宮城から世界へ!?「かのおが便利軒」狩野英孝と尾形貴弘が離島と秘湯で大捜索!2025/05/26

宮城県出身の狩野英孝とパンサー・尾形貴弘が、NGなしでお悩みを解決する「全力おたすけバラエティ かのおが便利軒」の全国特番第2弾が、6月1日に放送。
今回は島と山奥を舞台に、離島と秘湯を大捜索するほか、米村でんじろう先生と子どもたちのギモンに解決するサイエンスショーにも挑戦。2018年に宮城ローカルでの放送開始から7年、「全国放送でめちゃくちゃ期待されている」(狩野)、「この2人は汗かいてなんぼですから!」(尾形)と、“かのおが”が気合の入ったロケを繰り広げる。

八丈島では、「八丈島ふるさと観光大使」の勝俣州和と一緒に、島のらずもねぇ(宮城弁でトンデモナイ)ものを探しに行くことに。勝俣が「日本一おいしい」と豪語する絶品グルメの数々や、ウミガメが見られるシュノーケリングなど、数々のトンデモナイものに遭遇しながら、八丈島の魅力に迫っていく。
また、「宮城の鳴子地区で一人でゆっくり浸かれる温泉が知りたい」という依頼内容を受けて、宮城県大崎市・鬼首へ秘湯探しに出発。案内人とともに、険しい道なき道を歩きながら、自然が生んだ野湯とテレビ初公開となる秘湯「黄金の湯」を目指す。果たして2人が発見した秘湯とは?

放送を前に、「かのおが便利軒」“社長”の尾形と“副社長”狩野に、ロケの感想とお互いの関係性について話を聞いた。
──宮城では7年続いている番組で、昨年に続き2回目の全国放送と聞いた時は?
尾形 「めちゃくちゃうれしいですよ! かのおが、すごくいい番組なので! 宮城から日本、全国、世界……この番組は世界を見ていますから! よろしくお願いします!」
狩野 「仙台放送さんから期待していただいているんだなと。2年連続で全国放送でやらせてもらえるのはありがたいですね。気合を入れてやらせていただきます!」
尾形 「そうだよ、かなり期待されているよ。ちゃんと7年続いているんだから! めちゃくちゃ推されてる感じがね! だから今日も……(衣装を指しながら)ここ穴があいてるTシャツなんですけど、仙台放送、本当に気合が入ってるんだよね!?(笑)汗臭いんだよー! 頑張ります!」
狩野 「会見なのに穴があいてるTシャツでしょ、俺は(スタッフが)発注間違えて、パンツ短いからね(笑)」

──島や山を大捜索するロケで、今回もかなり体を張ったのでは?
尾形 「正直かなり今回も汗をかいて。汗かくのが『かのおが便利軒』ですから! 相当険しい道も行ってギリギリのことをやっていますけど、この2人は体を張ってなんぼですから、そこはぜひチェックしてほしいです」
狩野 「今回も大冒険でしたね、すごかった!」
──八丈島のロケで2人がとんでもないと驚いたことは?
尾形 「やっぱりカメ! ウミガメがそのへんにいるんですよ! 一緒に優雅に泳いですごく楽しかったです。驚きましたね、日本じゃないみたいな。あれは世界でも使える映像だと思いますよ! あとはウミガメがたぶん視聴率持っているから! 僕らより多めに映していただいて」
狩野 「(笑)。たしかにかわいかったですね。シュノーケリングで行けるんですけど、そういうツアーがあって、僕らは浮き輪を持って浮いてるだけで、向こうから間近まで寄って来てくれたのが感動しましたね」
尾形 「あと、下からカメラマンさんがさ」
狩野 「水中カメラマンさんね」
尾形 「“かのおが”で水中カメラマンなんて発注できないんだから(笑)!すごく気合が入っているから! 下から撮ると太陽の光がキラキラして、あれも世界で使える映像なんでね」
狩野 「そういう動画、もっといっぱいありそうだけど(笑)」

──「八丈島ふるさと観光大使」の勝俣州和さんと一緒にロケした感想は?
狩野 「ロケ力といういか、ロケって、グルメって、こういうふうにやるんだと学ばせていただいた! 島の人とフレンドリーな感じが、さすが観光大使ですよ!!」
尾形 「すごいね! そんで声がデカイし! 俺も声がでけぇ、うるせぇって言われるけど、勝俣さんを見てたら安心したもん。めちゃくちゃ勉強になったね。人を喜ばせるということに特化していて」
狩野 「言うなら、地元宮城にいたころから勝俣さんを見て育っていますから。とんねるずさん、ウッチャンナンチャンさんとか、僕らの憧れのいろんな方々にはまっている唯一無二のタレントさんじゃないですか!“八丈島×勝俣州和”が最高でしたね!」
尾形 「ただ、勝俣さんのパワーがすごくて! この番組を奪おうとしているんじゃないかってくらい(笑)、すごく気合が入っていて」
狩野 「初めてこの番組を見た方は、勝俣さんの番組だと思われるんじゃないかな(笑)。僕らがゲストみたいな(笑)」
──宮城の山奥での秘湯探しロケを振り返って感想は?

狩野 「野湯は宮城の人たちも知らないと思う。テレビ初公開のお風呂なので相当貴重映像だと思う」
尾形 「なかなか見つけるの大変だよな、なんの道もないから」
狩野 「ロケが始まる前に車で山道を移動中、まずクマに遭遇したんですね。もうそれにびびっちゃって。でも温泉を見つけた時は、本当に宝を見つけたような、みんなで喜びましたよね」
尾形 「入ってみたらすごく気持ちよかった! 効能は分かんないけど(笑)。多分いいっすよ! 肌がツルツルになりましたし」
狩野 「ロケだから、入って気持ちいいな~とかテンション上がって騒ぐじゃないですか。でもそこをあえて黙ってみようっていう時間があって。お互い、スタッフさんもあえてしゃべらずに。そしたら、あったかいお湯と、鳥の声、風で揺れる木々……あのBGMでロケーションはすごかったですね」
尾形 「ホント俺らはしゃべらなくていいね(笑)」
狩野 「俺らじゃないと思う。野湯はベテランの方が一人でゆっくり入るもんだよ」
尾形 「俺らが探してその人が入ればいいんだよ」
狩野 「俺たちはロケハンで行ってね(笑)」
──7年間さまざまなロケを通して気付いたお互いのコンビネーション、魅力は?

狩野 「7年前、この番組が始まるとなって、2人でやるということで、テレビ局の方たちが誰かアナウンサーをつけようと話していて、でも俺は『ここは2人でやらしてくれ』と」
尾形 「狩野くん、それ言ったの? 俺は『入れてくれ』って言ったのよ(笑)。無理だろうと。狩野くん、熱いねー!」
狩野 「言うなれば事務所も違うし、どっちかがまとめるほうでもないし、仕切るほうでもないし。ここから2人でザラザラ感でやって、地元の方に受け入れられようという気持ちがありましたよ。見ている方にドキドキハラハラしてもらう、みたいな」
尾形 「ずっとザラザラしてつるっとしてないよ(笑)。でもたしかに2人のコンビネーションというか、役割は自然とできるようになってきていますね」
──尾形さんから見た、狩野さんの魅力は?
尾形 「狩野くんは潔癖だからね(笑)。ロケをやっていても、お刺身とかワサビの取り方とか……面倒くさいですね、むかつきます(笑)」
狩野 「尾形さんの魅力の1個だと思うんですけど、『面白過ぎない』という、これはすごいことで……」
尾形 「やばいって! 面白いでいいだろ!」
狩野 「面白くないとは言ってない! 仙台放送の30分番組で見るのに、面白過ぎない丁度いいところ、これが“ながら見”できる一番の魅力だと」
尾形 「俺はインパクトで面白いって言われたいんだよ! それなら『面白くない』のほうがいいわ! なんだよ、面白過ぎないって! 関係性変わってくるかもしれない(笑)」
【番組情報】
「全力おたすけバラエティ かのおが便利軒」
フジテレビ系
(フジテレビ系列26局ネット、制作:仙台放送)
6月1日
日曜 午後4:05~5:20
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