【ネタバレあり】「トモダチゲームＲ４」友一のどんでん返しに賞賛の声が続々！クライマックスへ向け物語が加速する2022/09/05

　テレビ朝日系で毎週土曜午後11：00から放送中のドラマ「トモダチゲームＲ４」。「友情さえあればとても簡単にクリアできる」はずのゲームに突然参加を強いられた高校生たちが、友情とお金を天秤にかけられ、うそや裏切りが重なり互いに疑心が生まれる様子と、手に汗握る究極の心理戦を繰り広げていく姿を描いた考察ドラマだ。

　ジャニーズJr.の2組・美少年＆HiHi Jetsが、“アイドルの笑顔”を封印してどす黒い裏切り合戦を繰り広げていることでも毎週大きな話題を集めている本作もいよいよ終盤戦に差し掛かる中、第7話では大人のトモダチゲーム「友情の檻ゲーム」で大金を巡った心理戦が繰り広げられた。ラストには予想外の展開となった第7話、最終回を前に今一度振り返っていきたい。

第7話　振り返り

　ドミノを並べ続ける傍ら、無記名投票によって追放者を決定する「友情の檻ゲーム」。時間の経過とともに追放者が続出する中、鍵を手に入れたという人物から「もし生き残りたければ、クリア報酬1億円の9割、9000万円をゲームクリア時に私に譲渡するという念書を提出しろ」という手紙が届く。

　これを巡って、念書を提出するのに賛成な四部誠（井上瑞稀）、門倉十蔵（岩﨑大昇）、宮部紗央莉（皆本麻帆）、種田流星（小越勇輝）、水谷恵子（山下容莉枝）、花宮満（田畑志真）の多数派6人と、提出するのを拒む片切友一（浮所飛貴）、美笠天智（佐藤龍我）、紫宮京（藤井直樹）、クロキサトル（深水元基）の少数派4人に分断される。賛成派の6人の中に手紙を書いた主がいると読んだ友一は、敵対する紫宮、クロキに一時休戦を提案。いつ追放されてもおかしくない状況で、「ここで負けたら意味がない」という利害が一致した4人は、共闘することに。

　その一方、念書を提出することに真っ先に手を挙げた種田の本性が徐々に見え始める展開に。同じ賛成派の花宮を「いつ裏切るか分からない」という理由で追放し、水谷と宮部を言葉巧みにコントロールすることで、賛成派の流れを完全に掌握…その様子を見た少数派の4人も、紫宮、クロキが次々と念書を提出し寝返るという事態に。さらに、残り2人となった友一と天智も衝突したことで、天智まで念書を提出するという、友一にとってはまたまた大ピンチに陥ることとなってしまった。

　種田が“爽やかな笑顔”と“巧みな話術”だけでここまで主導権を握れる理由――それは、種田の過去に隠されていた。なんと彼は、過去2回「大人のトモダチゲーム」に参加、さらにその2回ともゲームをクリアしたことのあるつわものだったのだ。トモダチゲーム運営の水瀬マリア（片山友希）、沢良宜志法（久保田紗友）、火室ノベル（菊池風磨）も驚く中、事態は急転直下、収束を迎える。

　その後、いよいよ友一も念書を提出し、受け取った種田も余裕の笑みを見せ、誰もがゲームが完全に種田のものとなった…かのように思われた。その日の夜、種田は念書を提出した友一が脱獄の鍵を持っているとにらみ、真っ先に追放しようと他の参加者に提案する。他の参加者も同意していく中、迎えたゲーム14日目、脱獄用の見張りがいなくなる時間が迫る中、会場にいたのは変わり果てた種田の姿、そして、そうなるように計画したのは友一だった。

　事の発端はゲーム序盤、友一が宮部を呼び出し、「四部の弱みを握っていると偽装してくれ」と依頼。それを快諾した宮部によって、種田派閥は壊滅の一途をたどることに。13日目の夜、共謀していた種田と宮部が密会しているところに四部、門倉が鉢合わせ、「種田が宮部を襲っている」と勘違いした2人は宮部と共に暴走。さらに、追ってやってきた水谷も「私ではなく宮部を選んだ」と勘違いし、パイプ椅子で鉄ついを食らわすというカオスな展開が発生。これにより四部、門倉、宮部、水谷は暴力行為によるルール違反で失格処分となったのだ。

　宮部と友一が共闘していることが明かされ、さらには種田の行動は最初から予想済みだったことを告げられ、動揺が隠せない種田。それもそのはずで、友一はゲーム序盤、さらにはゲーム開始前のパーティー会場からわなを仕掛けていたからだ。最終的には、無記名投票によって友一、天智、紫宮、クロキの4人が種田を投票し、追放者となってしまう。「自分がゲームを支配していた」と思い込んでいた種田に対し、「笑えよ！」「あんたの負けだ！」と言い放つ浮所さんの演技は、これまで以上に鬼気迫るものがあったのではないだろうか。

　視聴者までもがスカッとする展開となり、残るは友一、天智、紫宮、クロキの4人。もはや裏切るということもできなくなったが、ここでクロキが動き始める。なんと、ドミノを並べ続ける中で脱獄用の鍵を見つけていた彼は、1人で脱獄することを画策。果たして、友一らはクロキの脱獄により借金を背負うことになってしまうのか…。

次週、いよいよ最終回！ “真の裏切り者”は誰だ!?

　いよいよゲームが最終局面を迎え、見張りのいない1日が始まるところで迎える「トモダチゲームＲ４」最終回。SNS上では「もう最終回!?」「もう終わっちゃうのか…」「もう続編みたい」といった声が続々と上がる中、最終回の予告映像ではクロキに迫る友一の姿、そして“最後のトモダチゲーム”の存在が公開された。真っ白な部屋の中には、天智、四部に加え、志法、心木ゆとり（横田真悠）の姿が。果たして、火室が用意した最後のゲーム「トモダチ絶交ゲーム」の内容とは。

　さらに、これまで明かされなかった友一と火室の因縁、四部が運営に拘束された理由、志法が運営側につく理由、ゆとりを早々に「友情の檻ゲーム」から追放させた犯人、そして友一らをゲームに巻き込み友情を壊そうとする“本当の裏切り者”――ここまでの放送で謎が残る展開も多いが、これらの真相は明かされるのか。究極の心理戦の中にある真実、そして“真の友情”とは何か。テレビ朝日の公式YouTubeチャンネルで公開されている「真の裏切り者　ヒント動画」を見ながら、「予測不能　衝撃のラスト」とうたわれる物語の結末を見届けていきたい。