土曜ドラマ「母の待つ里」2025/09/01
番組情報
あらすじ（第2回 9月6日放送）
医師の夏生（松嶋菜々子）は実母・ミドリ（根岸季衣）の初七日の当日、“ふるさと”へ向かう。夏生は晩年、認知症のミドリを施設に預けたことを後悔していた。一方、会社を定年退職した室田（佐々木蔵之介）は、妻と離婚したばかりで荒れた生活を送っていた。そんな時、「疑似ふるさと」のサービスを発見する。
キャラクター紹介
- 松永徹（中井貴一）
大手食品メーカーの社長で63歳独身。社長の地位に孤独を感じており、仕事一筋で親孝行できなかったことを後悔している。思い立ち40年ぶりに里へ帰るが、待っていたのは実母ではなく偽りの母・ちよだった…。 - 古賀夏生（松嶋菜々子）
総合病院に勤務する53歳の医師。認知症を患った母の世話に耐えられず施設に預け、死と向き合わなかったことに贖罪（しょくざい）の念を抱く。医師を辞めるべきか思い悩む中、ちよの言葉に救われる。 - 室田精一（佐々木蔵之介）
元管理職の61歳。感情的かつ自己中心的で、情に厚く、もろい。定年後、退職金が振り込まれた日に妻から離婚届を突き付けられた。失意の中、一人で里へ向かうが、ちよとの出会いが新たな喜びを生む。 - 藤原ちよ（宮本信子）
田畑の広がる自然豊かな里でひとり野菜を作りながら暮らす86歳。孤独を抱えた徹や夏生、精一を実の子どものように笑顔で迎え入れ、手料理や民話でもてなすが、そこには深い訳があった…。
出演者
中井貴一／松嶋菜々子／佐々木蔵之介／宮本信子 ほか
スタッフ・音楽
原作：浅田次郎／脚本：一色伸幸／演出：森義隆／演出：阿部修英／制作統括：高城朝子／制作統括：遠藤理史／制作統括：訓覇圭／ゼネラルプロデューサー：杉田浩光／プロデューサー：石井永二
異色の家族小説として大反響を呼んだ「母の待つ里」が映像化！
浅田次郎さんの同名小説がドラマ化。2024年8月にNHK BSP4Kで放送され、9月にNHK BSで放送された本作が、2025年8月からNHK総合で放送される。「ふるさと」と「母」を、温かくそして切なく描く、感動のミステリアス・ファンタジー。中井貴一、松嶋菜々子、佐々木蔵之介が“孤独”を抱えた3人の「子ども」を演じ、宮本信子が「ふるさと」で3人を迎え入れる「母」を演じる。舞台となる日本の美しい原風景を求めて、一か月間、岩手県遠野市にて撮影された。
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