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三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー2023/06/29

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

 朝賀庵原作の「犬と屑」がMBSのドラマ特区枠で絶賛放送中。本作は2021年6月に「ヤングマガジン」で連載をスタートし、「読む手が止まらない!」「面白くて展開がゾクゾクする」とSNSで大きな反響を呼び、“一番続きが気になる漫画”と称された、謎が謎を呼ぶ大ヒット凄絶(せいぜつ)ラブサスペンスです。

 20代半ばにして「成功体験」がなく、自分に自信がない“真面目だけが取りえ”の主人公・桜庭陽真(倉悠貴)には、スポーツ万能で成績もよく容姿端麗の幼なじみ・犬飼秀司(中村嶺亜)がいました。秀司の隣の家に住み、小学校から高校まで同じ学校に通っていたということもあり、あらゆる場面で比べられ“劣等感”を植え付けられてきた陽真。卒業後にしばらく会わなくなってからも、その感情は陽真の心に暗い影を落としていました。ある日、陽真は高校時代に憧れていた美女・犬飼麗香(三原羽衣)と再会します。秀司と結婚し、東京に住んでいるはずの彼女がなぜ自分の元に現れたのか。そこには、ある秘密があったのです。

 ここでは、陽真の前にある日突然現れた犬飼麗香を演じる三原羽衣さんに、ご自身が演じる役柄や本作の見どころついて伺いました。

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

――本作へ出演が決まった時の心境をお聞かせください。

「今までに演じてきた役は自分に近しいキャラクターが多かったので、全く別の役を演じてみたいと思っていました。そんな時、偶然にもこのお話があり、出演が決定した時はうれしくて叫んでしまいました」

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

――演じている麗香の役柄について教えてください。

「陽真と秀司の高校の同級生で、後に秀司の妻となる麗香ですが、数年ぶりに陽真の前に急に現れるという、いろいろなものを抱えている感じで謎の多き人物です」

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー
三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

――三原さんにとって麗香とはどんな人であって、どんな存在でしょうか。

「タイトルが『犬と屑』ですが、麗香はくずの方だと思っています。悪く言うと自分勝手ですが、自分が幸せになるにはどう行動すればいいかをすべて考えている女性です。くずに見える部分もあるけれど、自分の幸せのために生きているのですてきだなと思っています」

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

――今後の展開を考えると麗香は難しい役柄だと感じましたが、演じる上で気を付けていることや大切にしていることはございますか。

「すぐに感情移入ができるよう私生活で麗香に入り込めるような行動を心掛け、彼女の気持ちが理解できる部分を少しでも多く探しながら演技をしました。例えば、秀司にすごく依存してしまうところは分かりやすいので、麗香に近づくための入り口になりました。ある出来事が起こったらこういう考えになるだろうという、麗香の性質をしっかりと理解するところを大事に役作りに取り組んでいます。あとは地声が低いので、演じる時は声のトーンを少し上げることを意識しました」

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー
三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

――漫画原作のドラマ化ということで、役作りにおいて原作はどれくらい意識されましたか。

「自分と麗香は逆の性格ということもあり、麗香がなぜその行動を取るのかよく分からなくなった時は、原作に描かれた表情を読み解きながらお芝居をしました」

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

――原作の麗香のビジュアルが三原さんに似ていますよね。麗香とご自身が似ているなと思うところはどこでしょうか。

「自分では似ている部分がないと思っていて、似ている部分を探したいなと監督とも話をしました。それこそ先ほどの誰かに依存してしまうなど、人間味のある部分は自分と麗香の共通点ですので、そこを生かしながら麗香を作り上げました」

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー
三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

――陽真や秀司について、どのような印象を持たれましたか。

「麗香から見た陽真はいい人で自分に好意があり、都合よく動いてくれるイメージがありますよね。でも人間は誰しも闇の部分があり、陽真の秀司に対しての思いを考えると、闇の部分もしっかり持っているなと思いました。 秀司は見るからにくずですが、ストーリーが進むにつれて犬の部分が見えてくるところが面白いです」

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

――倉さん、中村さんと一緒にお芝居をしてみて魅力を感じたところを教えてください。

「中村さんは本当に明るい方です。フレンドリーでコミュニケーション能力が高く、人見知りの私にも最初から話しかけてくださったので、現場での緊張が解けました。倉さんは役に入ると陽真そのものです。そして周りが演じやすいように雰囲気を作ってくれたり、引っ張ってくれたり、リーダー的な存在です」

三原羽衣にとって演じた麗香とはどんな人? 倉悠貴&7 MEN 侍・中村嶺亜への現場での印象も――ドラマ特区「犬と屑」インタビュー

――最後に、視聴者に見どころとメッセージをお願いします。

「今まで経験したことない役柄でしたので、想像がつかない中で頑張って麗香を作り上げていきました。ラブサスペンスということもあり、予測できない激動展開も見応え満載です。この先がどうなるのかというハラハラドキドキ感と、展開の考察も楽しみつつご覧いただけるとうれしいです」

――ありがとうございました。三原さん演じる麗香を楽しみにしています。

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【プロフィール】

三原羽衣(みはら うい)
2002年9月22日生まれ。兵庫県出身。B型。SNS累計フォロワー数210万人超のトップインフルエンサー。第7回日本制服アワード グランプリ受賞。現在はSNSの枠を飛び越え、女優やモデルなどへと活動の幅を広げている。主な出演作に「私がヒモを飼うなんて」(TBSほか)、「春は短し恋せよ男子。」(日本テレビほか)、「ガチ恋粘着獣」(テレビ朝日ほか)などがある。

【番組情報】

ドラマ特区「犬と屑」
MBSほか
木曜 深夜0:59~1:29
※地域によって放送日時は異なります
※MBS放送後、TVerにて1週間無料見逃し配信

【プレゼント】

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【締切】2023年7月26日(水)正午

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※抽選、抽選結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので予めご了承ください。

取材・文/山本恵代(TBS・MBS担当) 撮影/尾崎篤志 ヘアメーク/杏奈 スタイリスト/岡村春輝



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