Drama Guide ドラマガイド

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう2025/11/06

番組情報

10月1日スタート フジテレビ系 毎週水曜 午後10:00~午後10:54

DMM TV

あらすじ(第7回 11月12日放送)

久部(菅田将暉)は是尾(浅野和之)を迎えて稽古する日々を送っていた。公演から1週間が経つも観客は思ったほど伸びていない。そんな中、大門(野添義弘)の妻・フレ(長野里美)は、「逃げるが勝ち」だと言い、売上金を持って田舎へ帰ろうと大門を誘う。しかし、「是尾礼三郎の復活は演劇界にとっても大ニュースです」と熱弁する久部の勢いに負け、大門は「もう一度、あんたに賭けてみる」と決意を固める。

キャラクター紹介

  • 久部三成(菅田将暉
    劇団の演出家。自分の才能を信じる青年。蜷川幸雄氏に憧れ、理想のシェイクスピア劇を作ろうと奮闘する。
  • 倖田リカ(二階堂ふみ
    WS劇場のミステリアスなダンサー。
  • 蓬莱省吾(神木隆之介
    新人の放送作家。
  • 江頭樹里(浜辺美波
    渋谷にひっそりとたたずむ八分(はっぷん)神社の巫女(みこ)。
  • 風呂須太郎(小林薫
    渋谷にある、薄暗く落ち着いた雰囲気のジャズ喫茶「テンペスト」のマスター。
  • パトラ鈴木(アンミカ
    WS劇場のダンサーで、後輩ダンサーたちの姉御的存在。
  • 彗星フォルモン(西村瑞樹
    お笑いコンビ「コントオブキングス」の一人。周りのアドバイスに聞く耳を持たない。
  • 王子はるお(大水洋介
    フォルモンの相方。横柄なフォルモンとは好対照に、知的で品性を感じさせる芸人。
  • 仮歯(ひょうろく
    ジャズ喫茶「テンペスト」の従業員。気弱で声が小さく、神経質。

出演者

菅田将暉/二階堂ふみ/神木隆之介/浜辺美波/小林薫/アンミカ/西村瑞樹/大水洋介/ひょうろく ほか

スタッフ・音楽

脚本:三谷幸喜/演出:西浦正記/プロデューサー:金城綾香/プロデューサー:野田悠介/制作プロデュース:古郡真也
主題歌:YOASOBI「劇上」

“日本最高峰タッグ”主演・菅田将暉×脚本・三谷幸喜による青春群像劇!

【2025年秋ドラマガイド】もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう

脚本・三谷幸喜さんの半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。希望と熱気が充満した「1984年の渋谷」を舞台に、若者たちのくすぶりや情熱、苦悩、恋を描いていく。主演は菅田将暉が務め、このタッグは空前の大ヒットとなった「鎌倉殿の13人」(22年/NHK総合ほか)以来の3年ぶり2度目となる。さらに、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波が共演。そして監督は「コード・ブルー-ドクターヘリ救急救命-」シリーズ(08年ほか/フジテレビ系)など数々のヒット作品を担当してきた西浦正記さんが務める。

記者会見情報

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう/会見

フジテレビ系の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の第1話完成披露試写会が開催され、舞台あいさつに、主演を務める菅田将暉と、共演の二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、小林薫、アン ミカ、西村瑞樹(バイきんぐ)、大水洋介(ラバーガール)、ひょうろく、そして、25年ぶりに民放ゴールデン・プライム帯の連続ドラマで脚本を担当する三谷幸喜が登壇した。1984年の渋谷を舞台にした本作は、三谷の半自伝的要素を含んだ青春群像劇。そのことについて三谷は、「半自伝的とうたっていますが実は違っていて…。僕の青春時代を描いていると感じるかもしれないですが、若い頃に体験した約2か月位を元にしました。だから、ほんの少し、7%ぐらいです。僕は実際に神木さんが演じられている蓬莱省吾が僕の立ち位置なんですけれども、彼のキャラクターは僕が体験したことをそのままやってくださることにはなっています」と説明した。


当時の演劇界の様子や劇場の熱気などを先輩方に教えてもらって勉強しました(菅田将暉/久部三成)

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」会見:菅田将暉/久部三成

現場で演じた感想としましては、久部三成は本当に演劇に情熱を燃やしている青年でした。スタッフさんとともに、「ドラゴンボール」が1986年に連載スタートしているとか、「風の谷のナウシカ」など、この時代に公開された映画をみんなで共有したり、演劇界の様子や劇場の熱気などを先輩方に教えてもらったりしながら、勉強しました。三谷脚本の魅力は、群像劇の中で、誰一人暇じゃないというか。誰が主人公か分からないくらい、登場人物の一人一人が、前のめりに、マイペースに生きているというのが、脚本を読んでいて楽しいポイントですね。それに、あんなにすごい規模のオープンセットは見たことないです。一つの道が建物まで丸ごと撮影セットとして組まれるなんて、初めてでした。主題歌のYOASOBIさんが、真摯(しんし)に向き合ってくださって、感謝しかないですね。僕も毎週ドラマが楽しみという環境で育ってきた人間なので、そういうドラマに関われてうれしいです。いろいろなメディアが増えている中、この撮影を通して、連続ドラマとの向き合い方の答えや希望を見つけられた作品でした。ぜひ皆さんにご覧いただきたいです。


ダンスシーンはプレッシャーでしたが、連日のダンス練習で結束力が強くなりました(二階堂ふみ/倖田リカ)

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」会見:二階堂ふみ/倖田リカ

三谷さんの作品は、映像の世界に憧れるきっかけの一つでもあって、ようやく参加できるという喜びがありました。本を読んだ時に、キャラクターの一人一人の個性がすごくて、それぞれの人生が見えるからどの人物の背景も共感できました。あと、自分がどういうふうな生き方をしてきたかで、どのキャラクターに心が動かされるのか、それぞれ違う感想を持つのではと感じました。連日ダンスの練習があり、ダンスシーンへのプレッシャーもありましたが、その中でチームの結束力が強まりました。アンミカさんをはじめ、他のダンサーの皆さんも一緒に練習していて、アンミカさんとはダンスについてたくさんお話しさせていただきました。それに、菅田くんがトレーニンググッズを持ってきてくれたり、薫さんやアンミカさんがトレーニング法を教えてくださったりもしました。前室ではずっとみんなでしゃべっていたので、スタジオに入った時も自然と空気が温かい状態でお芝居ができる、すごく楽しい現場でした。そして、YOASOBIさんの主題歌が、この作品にぴったりな曲になっていると思います。


「僕はもう少し四角いメガネをかけていました」とツッコまれて恐怖を感じた(笑)(神木隆之介/蓬莱省吾)

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」会見:神木隆之介/蓬莱省吾

どのくらい三谷さんのしゃべり方や動きを取り入れるべきなのか、そうではないのか…。それがすごくプレッシャーではありましたけれど、実際に演じて、撮影がどんどん進んでいくにつれて、僕は蓬莱省吾として動きとかを意識しないで生きる方がいいかなと思ったら、途中から抱え込んでたプレッシャーが、演じているうちになくなっていきました。菅田くんが演じる久部と、2人のお芝居が結構あったので、僕が、「どうしよう、どうしよう」と迷っている中だと、彼の熱量を受けきれないなと。なので、蓬莱として何も意識せずに久部を見てみたらどういう景色が見えるんだろうと思って、そこから(三谷さんの若い頃を)意識しないようにしました。数種類あるメガネの中から、この銀縁メガネを選んだのですが、その後、三谷さんから「どのメガネにされたんですか?」と聞かれて、「銀縁にしました」と答えたところ、「なぜですか」と聞かれて、「僕はもう少し四角いメガネをかけていましたけどね」とツッコまれて恐怖を感じました(笑)。


室内でも外でも、歩きながらみんながタバコをふかしていることに驚きました(浜辺美波/江頭樹里)

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」会見:浜辺美波/江頭樹里

私自身、この時代に生まれていないので、現場に入って、「これが80年代の空気なんだ!」と肌で感じた気がしました。書物で読んだり話を聞いても、なんとなくのイメージしかできていなかった部分があったのですが、壮大なオープンセットに足を踏み入れた瞬間と、菅田さんの熱気を浴びた姿に、「これかっ!」と、しっくりきた気がしましたね。活気もあるし、すごく個性が豊かで、人と人がぶつかり合っている感じというか…。独特な暗さもあって、それを肌で感じたので、役作りの中でも生きていたなと思います。その中でも、室内でも外でも歩きながらでも、みんながタバコをふかしていることに驚きました! (劇中で)通りすがりのおじさまとか、エキストラさんとかも吸っていて、すごく煙たくて。今はなかなか感じられないものだなと思いました。


ひょうろくくんが監督の言うことを理解していないことが多々あって面白かったですね(小林薫/風呂須太郎)

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」会見:小林薫/風呂須太郎

出演者の皆さんが才能ある人たちばかりで、毎日がにぎやかで刺激的で、とっても楽しかったです。ひょうろくくんは言葉遣いが丁寧なんですよ。監督さんの指示に「はい、かしこまりました」と返事をするんですけど、普段、僕らが監督との間で交わすような言葉遣いじゃないんですよね。でも、そのあとで「小林さん、あの…監督さんは何をおっしゃっていたんでしょうか?」と僕に聞いてくるから、理解していないのよ。そういうのが多々あって面白かったですね。彼は普段「厚揚げご飯」を食べているらしいんですが、薬味を使わないでしょうゆだけで食べていると聞いて、ショウガやネギを散らすようアドバイスしました。


人間って完全じゃないから、いとおしくておかしい。一生懸命生きてるんだなと思える(アンミカ/パトラ鈴木)

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」会見:アンミカ/パトラ鈴木

「三谷作品に出たい」と念じたらオファーが来ました。ふみちゃんが一番色とりどりのダンスを踊られて、その中でもバレエの基本があるので所作がすごくきれいで、いろいろ教えてもらったり、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)して励まし合いながら、めちゃくちゃ現場の雰囲気良かったです。本当に温かい現場で、裏も表もさらけ出し合いながら一緒に過ごして、本当に幸せな時間でした。人間って完全じゃないから、いとおしくて、おかしくて。一生懸命みんな生きてるんだなと思える作品です。


立ち位置が普段と違うんだけで、こんなにやりづらいのかなと感じました(西村瑞樹/彗星フォルモン)

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」会見:西村瑞樹/彗星フォルモン

大水くんとネタをやるシーンがあるんですけど、コンビなのでなんか自然な感じでできたというか、何の違和感もなく僕はできました。ただ、一個だけ言うと、立ち位置が普段と違うんです。今回、それが違うだけで、こんなにやりづらいのかなと感じました。ネタをお客さんの前でやるシーンとか、そこでちょっと違うんだなと思って。


西村さんとのコンビは「女性人気が出なそうなコンビだな」とは思いました(大水洋介/王子はるお)

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」会見:大水洋介/王子はるお

西村さんとコンビを組んで違和感はなかったですけど、最初に西村さんとコンビ役だと聞いた時に「女性人気が出なそうなコンビだな」とは思いましたね(笑)。僕はネタによって立ち位置が変わるので、左右どっちでもいけるんです。実際にステージでコントを披露するシーンもあるから、ネタ合わせをやっていたらすごく新鮮で、他の人とコンビを組むってこういう感覚なんだって面白かったです。そのあと、バイキングさんの単独ライブを見に行かせてもらったんですけど、すごく面白くて嫉妬しちゃいましたね。僕との時より楽しそうにやってるなとか、やっぱり、バイキングの方がしっくりきてるなと思って。


小林さんは、演技中はめちゃくちゃお優しいけれど、料理の話の時は料理人みたい(ひょうろく/仮歯)

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」会見:ひょうろく/仮歯

小林さんは、演技中はめちゃくちゃお優しいけれど、料理の話の時は料理人みたい。でも、すごく好き、大好きです! こんなすてきな人がいるんだなと思いました。監督に、僕のために時間を取らせるわけにいかないけれど、小林さんはちょっと暇そうにされていたのでいろいろ聞いたら、全部教えてくださいました。“仮歯”というキャラクターですが、その名前の由来は聞いていないですね…。シェイクスピアの登場人物“キャリバン”からとったんですか…。

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