一(井上)と名乗る男が現れる。貞一は源内(安田顕)が作ったという相良凧を持っていて、源内が生きているのではと考え始める。その後、玄白(山中聡)や南畝(桐谷健太)、重政(橋本淳)らと会い、源内の謎を追い続ける…。一方、歌麿(染谷将太)は吉原で、本屋に対して派手に遊んだ順に仕事を受けると豪語し座敷で紙花をばらまいていた…。

井上芳雄が「べらぼう」で十返舎一九役に!「実年齢を隠して頑張りたい」若きエネルギーに挑戦

【番組情報】
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
NHK総合
日曜 午後8:00~8:45ほか
NHK BSプレミアム4K
日曜 午後0:15~1:00ほか
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
日曜 午後6:00~6:45

文/TVガイドWeb編集部

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