スーパー戦隊シリーズの歴史を振り返る「全スーパー戦隊展」の開幕を冬野心央らが宣言！2025/08/09 08:00

　8月8日から8月27日まで東京ドームシティ　プリズムホールで開催されている「全スーパー戦隊展」。1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」からスタートし、2025年の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」で50年目を迎えたスーパー戦隊シリーズ。本展では、歴代スーパー戦隊シリーズの50年にわたる歴史を振り返り、今まで公開されることのなかった小道具や衣装、ロボットやミニチュアなど総展示数約1000点が一挙に公開されています。

　開催に先立って行われた会見に、現在放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」からゴジュウウルフ/遠野吠役の冬野心央さん、ゴジュウレオン/百夜陸王役の鈴木秀脩さん、ゴジュウティラノ/暴神竜儀役の神田聖司さん、ゴジュウイーグル/猛原禽次郎役の松本仁さん、ゴジュウユニコーン/一河角乃役の今森茉耶さん、そして、ゴジュウポーラ/熊手真白役の木村魁希さんを含む6人が登場。さらに、スーパー戦隊展の宣伝隊長を務める関智一さんも加わり、「スーパー戦隊展」の開催を華々しく宣言しました。

　全50戦隊、総数300体の立像が並ぶ中に現れたゴジュウジャーの面々。MCの関さんから、勢ぞろいした戦隊を見た感想を尋ねられた冬野さんは「今まで見た景色の中で“ナンバーワン”な景色なんじゃないかな」と作品のタイトルにかけて絶賛のコメントを寄せました。

　続いて鈴木さんは「先輩ヒーローに見られていてドキドキしています。どこから見ていいのか分からないくらい圧巻で、応援してくれているような感じがします。改めてたくさんの方々が関わってきた作品なんだなって感じました」と振り返りました。さらに関さんから、今後登場する後輩たちに受け継ぎたい“戦隊魂”について問われた神田さんは、「残り半年で戦隊魂をしっかりつかんで受け継いでいけたらいいなと思います」と力強くコメント。

　続けて、展示を実際に見た感想を尋ねられた松本さんは、「今回、小道具なども飾ってあって、そんな細かいところまで展示されていることに驚きました。実際に使われていたものに年季を感じられて、本当に撮影に使っていたんだと実感しました」と回答。同じく感想を聞かれた今森さんは「（入口の広場に）入った瞬間に心臓がバクバクして涙が出そうになりました。50年間愛されてきた作品の迫力が一気に伝わって来て感動しました。また、映像の中の戦いで破損したマスクも格好良くて私もやりたいと思いました」とのコメントに、一同は今後の作品展開への期待で盛り上がりました。

　木村さんは「僕はアバレンジャーであったり、デカレンジャーなどとても長い間、スーパー戦隊というのに接してきたんですが、憧れていたヒーローが実際に撮影で使っていた小道具や僕が遊んでいたおもちゃなど、さまざまなものが置いてあって、スーパー戦隊としての歴史を感じる展示でした」と感慨深げ。

　ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーの放送開始から半年がたち、改めて「好きな戦隊」について聞かれたメンバー。

　木村さんは「僕は爆竜戦隊アバレンジャーのアバレキラー。あのとげとげしさ。男心くすぐられるというか、かっこいいなって思う」と語り、ゴジュウポーラーと同じくアバレンジャーの追加戦士を挙げました。今森さんは「私は快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーのルパンレッド。ユニバース戦士が来るたびに、作品を見たりするんですけど。ルパンレンジャーの変身や攻撃の仕方とかがめっちゃかっこよくて大好きです」と現在放送中のエピソードにも登場している戦士への思いを語りました。松本さんは「海賊戦隊ゴーカイジャーのゴーカイレッドです。キャプテン・マーベラス（小澤亮太）にお前ちゃんとやれよと言われているような気がして引き締まります」と先輩ヒーローからの“喝”を感じている様子でした。

　忍者戦隊カクレンジャーを“箱推し”しているという神田さん。「兄と母親がすごくはまっていてその影響で見始めましたね。普通の変身もかっこいいんですけど、パッと服を脱いだらすでに変身しているのが好きで、昔はパーカーとか投げてました」と懐かしそうに振り返りました。

　関さんとともに「ボウケンジャー」推しで盛り上がった鈴木さんは、「最初に見たスーパー戦隊が『轟轟戦隊ボウケンジャー』で、小さい頃、指人形で遊んでいた写真が残っていたりして、僕の出演が決まった時にお母さんが送ってくれて懐かしんでいました」と、出演決定時のエピソードを交えて語ります。

　最後に冬野さんは第1話にもユニバース戦士として登場した「王様戦隊キングオージャー」のクワガタオージャーを見て、「メタリックなスーツと赤に対して黒のクワガタの形がめちゃかっこいいと思って、一目ぼれしました」と、今回の出演を通して新たな魅力を感じた様子でした。

　最後に全スーパー戦隊展の開幕を心待ちにしているファンに向けて冬野さんの「いろんな展示物に圧倒され、感動し、そして50周年の歴史というものを強く感じました。ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーも50周年の歴史に恥じぬよう、ナンバーワンを目指していきたいので、よろしくお願いします」と熱いメッセージで締めくくりました。