千葉ロッテマリーンズ・鈴木昭汰/覚醒!? 鈴木昭汰のサウナ日記2025/07/05 09:00

サウナを愛するアスリートはたくさんいらっしゃいますが、プロ野球・千葉ロッテマリーンズもガチなサウナ好きが数多く所属するチーム。そんな同球団の“サウナ愛好家”選手たちにさまざまなお話をうかがっている本連載。
今回は、51試合に登板した昨季に続き、2025年シーズンも大車輪の活躍を見せている鈴木昭汰投手を直撃。交流戦終了(6/24)時点での登板試合数はチーム一の24試合。今季も競り合ったゲームの終盤での緊迫したシチュエーションで左腕を振り続けています。
実は、鈴木投手には昨年も3回ほど本連載にご登場いただいています。マリーンズの選手(に限らず現役のアスリートの多くがそうですが)にはド直球にアツいサウナ室が好きな方が多く、鈴木投手もご多分にもれずアツめ好き。ただし鈴木投手の場合、シンプルにアツいのが好きというのではなく、そこに「より気持ちよく水風呂を味わうため」という、ほかの選手とは一味違う“大の水風呂好き”という嗜好(しこう)も見え隠れしているんですね。どの取材の際も「なるほど!」と思わされる、水風呂が人気の施設の名を挙げてもらえるのです。
果たして今回は、どんな施設での、どんな水風呂エピソードが!?
豪腕サウスポーの何かが目覚めた!? 新規開拓で向かった東京・赤坂の施設とは

――毎回、練習後のお疲れのところ、すみません。ありがとうございます! 最後にお話をうかがったのは昨年の秋のことでした。ということで、最近のサウナ生活を含め、いろいろお聞きしたいと思います。
「そうでしたっけ? なんだかご無沙汰してしまいましたね。でもその間に……結構、僕のサウナとの関わり方も変わったかもしれないですよ」
――え、そうなんですか。ぜひ教えてください。まさか、あまり行かなくなったとか?
「いえ、そうじゃないです。サウナに入るのは気持ちいいからというのと、心身のコンディショニングのためというのは一緒なので、行く頻度とかはほとんど変わらないんですが、ちょっとアクティブになったかもしれないです」
――と、言いますと?
「以前は、わりと決まったところ、慣れたところにばかり行っていたんですが、そのへんがちょっと変わったというか。最近は違うところにも行ってみようかな、と思うようになったんです。って言うより、行くようになったんですよね。種(種市篤暉投手)とかみたいな、“新規開拓”です(笑)」
――いやぁ、なんかうれしいです(笑)。素晴らしい! 貪欲になられたんでしょうか?
「まぁ、以前も『気になるなぁ、行ってみようかな』って思うことはあって。ただ実際には行っていなかったのが、最近『あ、ちょっと今日はあそこに行ってみようかな』って、足が向くようになったんですよね」
――鈴木さんの中の何かが目覚めたんでしょうか? 差し支えなければ、たとえばどちらの施設に行かれたりしているんですか?
「この間は、キンカメ……『金の亀』(※「生姜サウナ 金の亀」/東京・赤坂)に行きましたね。サウナに入ったついでに生姜焼きが食べられるって、やっぱりいいなぁって思って」
実は「金の亀」にはサウナよりも生姜焼きにひかれたのかもしれない(笑)

――いいですよねぇ。たしかに「金の亀」はサウナが楽しみで行ってるのか、生姜焼きが楽しみで行っちゃうのか。ちょっと分からなくなっちゃう施設です。
「もちろんサウナにもすごく入りたいし、気持ちもいいんですけど、あそこで、ととのったあとに食べる生姜焼きはマジで最高なんで。
実際、最初に行ったのは今季のシーズンイン直前だったんですけど、その日は『あ〜なんか生姜焼きがめちゃめちゃ食べたい』という気分になっていて。ちょうどサウナにも行きたかったんで、それで『あ、キンカメがあるじゃん』って」
――なるほど(笑)。もともと「金の亀」では生姜焼きが食べられる、というのはご存知だったんですね。
「はい。結構前からサウナが好きなチームメイトの間でも話題になってましたし、僕も行ってみようかなって。たしかに、どちらかというと生姜焼きのほうが、最初の動機だったかもしれないです(笑)。それでも、サウナに入ってみたら、思っていたより温度も高くて気持ち良くて。『キンカメ、あっつ。いいじゃん!』って思って。そこからハマった感じです」
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