W杯に向けてポジションを争うラグビー日本代表、江良颯&佐藤健次2025/07/31

2027年のラグビーワールドカップ(W杯)に向けて、日本代表では各ポジションでし烈な競争が繰り広げられている。23歳の江良颯と22歳の佐藤健次は、フロントローの要であるフッカーのポジションを競い合う。
江良 「やるからには自分が背番号2番(スタメン)で」
佐藤 「僕は大学でずっとスタメンだったので、まだリザーブ慣れしていません。だから、スタメンの方がやりやすいです」
江良 「バチバチですね(笑)」
お互いの強みを聞くと…?
佐藤 「颯くんはセットプレーが安定していて、走れて、タックルも低い。プレー全部のスタンダードが高いです」
江良 「めっちゃ褒めるね(笑)」
佐藤 「褒め上手なんです(笑)」
江良 「褒め返ししていいですか? 健次はアタックセンスが抜群。相手にすると本当に嫌な選手です。健次がいることで、僕は常に危機感があります」
8月のパシフィックネーションズカップではカナダと戦う。あと2年に迫ったW杯に向けて、貴重なテストマッチとなる。
佐藤 「結果を求めて強い日本代表を見せたいです。世界を相手に持ち味のアタックがどこまで通用するか試したい」
江良 「勝ちに徹して、ハードな練習の成果を出したいですね。勝利という結果でみんなに恩返しをしたいです」
※スカパー!TVガイドBS+CS8月号より掲載
取材/J SPORTS
【プロフィール】
江良颯(写真左)2001年9月生まれ。帝京大を経てクボタスピアーズ船橋・東京ベイに加入。
佐藤健次(同右)2003年1月生まれ。早稲田大を経て埼玉ワイルドナイツへ。
【番組情報】
「ラグビー パシフィックネーションズカップ2025」
J SPORTS 1
8月30日 午後4:30~7:30(生中継)
環太平洋の日本、カナダ、フィジー、サモア、トンガ、アメリカの6か国が参加するラグビーの国際大会。8月30日はプールBの「日本×カナダ」を生中継。日本は準優勝に終わった昨年の悔しさをバネに優勝を狙う。

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