「真夜中にハロー！」で母娘を好演！菊池桃子と大原優乃の人を励ます技とは？2022/02/03

　テレビ東京系にて放送中の木ドラ24「真夜中にハロー！」。マイペースなマリコ（菊池桃子）としっかり者のミサキ（大原優乃）親子が運営するゲストハウス「サンプラザ朝沼」は、口コミサイトでの評価はイマイチ。けれど、少ないコメントの中には「扉が開く」という謎の書き込みが。扉は、悩みを持つゲストハウス客の前に突然現れ、その先はハロー！プロジェクトの楽屋につながっていて…!?　女性人気が止まらないハロプロが、毎週各回のストーリーに即した楽曲でパフォーマンスを披露する、悩める現代人を励ましエールを送るドラマです。

　今回TVガイドwebでは、ゲストハウスを切り盛りする母娘を演じる菊池桃子さんと大原優乃さんに、役柄の印象や作品への思いを語っていただきました。

――ご自身の役の第一印象を教えてください。

大原　「ミサキはお母さんのツッコミ役で、責任感が強いけど不器用な女の子という印象です」

菊池　「マリコは一見どこか抜けている明るいお母さんなのですが、この年齢になるまでに人生いろいろあったんだろうなと想像させる部分がありました。2人は何か大きな出来事を乗り越えているんですよね。だからこそ、ゲストハウスでお客さんに優しく接することができるのかな？と思いました」

――共演されてみてお互いの印象をお聞かせください。

菊池　「まず楽しいというのが第一印象です。撮影初日から壁を取り払ったように接することができたので、そういった点で息ぴったりだなと感じています」

大原　「菊池さんが撮影の合間に、菊池さんと娘さんとのお話をしてくださったり、お菓子をくださったり…（笑）。最初は『菊池さんの娘役をやれるなんて、なんてぜいたくなんだろう』と思ってとても緊張していたのですが、最近は家族のように、言葉がなくともお互いを分かり合えているのではないかなと思っています（笑）」

――演じる役とご自身が似ている点、異なる点はどんなところでしょうか？

菊池　「特に言葉遣いが違いますね（笑）。ドラマ前半のマリコは、『○○じゃん？』といった言葉遣いをするんです。普段の私とだいぶ言い回しが違ったので、セリフのリズムが難しかったですね。似ている点は、家族の前でふざけてしまうところですね（笑）」

大原　「ミサキの不器用なところに共感しています。相手が家族だからこそ、素直になれないことや伝えられないことってあると思うんです。作品の後半にミサキのそういった葛藤が描かれているので、楽しみにしていただけるとうれしいです。また、私は家族とカラオケに行ったりするとはしゃいでしまうのですが、ミサキはそんなことはなさそうなので、そこは似ていないなと思います（笑）」

――お二人の“人を励ます技”を教えてください。

菊池　「私はよく本を読むので、その本に書かれていた名言や文章を用いて励ましたりすることが多いです。『その考え、ピーター・ドラッカーと同じよ！』とか（笑）」

大原　「ただお話を聞いて、そばにいてあげることが大事だと思っているので、人に相談された時はなるべくそうしたいですね。ただ、それが上手にできているかは分からないのですが…（笑）。あと、私だったら悩み事がある時に1人でいるとさらに悩んでしまうので、気晴らしにどこか一緒にお出掛けしたりできたらいいですよね」

――では、お二人が今開きたい扉とは何でしょうか。

菊池　「私は縄文時代が好きなんですけど、土偶に似ているマリコのこのお団子ヘアがかわいくて大好きで（笑）。開きたい扉とは違うかもしれないのですが、マリコをきっかけにこのお団子ヘアがはやるといいなと思っています。マリコがお団子ヘア流行の扉を開いてくれたらいいですね（笑）」

大原　「私は朝が弱くてなかなか起きられなくて。だから、撮影の時間が早くて起きられるか心配な時は、実の母にモーニングコールをお願いしているんです（笑）。もう22歳になるので、1人で起きられるようにならなきゃいけないなと思っていて…。朝起きられるようになる！の扉を開きたいですね（笑）」

　お二人の役への思いや励ます技を伺って、ますますドラマが楽しみになりました！　本日、2月3日放送の第4話では、「サンプラザ朝沼」の宿泊客でビールメーカーの新入社員の女性が、希望の部署に配属されずもやもや。仕事にも慣れず落ち込んでいると、突如目の前に“扉”が現れて…!?　ぜひご覧ください！