プレミアムドラマ「終活シェアハウス」2025/12/01

記者会見情報

「終活シェアハウス」の合同取材会に、ダブル主演を務める城桧吏と畑芽育、共演の竹下景子が出席した。1995年にリリースされたDREAMS COME TRUEの名曲で、友情をテーマに描かれた「サンキュ.」が主題歌に起用されたことについて城は、「最初の『何も言わずに』という歌詞が、60年間幼なじみだった仲間が何も言わずに通じ合えるというドラマの内容と重なって、作品にぴったりだなと感じました」と述べ、畑も「この作品のために書き下ろしたのではというくらいぴったりな楽曲。エンドロールでこの曲が流れることで気持ちが温かくなって全部包み込んでくれるような楽曲だと思います」と語った。また、95年は特別な年だったと前置きした竹下は「30年たって今があるという時代の流れる感じ、ある意味スタンダードナンバーだなと思いました」と時代の流れをかみ締めた。

畑さんは大人で優しい方。今ではボケたり突っ込める関係になりました（城桧吏／速水翔太）

僕が初めて見るような独特な世界観の中で、世代を越えてつながるおばさまたちと翔太がどのような化学反応が起きるのか、毎日が刺激的でとても楽しい撮影現場です。このようなすてきな作品に参加することができてとてもうれしく思っています。作品を見終わった後で、幸せな気持ちになれるというか、新しい世界観を感じられるというか…。翔太が振り回される姿であったり、おばさまたち幼なじみ4人のテンポのいい会話であったり、その先にのめり込むような世界観が第1話で出来上がっていて、純粋に、いち視聴者として楽しく、作品を見ることができました。畑さんの最初の印象は、すごく大人で優しい方だなと。一番最初に話しかけてくださった時に「城くんと仲良くなろうと思って調べました」と言われたんですよ。それがすごくうれしくて、そこから撮影を重ねてお話していく中で、おちゃめな一面や面白い畑さんを見る機会が増えてきて、今ではボケたり突っ込める関係になりました。

城さんの素の部分や無邪気な一面もたくさん垣間見えてきました（畑芽育／林美果）

心温まる、ハートフルでチャーミングなキャラクターがたくさん出てくる作品だなと感じました。刺激的な毎日を過ごさせていただいておりまして、先輩方の知恵など学ぶものもたくさんありますし、脚本も原作もすごく楽しくて面白い作品なので、どう展開されていくのか楽しみです。美果と翔太は心の声は、最初に仮で録音したものを現場で流しながら撮影を進めました。おばさま4人たちの掛け合いもコミカルでテンポ感のあるシーンになっていると思うんですけど、特に私は、だいぶユーモラスな感じで演じさせてもらったので、美果と翔太の若者2人もすごくかわいらしく描かれていて安心しました。城さんは、見た目もシュッとされていましたし、たくさんの作品に出演されていたので、共演させていただくことを楽しみにしていました。お互い人見知りしていたのですが、最初、むずかゆくなるような距離感からどんどん仲良くなっていく翔太と美果のように、自分たちで距離を縮めなくてはと思ったので、さまざまな質問をさせていただきました。撮影を進めていく中で城さんの素の部分が垣間見えてきて無邪気な一面もたくさん見えてきました。

4人のおばさまたちと異文化交流をする若者2人の恋の行方が気になります（竹下景子／奥村歌子）

あっという間に読み終わったくらい楽しい原作から元気をいただいて、水橋（文美江）さんがそれをさらに立体的にされていて感動しました。独特な世界を作っているシェアハウスの住民・4人のおばさまたちと、異文化交流をするこの2人の恋の行方とともに、私たちがどういうふうに発展していくか楽しみにしてもらえればと思います。第1話を見終わって、クオリティーの高いものが出来上がっているなと思いました。半世紀を超えてもなお、ずっと友情を積み重ねてきた4人のテンポ感のあるセリフに相当苦労しました。そういうおばさまたちの生活と、お二人のラブストーリーがどう絡み合っていくのかが本当に楽しみです。当て書きなんじゃないかしらと思うぐらい、私から見るとお二人がぴったりの役柄をされていて、期待が膨らむ仕上がりになっていたと思います。お二人は、私たちの世代から見ると何をしていてもかわいいなと思いますが、一歩現場に入ると誰よりも大人です。本当にオフの時間はずっと話しているところもかわいいんですよ。私たちも一緒におしゃべりをしているんですけれども、現場のフレッシュな雰囲気は2人が醸してくださっているので私たちは感謝しています。