ドラマ25「晩酌の流儀４ ～夏編～」2025/07/22

記者会見情報

2022年にスタートしたシーズン1から出演している主演の栗山千明、共演の武田航平・辻凪子・おかやまはじめが登壇した記者会見は、平日午前中の開催にも関わらず、お酒を囲みながらトークをしているようなフランクなひとときに。共演して3年目ともなると、エピソードにも事欠かない4人は、これまでの撮影を振り返り、次々と思い出話に花を咲かせる。栗山は、この4人で行ったシーズン1でのキャンプロケを挙げ「天候が悪くて大変な撮影、時間も遅くなってしまってということもあり、感覚がおかしくなってしまって。普段だったらやらないようなことをやったりと、冷静に考えるスイッチがオフになっていたのが印象的です」と感慨深げ。また、“自身だけの〇〇の流儀”を告白するフリップ企画で栗山は、「美幸が私で私が美幸で状態」と笑いながら、「一日の晩酌が活力」と告白、お酒の楽しみ方の流儀を語った。

“私が美幸で美幸が私”というぐらい私は美幸と同じ。晩酌が日々の楽しみです（栗山千明／伊澤美幸）

シーズン1から多少の変化はあると思いますが、美幸は基本、真面目。ストイックさを常に持っていて、お仕事なり晩酌なりに真っすぐ向き合う女性かなと思っています。それを大事にしていれば、美幸なりのコメディー、面白みにつながると考えて演じています。体を動かすシーンは、毎回、私なりに本当に頑張っています（苦笑）。最近の楽しみは、自分で言うのも恥ずかしいんですが“私が美幸で美幸が私”というぐらい美幸と同じで、日々の晩酌です。お仕事が終わった後、「今日は何を食べよう」って考えながら帰ることも多いですし、家にあるものでどう晩酌を過ごそうかなとか、そうやって考える時間もすごく好き。視聴者の皆さんの中にも、シーズン2のししゃものアヒージョとか、番組のメニューを作ってSNSにアップしてくださる方がいて。そうやって、まねしてくださるとうれしいです。シーズン4を迎えられるのは、本当にすごいことだと実感していますが、それは、応援してくださっている皆さまと一緒に作品を作っているスタッフ、キャストのおかげです。これからも長く愛される、そんなドラマを引き続き作っていきたいと思っています。

いかにおいしくお酒を飲むか、美幸さんの姿を見て僕も実践しています（武田航平／島村直人）

僕が演じる島村は、すごくいい意味で普通なんです。それが、シーズン3で“無個性という個性”を手に入れまして（笑）、その特徴を今回は存分に使っていきたいなと思っています。「晩酌の流儀」で受けた影響は、丸い氷やハイボールをおいしく飲むための長方形の氷を作る製氷器を買ったこと。美幸さんが、ビールだけではなく、シーズン3あたりからハイボールやサワーを飲むようになっていて。それをいかにおいしく飲むか、そんな美幸さんの姿を見て、僕も実践するようになりました。ここにいる4人、それぞれが、「晩酌の流儀」に出演したことでレベルアップしてるんですよ。特に、千明さんとはじめさんは私生活に影響が出過ぎてますよ（笑）。

どんな球でも拾える理想の後輩を目指していきます（辻凪子／富川葵）

私が演じる葵ちゃんは、シーズン1ではポップハウジングの新入社員でした。それが、4年目にもなると「顔つきが大人になったね」と言われます。それでもポップハウジングでは一番年下。美幸さんにピンチが訪れた時は手助けをして、島村さんが落ち込んでる時は慰めて。海野さんがボケたら全力で突っ込んで、どんな球でも拾える理想の後輩を目指していきます。シーズン3では美幸さんの晩酌メニューを全部自宅で完コピしたんです。すごくおいしかったんですが、シーズン4は「夏編」「秋・冬編」と全20話あるのでちょっと大変だなと思っていて。そうしたら、武田さんが分担してくださることになりました！

現場に行くと体が勝手に海野になって、勝手に海野が動き出します（おかやまはじめ／海野二郎）

おかやまはじめなのか海野二郎なのか、現場に行くと体が勝手に海野になって、勝手に海野が動き出すような感じです。自分でも「こんな動きするんだ、俺」と思うことが多々あるのですが、こういう状況になったのは、俳優をやっていて初めてのこと。（海野が喉を平手でトントンする動きはシーズン1のキャンプロケで生まれたのでは？　と栗山が言うと）あれは、ビールを飲んで「うわーっ」となった海野が勝手にやっちゃったんですよ（笑）。視聴者の皆さんの一日の疲れを癒やして、次の日の活力になる作品を作れたらと思って撮影を頑張っていますが、この間、ロケでお世話になった方が「“晩酌の流儀の流儀”があるんですよ」と教えてくれたんです。晩酌の準備をして、ドラマを見ながら飲むのが“流儀”だとうれしそうにおっしゃっていましたよ。