高杉真宙と葉山奨之が緊張の約8分間ワンカット撮影に挑戦！「セトウツミ」最後までドキドキ＆笑顔のクランクアップリポ♪2017/12/16

　そしてついに、杉田監督から「OKでーす！」と大きい声が!!　その瞬間、葉山さんと高杉さんは互いにかけより、2人でがっしりと抱き合いました!!　これで「セトウツミ」全編撮影終了ということで、2人の心からうれしそうな表情が本当にすてきでした。

　葉山さんはガッツポーズ姿を見せつつ、「やったー!!」と喜びの気持ちを精いっぱい表現してくれました。

　そして、「葉山さん、高杉さん、クランクアップですー!!」の掛け声に合わせて、スタッフから花束が。2人とも、それぞれ杉田監督とがっちり握手＆ハグを交わします。

　葉山さんは「全体を通して、本当に難しかったです。この作品は映画も公開されているので、見ている人からするとそのイメージが強かったと思うんですよね。その中で連ドラとして勝負しないといけなかったので、僕と真宙はマイナスからのスタートだったように感じます。でも、そういうプレッシャーが途中からどうでもよくなって、僕と真宙しかできない『セトウツミ』をやれたらなって思えるようになりました。今、言いたいことをまとめて話すのは無理なので、打ち上げで、ちゃんと話します！　お疲れさまでしたー!!!!!」と元気よくコメント。

　高杉さんは「まずは皆さん、お疲れさまでした！　僕も正直なところ、最初は不安なことしかない現場でした。せりふだけでどんどん展開していくというのが、今まで出演させていただいた作品にはあまりなかったので、台本をもらった時に『ト書きが一つもない！』と思いながら読ませていただいて。でも、その分すごく新鮮な気持ちでやらせていただきました。さっき奨之くんが言った通り、映画版や原作も素晴らしい作品だったので、そういった不安も大きかったんですけど、奨之くんの引っ張っていってくれる感じや、現場の雰囲気の明るさのおかげで、自分の中で一つずつ、演技として内海が『ここにいたい』という気持ちとリンクして楽しくやらせていただきました。今日の長回しは本当にドキドキしつつ、（方言指導の）野田弘喜さんに付きっきりでマンツーマンでご指導いただいてしまって大変だったなあと（笑）。でも、こうやってやり切ることができて良かったです！　僕も今はせりふばっかり出てきて、なかなかうまく話すことができないんですけど、本当に楽しかったです！　ありがとうございました。お疲れさまでした！」と笑顔で率直な気持ちを明かしてくれました。

　今回撮影した杉田監督も、「撮影3日目ぐらいで『もうここに来たくないなあ』って思っていました（笑）。でも、今やもうホームグラウンドみたいな場所で、ここに来ない日があると少し寂しかったり…。とりあえず、皆さんありがとうございました！　最後にワンカットでやらせてもらって。『やれるかなあ～？』と思ってたんですけど、高杉くんと葉山くんの2人が『やりましょうよ！』って言ってくれて。それがなかったら、俺そもそもやってないからね（笑）。スタッフに（ワンカットをやるか）聞いたら、みんな目を輝かせて乗り気だったので、『この人たちマゾなんじゃないかな？』って思いましたけど（笑）。葉山くんも言ってくれたけど、最後に本当に『セトウツミ』らしい映像が撮れて、大満足です。どうもありがとうございました！」とワンカット撮影をするまでの秘話を披露。

「ということで、ドラマ『セトウツミ』全編クランクアップです！　お疲れ様でしたー!!」とのスタッフの掛け声で、大きな拍手が鳴り響きます。2人も、満面の笑みと精いっぱいのガッツポーズを見せてくれました。

　ドキドキなワンカット撮影でしたが、最後にはとても温かい雰囲気で締めくくられた「セトウツミ」の現場でした。

　今回撮影されたエピソードは、DVDの特典映像として収録されています。今までのエピソードにはあまりないような、激しくて勢いのあるやりとりは必見です。最後には意外な結末が待ち受けているので、ぜひDVDでチェックしてみてくださいね！

　そして、ドラマもいよいよ最終回を迎えます。両親を殺害するべく、自宅が燃えるように綿密な計画を企てた内海。いつもの河川敷でその時を迎えていると、なぜか父親（松角洋平）が現れ…!?　果たして、瀬戸と内海はどうなってしまうのか…。永遠に続くと思われた河川敷の時間も、これで最後です。皆さま、必ずお見逃しなく!!