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欅坂46主演「残酷な観客達」待望のスタート! 長濱ねるが平手友梨奈のことを「普段から役名で呼ぶ」その理由とは?2017/05/17

欅坂46主演「残酷な観客達」待望のスタート! 長濱ねるが平手友梨奈のことを「普段から役名で呼ぶ」その理由とは?

 欅坂46主演の連続ドラマ第2作目となる「残酷な観客達」(日本テレビ)が、いよいよ5月17日にスタート! 初主演ドラマとなった「徳山大五郎を誰が殺したか?」(テレビ東京系)に続き、今回も秋元康さんが企画・原作を務める、本格的なミステリー作品となっています。

 物語は21人の女子高生(欅坂46)が突如教室に閉じ込められるところから始まります。彼女たちが密室から脱出するための唯一の方法は、タブレット越しにその様子をのぞいている全世界の“観客”から、多くの「いいね!」をもらうこと。「いいね!」のために徐々に行動がエスカレートし、次第に疑心暗鬼になっていく彼女たち── 果たして全員脱出することはできるのか。友情と裏切りが交錯する環境における、少女たちの複雑な心情が描かれます。

欅坂46主演「残酷な観客達」待望のスタート! 長濱ねるが平手友梨奈のことを「普段から役名で呼ぶ」その理由とは?

 連ドラ主演は2度目となる欅坂46ですが、グループとしては昨年デビューしたばかり。しかし、その急速な活躍ぶりは勢いが止まることを知らず、昨年末には「第67回NHK紅白歌合戦」に初出場、さらに4月にリリースした最新シングル「不協和音」は累計75万枚を超える大ヒットとなりました。そんな“欅坂46を取り巻く環境”── いや、“欅坂46が作り出す渦中に巻き込まれている”われわれとしては、「徳山大五郎を誰が殺したか?」からちょうど1年がたった彼女たちの演技に、大きな期待を寄せてしまうのは、ごく自然なことでしょう。

欅坂46主演「残酷な観客達」待望のスタート! 長濱ねるが平手友梨奈のことを「普段から役名で呼ぶ」その理由とは?

 出席番号17番・葉山ゆずきを演じる平手友梨奈さんは、「演技に苦手意識があるので、克服したいという気持ちや不安もあるのですが、みんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います。欅坂46というグループには『クール』『かっこいい』というイメージを持っている方が多いと思いますが、ドラマならではの新しい私たちを見ていただきたいです」と謙虚でありながらも、力強いまなざしでコメントを残しました。1stシングル「サイレントマジョリティー」から4作連続でセンターに立つ平手さんですが、「メンバー21人全員で乗り越えていく」という思いはきっと人一倍大きいはず。「ステージでのパフォーマンスとはまた違った私たちを見ていただけたらうれしいです」という言葉で締めくくる平手さんの真っすぐな視線は、“観客”が欅坂46の新しい一面の目撃者となった瞬間の、その反応を見抜いているかのようにも感じられます。

欅坂46主演「残酷な観客達」待望のスタート! 長濱ねるが平手友梨奈のことを「普段から役名で呼ぶ」その理由とは?

 そんな平手さんのパートナー的存在、出席番号14番・永嶺みこを演じるのは長濱ねるさん。平手さん&長濱さんコンビといえば、「てち&ねる」としてカップリング曲を歌唱したことはもちろん、最近では2人が出演したラジオ番組で、長濱さんが平手さんに「てち、私のこと大好きだよね?」と質問し、平手さんが満更でもない反応を見せるなど、相思相愛なことで有名な2人です。

 「徳山大五郎を誰が殺したか?」では、教室内をかき乱す存在だった長濱さんですが、今回の役については「『徳山~』では、全員自分の名前と役名が一緒だったんですが、今回はみんな役名があります。私は永嶺みこという役名なのですが、役名があった方がやりやすいです。スイッチが入るというか…自分とは違う人間なんだって思えるし、役としてメンバーとも接することができます」とコメント。また「(平手さんのことを)普段から『ゆずき』って呼ぶように心掛けています。そうすることで、『ドラマの中で素の自分たちが出ないようにしよう』って決めて。2人のシーンが多いので、『ここはこういう表情なのかな?』と確認しながら、共通理解したうえで演技に臨んでいます」と、今回のドラマに懸ける努力の片鱗をうかがわせました。

欅坂46主演「残酷な観客達」待望のスタート! 長濱ねるが平手友梨奈のことを「普段から役名で呼ぶ」その理由とは?

 今回演じる役についての感想をうかがうと、出席番号7番・小柳郁美役の小林由依さんは、「周りの人から抱かれがちな自分の印象と、実際の自分が違うなと思うのですが、そこが似ていると思います」とコメント。出席番号16番・浜野楓役の原田葵さんは、「自分の役についてはまだつかめていない部分があるのですが、似てないなって思ったのは渡邉理佐の役で、理佐がすごく威張っているシーンがあったんです。理佐はクールに見られることが多いんですけど、実際はすごく優しい子なので、メンバーとも『ここは違うよね~』って話したりしました」と、当日会見を欠席していた渡邉さんについて言及。昨年は原田さんの生誕祭(メンバーの誕生日をファンと共に祝うイベント)では渡邉さんが、渡邉さんの生誕祭では原田さんが手紙を読むなど、お互いを知り本音を言い合える関係だからこそ、お芝居として見せる言動の一つ一つが新鮮に思えるのではないでしょうか。

欅坂46主演「残酷な観客達」待望のスタート! 長濱ねるが平手友梨奈のことを「普段から役名で呼ぶ」その理由とは?

 脚本・監督を務める矢島弘一さんは、「見どころは、緊張感と馬鹿馬鹿しさ。この正反対なものを、タイトルにあるように“観客”として楽しんでもらいたい」と、まるで21人の女子高生と観客達の支配人であるかのような、俯瞰的なコメントを残しています。密室でもがいている21人を最初は俯瞰的に見ているつもりのあなたも、いつの間にかその渦中に巻き込まれているかも…? 「残酷な観客達」第1話、欅坂46の新たな挑戦に注目です。

 5月17日発売の「週刊TVガイド」では、そんな渡邉さん&原田さんの2ショットグラビアとインタビューを掲載。ドラマの撮影のエピソードはもちろん、お互いの「いいね!」と感じるところ、欅坂46の「いいね!」と感じるところについてもお聞きしています。渡邉さんの回答に、原田さんが一瞬困惑する一幕も!?

【番組情報】

「残酷な観客達」 
日本テレビ 
5月17日スタート 
水曜 深夜0:59~1:29

日本テレビ担当 M・M



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