小さい頃は、神様がいて2025/10/31
番組情報
あらすじ(第5回 11月6日放送)

さとこ(阿川佐和子)と慎一(草刈正雄)が帰って来て、渉(北村有起哉)たちはホームパーティーを開いた。消防士になった理由を一同に明かす順(小瀧望)の話を聞いたあん(仲間由紀恵)は、何かが引っかかる。ゆず(近藤華)は、奈央(小野花梨)と志保(石井杏奈)の1日に密着。その日の夜、あんは同窓会があることを思い出す。「行けばいいじゃん」と言って、あんからにらまれた渉は、会社で同窓会にまつわる女性の心情を聞き…。
キャラクター紹介
- 小倉渉(北村有起哉)
 食品会社勤務。特別な野心はないが、仕事はそつなくこなし、人付き合いも良好。マンションの三階に家族と暮らし、派手な生活も送らず、ささやかな幸せを感じながら、“普通の夫・父親”として暮らしている。ある嵐の夜、初めてマンションの住人たちと集まり、さまざまな話を語り合い、「みんないろいろあるんだな…うちは幸せなほうかも」などと、のんきに感じていた。
- 樋口奈央(小野花梨)
 202号室の住人。高校の同級生だった志保と恋人同士で一緒に暮らしている。スーパー銭湯で働いており、明るく社交的な性格で、誰とでもすぐに打ち解ける。職場でも丁寧で品のある笑顔が好評で優秀。キャンプが趣味で、志保と一緒に「いつか一緒にキッチンカーを開く」という夢を胸に、日々を大切に生きている。
- 高村志保(石井杏奈)
 202号室の住人。高校の同級生だった奈央と恋人同士で一緒に暮らしている。人見知りで、とりわけ男性が苦手。しかし、思いやりにあふれた優しさと、自分なりの信念を秘め、芯のある女性。料理上手で、奈央と同じ職場内のフードコートで厨房に勤めている。奈央と同じくキャンプが趣味で、「いつか一緒にキッチンカーを開く」という夢を持つ。
- 小倉あん(仲間由紀恵)
 大学卒業後、中堅商社勤務でバリバリと働いていたが、出産を機に退職。若くして結婚・出産を経験し、消防士の息子・順と大学2年生の娘・ゆずの母。家族を最優先に、“妻として・母として”日々を懸命に生きてきた。時折、知人の病院で経理の仕事を手伝っていたが、実は内心、早い結婚・子育てを経て、“自分の人生”に対する未練や違和感を抱えている。
出演者
北村有起哉/小野花梨/石井杏奈/仲間由紀恵 ほか
スタッフ・音楽
脚本:岡田惠和/演出:酒井麻衣/プロデュース:田淵麻子/制作プロデュース:熊谷理恵/制作プロデュース:渡邉美咲
岡田惠和が新たな“夫婦のかたち”を丁寧に紡いでいく珠玉のホームコメディー

脚本家・岡田惠和さんが今を生きる大人たちへ送る、珠玉のホームコメディー。2人の子を持つ小倉渉(北村有起哉)と、その妻・あん(仲間由紀恵)を中心に、三階建てのレトロマンションに住む三家族の住人たちの人生模様を、ユーモラスかつ温かく紡いでいく。物語は、19年前、小倉夫婦があることがきっかけで「子どもが20歳になったら離婚する」という約束を交わすところから始まる。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた渉と、その言葉を心の支えとして過ごしてきあん。全く異なる思いを抱えた2人が、何げない日常の中で、少しずつ心を揺らしていく姿を、繊細かつ軽やかに描く。
記者会見情報

フジテレビ系の「小さい頃は、神様がいて」の完成披露試写会を兼ねたイベントが開催され、舞台あいさつに、主演の北村有起哉と、共演の小野花梨、石井杏奈、仲間由紀恵が登壇した。第1話の試写に参加したファンを前に、笑顔の絶えない楽しいトークが繰り広げられるなか、「小さい頃は、神様がいて」のタイトルにちなんで、小さい頃に信じていた迷信や本気で信じていた話をそれぞれ発表していくコーナーも。仲間は、「転んだりびっくりしたりすると、その場に自分の魂が落ちる」と言われて育ったことを、小野は「黒猫が目の前を横切ると不幸になる」と信じていたが、20歳の時に黒猫を飼った時に何も起きなかったと言う。続けて北村は祖父から聞かされた「朝のクモは縁起がいいけど夜のクモは演技が悪い」という違いについていまだに気になっていると打ち明け、石井は「小さい頃に4次元にワープする夢を見たことがトラウマになっている」という話を披露した。
座長ではありますが、いつも通り楽しく、みんなで一緒に最後まで無事にやりたいです(北村有起哉/小倉渉)

同じマンションで生活をしている3組のどの家族もそれぞれ背負っているものを見事に織り成していくような作品で、優しい気持ちになりました。オファーを受けて「(僕が主役で)いいんですか?」と、驚きました。岡田惠和さんのオリジナル脚本だし、松任谷由実さんが主題歌を書き下ろしてくださって、すごい科学反応が起きるんじゃないかな、と。僕が座長ではありますが、いつも通り楽しく、みんなで一緒に最後まで無事にやりたいです。台本のト書きに、いろんなシーンで「あんがイラッとする」と書いてあるんですよ。俺、こんなにイラッとさせなきゃいけないんだと思ったので、あの手この手で、気付かないうちにイラっとさせようと思ったら、うちの子どもが口を鳴らしているのを聞いてイラッとしたので、「これは使える!」とひらめきました(笑)。本作には悪い人が多分、今後も出てこないと思うので、安心して見られる作品だと思っています。その時の気分によって刺激が欲しい人もいらっしゃると思いますが、刺激を求めず優しいひとときが欲しい方にはぴったり。登場人物がいろいろな困難に出会う展開もあるので、それも含めて楽しんでいただけたら。
完成した映像を見て、シンプルにすごく面白い作品だなと思いました(小野花梨/樋口奈央)

完成した映像を見て、シンプルにすごく面白い作品だなと思いました。岡田さんの台本には、人物の表情を描く時によく「○○と思っている」などの心の声が書いてあるところがあるんです。そこを読んでいると、「みんなはどうやって表現するのかな?」と思って、私は現場で皆さんのお芝居をすごく楽しみにしていたので、そんなシーンを演じる皆さんを現場でようやく見ることができました。(石井)杏奈とお芝居をすると、10年前に共演した時のことを思い出します。それ以降も杏奈との10年間があったからこそ、今回このやりとりができるんだなと感じました。この作品を杏奈と一緒にやることが決まった時に杏奈が連絡をくれて、「私は花梨のことが大好きだから何の問題もない」って連絡をくれたんですよ。すごくうれしくて、「本当そう」って返しました。
“奈央志保”が走ったり楽しんだりするシーンは本当に花梨と仲が良くてよかったです(石井杏奈/高村志保)

すごく大好きなドラマだなと感じました。3家族3世代それぞれの良さが発揮されていて、第1話ではそれぞれがパートナーになるまでのおおまかな生い立ちも描かれていて、その話の中から今の2人がいるんだなという、経過が見ていて分かる感じとかもすごく温かいなと思いました。脚本の段階では想像できなかった坂井(麻衣)監督の編集の仕方がすごくコミカルでポップで見やすくて、分かりやすくなっていて、そういうところがすごくリズミカルで好きだなと思いました。第1話で“奈央志保”が「風が強いから帰らなきゃ」というシーンは、全てアドリブなんですよ。2人でここを走ったり楽しんだり、落ち葉で遊んだりしてくださいって振られて、本当に花梨と仲が良くてよかったなと思いました。“奈央志保”を演じる上で花梨と一緒ですごくやりやすかったですし、“奈央志保”らしさが出たなと思っています。花梨と女性同士の恋人役をやると聞く前から、花梨のことが人間として大好きだったし、今もその気持ちが継続中です。プライベートでも2人でいろいろな思い出を作っているので、それが“奈央志保”として生きる時間につながればいいなと思いました。
「頑張れ!」と応援していただけるように、あん役に取り組みたいと思っています(仲間由紀恵/小倉あん)

どの家族も、それぞれいろいろなものを抱えながら不器用に、でも一生懸命生きています。くすっと笑ってしまうシーンもたくさんありますが、物語に出てくる人たちは、ごくごく真面目に生きている。どのシーンを見ても愛らしいなと感じております。北村さんと時代劇でご一緒させていただいた時は、敵対するような役柄で、お互い殺気立っていました。ちょっと間違えたら命を取られたりしそうな関係性でしたので、12年ぶりにご一緒させていただいて、殺気が取れてよかったです。北村さんはアドリブが相当ありますけど、お芝居で私たちを引っ張っていってくださっている感じがして、明るい現場で楽しい毎日です。「現場は和やか」と、北村さんがおっしゃいましたけど、私の印象は爆笑に近い現場だなと。北村さんが口を鳴らすのが耳に残るんですよ。スタッフさんもみんな、無意識にいろいろなところで口を鳴らしていて、こっちは真剣に集中して芝居をしているのに、若干ちょっと失礼な空気が流れています(笑)。演じるあんは、自分の思いや抱えているものがあるのですが、見てくださる方たちから「頑張れ!」と応援していただけるように、この役に取り組みたいと思っています。
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