「汝の名」山崎紘菜が北乃きいの頭上からワインを…その驚きの影響とは!? 「あの日から飲めなくなりました（笑）」2022/04/05

　女王様と奴隷のような関係を築き上げてきた勝ち組の姉・麻生陶子（山崎紘菜）と負け組の妹・麻生久恵（北乃きい）が、憎しみ合いながらも心の奥底で依存し合うさまを描くドラマ「汝の名」（テレビ東京ほか）。いよいよ本日4月5日よりスタートしますが、物語は、陶子とある男性が出会ったことで、2人の隠していた過去が明らかになり、姉妹の立場も逆転していく…その展開から目が離せないホラーサスペンスです。

　ドラマではドロドロの復讐劇が繰り広げられますが、陶子を演じる山崎さんと久恵を演じる北乃さんは、それらのシーンをどのように演じられていたのでしょうか？　お二人に印象に残っているエピソードをお伺いしてみました！

――撮影時に印象に残っているエピソードはありますか？

山崎　「激しいシーンがすごく多かったんです。例えば、陶子が久恵にビンタをしたり、久恵の頭上からワインをかけたり…。特に、ワインをかけるシーンでは、撮影前に北乃さんに『本当に申し訳ございません』とお詫びしたんですけど、北乃さんが『慣れてるんで、全然大丈夫です』と、さらっとおっしゃられて」

北乃　「（笑）」

山崎　「『慣れてるんだ！』って（笑）」

北乃　「今までいじめられる役を演じることが多かったので、何かをかけられるのは慣れているんですよね…（笑）。実は初めて言うんですけど、あの時、撮影では実際にぶどうジュースをかけられたんですが、あの日から飲めなくなりまして」

山崎　「えええ!?　本当ですか？」

北乃　「元々ぶどうジュースが好きで、いつも飲んでいたんですけど、その日から見るだけで気持ち悪くなってしまって…」

山崎　「ごめんなさい!!」

北乃　「いえいえ！（笑）。撮影が終わってからも、あれだけは飲めなくなってしまって。考えてみると、今までいじめられるシーンで投げられた食べ物とか、全部食べられなくなっているんです」

山崎　「そうだったんですね」

北乃　「今は飲めなくなっていますけど、多分いつかは飲めるんじゃないかと（笑）。そういう現象が起きることを、自分でもあらためて実感しました」

　第1話で放送されるシーンの驚きのエピソードを明かしてくれたお二人。それぞれが、それだけ真剣に役に向き合い、演じられているということが分かりました。撮影前にお詫びする山崎さんと、気にしない北乃さんの関係性もすてきです（笑）。

　4月5日放送の第1話では、陶子の秘密を握る謎の女（長井短）が現れ、金をせびるようになります。気にも留めない陶子でしたが、久恵は彼女を心配してある行動を起こすことに。一方、陶子は壱岐亮介（NAOTO）と運命の出会いを果たし、亮介に感化され変わっていきます。やがて姉妹の関係にひびが入り、次第に陶子と久恵の立場が逆転していき…!?　お二人が全力で演じられた陶子が久恵にワインをかけるシーンにも注目しながら、ぜひご覧ください！