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倉科カナ×菊池風磨「隣の男はよく食べる」年上女子をキュンとさせる必殺ポイントは?「すごく真っすぐでいることだと思います」2023/05/10

倉科カナ×菊池風磨「隣の男はよく食べる」年上女子をキュンとさせる必殺ポイントは?「すごく真っすぐでいることだと思います」

 長年恋から遠ざかっていた料理上手な独身大人女子・大河内麻紀(倉科カナ)と、肉食年下男子・本宮蒼太(菊池風磨)のムズキュンラブストーリーを描く「隣の男はよく食べる」(テレビ東京系)。2人のピュアで不器用な恋の行方に、見ていて思わずドキドキしてしまう方も多いのではないでしょうか?

 今回は、そんな麻紀を演じる倉科カナさんと蒼太を演じる菊池風磨さんを直撃取材。役作りやお互いの印象、撮影時の裏話や年上女子をキュンとさせる必殺ポイントまでお伺いしました!

――原作漫画を初めて読んだ時の感想を教えてください。

倉科 「2~3年ほど前に初めて拝読したのですが、いつかこういう作品に出演できたらいいなと感じていたんです。隣に住んでいる年下の男の子との恋愛と、おいしいご飯という温かさのあるこの作品に参加できたら…と思っていたら、このお話をいただけたので不思議なご縁を感じています」

菊池 「僕は、お話をいただいてから読ませていただきました。自分が蒼太を演じるという前提で読み始めたので『あ、俺これを演じるのか』と少し照れながら読んでいたのを覚えています(笑)。あと、漫画を読むだけでもおなかが空いていたから、実写だったらより空くんだろうなと。で、実際に演じる時にたくさん食べて、その空腹がやっと解消されました(笑)」

――今回それぞれ演じられた役柄について、どのように役作りをされたのでしょうか?

倉科 「原作が夢のある作品だからこそ、役を作りすぎると良くないなと思っていまして。できるだけ本番と休憩時間を区切らないように演じるという試みをしていましたね。また、撮影に入る前からアクティングコーチの方に意見を聞いて、どんなふうにアプローチをしようか話し合ったりもしました。菊池くんとは今回初めて共演させていただいたのですが、テレビで拝見していてもすごく瞬発力のある方だなという印象があったので、いろんなことを仕掛けていこうと思っていました。そうしたら、予想以上のものが返ってくるんじゃないかな…と期待して(笑)」

倉科カナ×菊池風磨「隣の男はよく食べる」年上女子をキュンとさせる必殺ポイントは?「すごく真っすぐでいることだと思います」

――倉科さんがそのように言われていますけど、仕掛けられた菊池さんはいかがでしたか?

菊池 「こんなに仕掛けられがいがあることはないですよね(笑)。でも、本作のようながっつりとした恋愛ドラマに出演させていただくことがあまりなかったので、終始すごく緊張していたし、照れていました。役作りでいうと、ラブシーンで緊張しないようにしないといけないという点以外はあまり作り込んでいなかったです。僕自身も普段からすごく食べるので、食事シーンもきつかったりせず…逆にずっと食べていておいしかったですね!」

――ちなみに、倉科さんはどんなアドリブを仕掛けられたんですか?

倉科 「セリフがないところで合いの手を入れたりとかしていましたね。あと、ト書きのみのシーンも多くて、そういったシーンは2人で作っていきました」

菊池 「作り込まれてない、ちょっとラフなイチャイチャシーンを撮影する時は、確かに倉科さんから仕掛けられた記憶がありますね(笑)」

倉科 「(笑)。即興劇みたいな感じだったよね」

菊池 「思わず笑い合っちゃったりしたのとかも結構使われていたりするんですよ。そういった部分も楽しんでもらえたらなと思います」

――ラフなシーンにも注目ということで。今回共演されて、お互いの演技の良いところや尊敬できると感じた点があれば教えていただけますか?

倉科 「菊池くんは頭の回転が本当に早くて、何を言っても返してくださるんですね。また、とても感受性が強くて豊かなので、言葉がなくてもつながれるというか…。こちらからアプローチしても変化球が返ってきて面白いので、化学反応が起きるのがすごく楽しかったです。そういうところはすごく尊敬しています」

菊池 「うれしいです(笑)。倉科さんは、本番中の『今麻紀ちゃんだな』という時と、カットがかかってからの倉科さんとの切り替えがとても自然ですごいなと思いました。ナチュラルにふわっと変わるんですよ。だから、演技の掛け合いなどもリードしてもらいましたね」

――ありがとうございます。それでは最後に菊池さんにお伺いしたいのですが、年下男子の立場から、年上女子をキュンとさせる必殺ポイントがあれば教えてください!

倉科 「確かにそれは聞かないと!(笑)」

菊池 「こちらから仕掛ける必殺ポイントってことですよね? う~ん、ないです(笑)。逆にそれが必殺ポイントかも! 蒼太くんも、『キュンとさせるためにこうしよう』とかがないんですよ。純粋に麻紀ちゃんのことが好きで思っているから、そのまま愛情表現しますし。だから、蒼太くんのようにすごく真っすぐでいることがポイントなんじゃないかと思います」

倉科カナ×菊池風磨「隣の男はよく食べる」年上女子をキュンとさせる必殺ポイントは?「すごく真っすぐでいることだと思います」

【プロフィール】

倉科カナ(くらしな かな)
1987年12月23日生まれ。熊本県出身。やぎ座。O型。ドラマ「大奥」<5代・徳川綱吉×右衛門佐編>(NHK総合ほか)、「寂しい丘で狩りをする」(テレビ東京ほか)、「正直不動産」(NHK総合ほか)、「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS系)、映画「女たち」「3月のライオン」などの話題作に出演。ドラマ「正直不動産スペシャル」(NHK総合ほか)が今冬放送予定。


菊池風磨(きくち ふうま)
1995年3月7日生まれ。東京都出身。魚座。A型。Sexy Zoneのメンバー。バラエティー番組「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」「超絶限界〜ソコまで見せる!?大百科〜」(ともにフジテレビ系)、「ニノさん」(日本テレビ系)、ラジオ番組「Sexy ZoneのQrzone」(文化放送)、ドラマ「大病院占拠」(日本テレビ系)、映画「もっと超越した所へ。」などの話題作に出演。

【番組情報】

ドラマParavi「隣の男はよく食べる」
テレビ東京系 
水曜 深夜0:30~1:00

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)



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