「推しが上司になりまして」八木勇征が“フルスロットル”でラブコメに挑戦「ギャップを楽しんで」2025/10/07 18:00

2023年10月に放送され、女性を中心に多くの指示を集めたドラマの第2弾「推しが上司になりまして フルスロットル」(水曜深夜0:30)が、テレ東系で10月8日にスタート。原作の“推しが上司になるラブコメ”“推しとファンの夢の恋”“キラッキララブコメ”はそのままに、設定も役名も職業も年齢も違う、前作とは異なる世界線の胸キュン不可避の“じれキュン”ラブコメをおくる。
そんな本作で、鈴木愛理さん演じる主人公・南愛衣の“推し”俳優であり、上司となる氷室/高代旬を演じるのがFANTASTICSの八木勇征さん。人気俳優から突然社長を務めることになる旬の人物像についてや鈴木さんとの撮影裏話、“共感ポイントがたくさんある”という今の見どころを聞いた。さらに、八木さん自身の“上司”になってほしい人とは?
――今作は人気ドラマの第2弾となります。出演決定時のお気持ちはいかがでしたか?
「僕自身、前作が放送されていた当時作品を見ていたのですが、瞳(鈴木)と斗真(片寄涼太)のコンビネーションの良さが各所にちりばめられていたので、すごく面白くて見ているだけで満足していたのですが、第2弾に自分が携われるというお話を聞いた時は、作品の世界に僕が飛び込んだらどうなるんだろうとワクワクしました。今回は続編という形ではなく、オリジナルキャラクターであり、完全オリジナル作品なので、ご覧いただく方には別軸の新たな“推し上司”として受け取っていただけたらうれしいです。僕自身も、ゲストの方々やスタッフの皆さんもその心持ちで挑んでいて、まだクランクインして間もないですが毎日充実しています。既に放送が待ち遠しいです」
――“フルスロットル”というサブタイトルのごとく全力で臨まれていると。
「そうですね。だいぶ振り切っていると思います(笑)。撮影時、“ここは振り切ってやろう!”みたいなシーンが今の段階でも結構あって、僕から“ここをもう少し振り切ってやりたいです”と監督に相談させていただくこともあります。タイトルに負けないくらい、撮影も“フルスロットル”で臨んでいます」

――今作はラブコメですが、コメディーシーンにおいて意識していることはありますか?
「撮影後、編集の際にSE(効果音)を付けていただくのですが、僕たちの動きや表情によって、どんなSEを使うかが変わってくるんですよね。僕としては、コメディーシーンは多少オーバーにやった方がいろいろな音を付けられますし、完成した映像がより面白い仕上がりになるのではないかなと思っています。なので、細かく繊細にやるというよりも激しくバリエーション豊かに演じるようにしています」
――八木さんから見て、演じる旬はどのようなキャラクターでしょうか。
「旬は2.5次元の世界から羽ばたき、映画やドラマに活躍の幅を広げている俳優で、当初は二枚目なキャラクターなのかなと思っていたんです。でも、それだけではなくて、主人公の愛衣よりも年下の上司という設定もあり、年上の女性から愛されるようなかわいげもあるキャラクター。ひょんなことから、“社長を演じる”ことを決めて社長業に臨むのですが、演じることを職業にしているのもあり、立ち居振る舞いや言動は100%に近いぐらいできるけれど、中身が伴ってないのでちょっとボロが出たりもするんですよね。そういう詰めの甘さ、少し子どもっぽいところもあります。すごく正直でちゃめっ気もあり、プライベートだとよりそういう部分がよく見えるんです。社長も含めて演じている時と、愛衣と2人でいる時、友人や近しい人といる時のギャップを作ろう、というのも監督と話しながら進めています。それが彼の魅力になっていくと思いますし、皆さんにもその変化を楽しんでいただけたらうれしいです」

――クラインクインして間もないということですが、撮影はいかがですか?
「10月クールの作品を夏に撮っているので…暑いです!(笑) そして今回は監督が3名いらっしゃって、話ごとに違う方が担当されているのですが、台本通り順番に撮っていくわけではないので、1日の間に監督方が交代することもあり、 “この監督チームの続きはこれだな”“あのシーンの次だから旬はこのニュアンスかな”と常に考えながら、目まぐるしく撮影しています。そういった大変さはありますが、それ以上に“刺激があっていいね”と鈴木さんとも話しています。毎日楽しみながら、新鮮で精度の高いものが撮れていると思います」
――鈴木さんと共演されて、印象はいかがですか?
「お芝居していてどこか引っかかったり、違和感を覚える瞬間が全くないですし、すごくやりやすいです。そして、まだ決まり切っていない部分など、呼び方一つから“このシーンはもっとこうしたら良くなるんじゃないか”などのお話もしています。時には2人でプロデューサーさんや監督に相談に行くこともあり、この早い段階からそれができていることをうれしく思っています」
――今作ならではの見どころはどのような部分だと捉えていますか?
「まずは旬と愛衣との距離の縮まり方、ラブコメのラブの部分にご注目いただきたいです。そして、コメディーシーンでは愛衣のモノローグ(心の声)が多く登場して、彼女が旬に対して感じたことをぶわーっと早口でしゃべるのですが、台本を読んでいても“推しに対してこう思っている方、きっと多いんだろうな”と感じて。推しがいる方は、ドラマを見ながら、“分かる分かる!”と愛衣に共感できるシーンがきっとたくさんあると思います」

――もし八木さんが会社員だったら、周囲の方で上司になってほしい人は?
「上司だと…同じグループの(佐藤)大樹くんかな。リーダーというのもあり、上司っぽさを感じることがあります(笑)。でも、決して上から視点ではなく、友だちのような感覚もあり、裏方的なことも得意なので、僕の魅力を最大限に引き出してくれるんです。つらいことがあった時も一緒に手を取り合ってくれると思いますし、上司なら大樹くんがいいですね」
――八木さんが最近“推している”ものや存在を教えてください。
「サムライマックです。マクドナルドさんのコンテンツにグループで出演させていただいた時に、それぞれの推しメニューを集めたセットを販売していたのですが、それにももちろん入れていました。いつどんな時に食べても“おいしいな~”と思います」
――愛衣の日々の原動力は“推し”の旬の存在ですが、八木さんの日々の原動力となっているものは?
「メンバーとFANTASTICSというグループの存在です。1人でお仕事をさせていただく時も、何かグループに還元できればという思いでやっています。もちろんファンの方々もそうで、僕たちのエンターテインメントを受け取ってくださる方が1人でもいる限りは届け続けたいと思いますし、それが僕の原動力になっています」

【プロフィール】
八木勇征(やぎ ゆうせい)
1997年5月6日生まれ。東京都出身。FANTASTICSのボーカルとしても活躍。近作はドラマ「南くんが恋人!?」(テレビ朝日系/2024年)、「あやしいパートナー」(TBSほか/25年)、映画「隣のステラ」(25年)など。10月4・5日には、ソニックシティ新作オペラ「平家物語 -平清盛-」に出演。FANTASTICSとしては12月まで単独アリーナツアーを全国8都市にて開催中。
【番組情報】
ドラマNEXT「推しが上司になりまして フルスロットル」
テレ東系
2025年10月8日スタート
水曜 深夜0:30~1:00
【プレゼント】

八木勇征さんのサイン入り生写真を2名にプレゼント!
TVガイドWeb公式X(@TVGweb)をフォローし、下記の投稿をリポスト。
https://x.com/TVGweb/status/1975486978868277658
【締め切り】2025年11月4日(火)正午
【注意事項】
※ご当選者様の住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
※当選で獲得された権利・賞品を第三者へ譲渡、または換金することはできません。
※賞品をオークションに出品する等の転売行為は禁止致します。また転売を目的としたご応募もご遠慮ください。これらの行為(転売を試みる行為を含みます)が発覚した場合、当選を取り消させていただくことがございます。賞品の転売により何らかのトラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いませんので、予めご了承ください。
※抽選、抽選結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので予めご了承ください。
取材・文/TVガイドWeb ヘアメーク/福田翠(Luana) スタイリング/中瀬拓外
関連リンク
この記事をシェアする