6月13日の金曜日に公開! 映画「鬼ベラシ」真鍋咲鬼役・中村舞インタビュー2025/05/27

鬼と人間が共存する近未来。だが次第に鬼による被害が拡大する中、政府は鬼削減法案を打ち出した。鬼の一族として生まれた娘たちの存亡を賭けた戦いが始まる――。中村舞(STU48)が初主演を務めた映画「鬼ベラシ」。この映画の公式フォトブック発売を記念して、出演者インタビューを1週間にわたり連日公開! 2日目は鬼ムスメたちのリーダー格・真鍋咲鬼役を演じた中村のインタビューをお届けします。
(本稿は発売中の「鬼のムスメたち~映画『鬼ベラシ』公式フォトブック~」内の一部記事を抜粋、再構成したものです)
鬼族と人間との共存が難しくなった世界。一番苦労したのは、咲鬼の複雑な心情表現でした
――『鬼ベラシ』の主演・咲鬼役と聞いて、どんな気持ちでしたか?
「最初に聞いた時は、“えー!”と、ビックリし過ぎて何も考えられませんでした。映画に出演させていただくことが第一の驚きで、第二がその主演をやらせていただくことの驚き。そして第三が“鬼?”という驚きと疑問でした(笑)。映画の初出演が鬼役って、なかなかないですよね。しかも私の役は、鬼仲間の中で一番強い鬼。映画に出演できるワクワク感よりも、果たして自分が強い鬼役をきちんとできるのかどうか、不安の方が大きかったかもしれません。でも、よく考えたら本当にビックリしたのは、鬼になった自分の姿を見た時かも(笑)。私、実はゾンビ映画が大好きなんですけど、クオリティーの高いゾンビは強そうでいいなと思っていたんです。そして今回私は鬼役でしたが、自分が最高に強そうな、クオリティーの高い鬼の姿にしていただき、光栄でした!」
――自分で見てみたいシーンは?
「咲鬼が仲間に襲われて反撃した時に鬼化するシーンです。人間の姿の咲鬼に牙が生え、顔の色が変わり、一瞬にして長いツノが生えるんですけど、ここはどういう映像になっているんだろうと、撮影のときからずっと気になっていたんです。鬼化したあと、落ちていた丸太で応戦するんですけど、この丸太がまた重くて(笑)。それを振り回しながら“戦いたくないのに、身を護るために戦う”という気持ちを表すところは、自分的にもかなり頑張ったシーンなので、注目してほしいです」
後半のアクションシーンはものすごくハードで、その撮影だけで1年分走った感じ(笑)
――撮影で苦労したところは?
「アクションです。物語の最後のほうのシーンは、鬼を討伐する使命を持った桃乃助という人物と戦うのですが、ここがものすごくハードなアクションシーンなんです。今までのアイドル人生では考えられないくらいの激しい動きで、1年分走った感じでした(笑)」
――鬼の力があるために悩み、そして鬼族のために戦う咲鬼について、どんな感想を持たれましたか?
「咲鬼は両親を殺害された悲しい過去があります。その犯人がまだ捕まっていないのですが、逃げていく犯人の後ろ姿にツノが生えていたことを目撃しています。同じ鬼族が犯人だと思ったら、複雑な感情で押し潰されてしまいそうですよね。でも咲鬼は自分を失わないように冷静に生きて、同じ鬼族の仲間を大切にしています。私は同じ年齢くらいですけど、咲鬼ほど大人になれない。咲鬼は鬼の血を受け継ぐ者としての誇りももっているけど、私は鬼族であるということを重荷に思ってしまうだけかも。咲鬼、力も心も強いですよね。涙も悲しみものみ込んで戦う咲鬼の姿にほれました!」
――この映画を見てくださる方へメッセージを。
「『鬼ベラシ』は、鬼の血を受け継いだ少女・咲鬼を中心に、鬼族と人間との終わりのない戦い、交わらない気持ちを描いた切ない物語です。アクションシーンも多く、息もつかせぬ展開になっていますが、各キャラクターの心情を考えながら見ていただくと、より深く楽しめる作品だと思います。また、背景の鬼北町の美しい自然と、おいしそうな鬼北町グルメも一緒に目で堪能していただけると思いますし、郷土料理のキジ鍋は本当に美味しいので、ぜひ鬼北町に来て楽しんでほしいと思います」
【プロフィール】
中村舞(なかむら まい)
1999年4月4日生まれ。愛媛県出身。STU48・ドラフト3期生。2019年より正規メンバーとして活躍。2022年シングル「花は誰のもの?」でトライアングルセンターを務める。2024年1stアルバムリード曲「愛の重さ」で単独センターを務める。

【作品情報】
映画「鬼ベラシ」
6月13日 全国ロードショー公開
出演:中村舞、信濃宙花、YUNA、HINATA、杏花/土屋神葉
久留島優果、新井梨杏、川又あん奈、黒瀬梨花、園田一花、田中美帆、西村瑠香、古松華、松里音杏
近藤雄介、加賀成一、齋藤定彦、尾崎明日香、今野ほたる
大西桃香(特別出演)、市野瀬瞳(特別出演)/久保田悠来、波岡一喜
監督・脚本:大森研一
主題歌:「雨のノック」STU48(KING RECORDS)
©2025『鬼ベラシ』製作委員会
【好評発売中!】

鬼のムスメたち~映画「鬼ベラシ」公式フォトブック~
定価:2,200円(本体2,000円)
発売日:2025年5月26日
発行:東京ニュース通信社
詳細はTOKYO NEWS magazine&mook<https://zasshi.tv/>をご確認ください。
【主な内容】
●グラビア&インタビュー
中村舞(STU48)、信濃宙花(STU48)、YUNA(iScream)、HINATA(iScream)、 杏花、⼤⻄桃⾹
●映画の名シーンをプレーバック!
●映画「鬼ベラシ」の舞台を“聖地巡礼”~鬼の棲むまち・鬼北町をめぐる
●特別公開!鬼ムスメたちのオフショット
●STU48 Special talk:久留島優果×新井梨杏
●中村舞:一日警察署長リポート
●サイン入りチェキプレゼント企画
【生写真特典付き、販売中!】
「セブンネットショッピング」にて【鬼のムスメたち~映画「鬼ベラシ」公式フォトブック~】をご購入のお客さまに生写真を1枚プレゼント。
さらに、【2025年6月25日 午後11:59まで】にご購入のお客さまの中から抽選で特典1種につき10名様に、直筆サイン入り生写真を追加で1枚プレゼントいたします。
※6名グループショット絵柄には、追加の直筆サイン入り生写真プレゼントはございません。
※直筆サイン入り生写真とサインなし生写真の絵柄は同じです。
■セブンネットショッピング
【特典内容】
以下7種類より選んで、ご購入いただけます
①中村舞 生写真1枚

https://7net.omni7.jp/detail/1107604950
②信濃宙花 生写真1枚

https://7net.omni7.jp/detail/1107604951
③YUNA 生写真1枚

https://7net.omni7.jp/detail/1107604952
④HINATA 生写真1枚

https://7net.omni7.jp/detail/1107604953
⑤杏花 生写真1枚

https://7net.omni7.jp/detail/1107604954
⑥大西桃香 生写真1枚

https://7net.omni7.jp/detail/1107604955
⑦上記6名グループショット 生写真1枚 ※追加の直筆サイン入り生写真プレゼントはございません。

https://7net.omni7.jp/detail/1107604956
<注意事項>
※5月23日現在
※特典付き販売は、在庫がなくなり次第終了いたします。
撮影/島田香 取材・文/高橋ダイスケ 構成/袴塚信彦
スタイリング/上杉麻美(株式会社dexi) ヘアメーク/HAIR SALON 1214
衣装協力/ROYAL PARTY、SPIRALGIRL、GYDA、Narcissus
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