Drama Guide ドラマガイド

ドラマ9「能面検事」2025/07/22

番組情報

7月11日スタート テレ東系 毎週金曜 午後9:00~午後9:54

あらすじ(第3回 7月25日放送)

ドラマ9「能面検事」/第3回

所轄署で起きた2件の捜査資料紛失事件を暴いた不破(上川隆也)は検察上層部に、大阪府下の全所轄署への一斉捜査を提案する。一方で、雑居ビルで起きた転落死事件を担当することに。被疑者の健介(日野陽仁)は認知症で、検事調べで「覚えていない」の一点張りだ。康介のたった一人の家族である孫の佑真(楽駆)は不破に無実を訴えていた。やがて、転落死事件と捜査資料紛失事件が一つにつながる。

キャラクター紹介

  • 不破俊太郎(上川隆也
    大阪地検きってのエース検察官。検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度(そんたく)はなく、とにかく冷静沈着に、ただ淡々と職務を全うする。付いた通り名は“能面検事”。
  • 惣領美晴(吉谷彩子
    不破の下で働くことになった新人の検察事務官。不破から早々に「君のような事務官はいらん」と告げられて反発。一切の感情が顔に出ない不破とは反対に、感情がすぐに表情に現れる。
  • 前田拓海(大西流星
    大阪地検総務課事務官。関西弁で冗舌ながら仕事はきっちりこなす。惣領とは互いに励まし合う間柄。
  • 岬恭平(宇梶剛士
    東京地検次席検事。通称「鬼の岬」。不破の能力を高く評価し、利用しようともくろみつつ、異端として警戒している。
  • 高峰仁誠(竹財輝之助
    大阪地検特捜部の検事で特捜部のエース。刑事部のエースである不破とは、時に協力し、時に激しくぶつかり合う。その内面には抱えているものもある。
  • 仁科睦美(観月ありさ
    大阪地検総務課課長。部下たちの教育係でもあり、面倒見の良い姉御肌。
  • 榊宗春(寺脇康文
    大阪地検次席検事。東京地検の次席検事である「鬼の岬」と東西で並び称される通称「仏の榊」。

出演者

上川隆也/吉谷彩子/大西流星/宇梶剛士/竹財輝之助/観月ありさ/寺脇康文 ほか

スタッフ・音楽

原作:「能面検事」「能面検事の奮迅」「能面検事の死闘」中山七里(光文社文庫刊)/脚本:荒井修子/脚本:鹿目けい子/脚本:三浦駿斗/監督:村上牧人/監督:七髙剛/監督:室井岳人/チーフプロデューサー:濱谷晃一/プロデューサー:北川俊樹/プロデューサー:小嶋志和/プロデューサー:黒沢淳/プロデューサー:金澤友也
主題歌:ナオト・インティライミ「美しき恋の詩」

上川隆也主演! 巨大権力にも一切忖度しない痛快で骨太な司法ミステリー

【2025年夏ドラマガイド】ドラマ9「能面検事」

“どんでん返しの帝王”の異名を持つベストセラー作家・中山七里さんによる小説「能面検事」シリーズをドラマ化。中山さんが「主人公が無表情であるが故に、感情の表現が難しく、映像化は絶対無理だ」と考えていたという作品で主演を上川隆也が務める。検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度はなく、とにかく冷静沈着に、ただ淡々と職務を全うする検察官・不破俊太郎(上川隆也)に付いた通り名は“能面検事”。そんな不破が権力者による圧力や組織のしきたりに屈することなく、事件の真相を暴いていく痛快なリーガルミステリーを送る。

記者会見情報

能面検事/会見

「能面検事」の会見に、大阪地検のエース検察官・不破俊太郎を演じる上川隆也をはじめ、吉谷彩子、大西流星(なにわ男子)、観月ありさ、寺脇康文の5名が登壇した。劇中では表情を変えない上川だが、「『能面検事』という字面から受ける堅苦しさはみじんもない現場です」と和やかな現場の雰囲気を紹介。会見も終始にぎやかで、大阪出身の寺脇が冗談を連発して場を盛り上げた。事務官・前田拓海を演じる大西は、同じ鉄道動画を上川が見ていることが発覚し、「ここにいたか!」とうれしく思ったと笑顔で話した。終盤、原作者の中山七里さんからのメッセージが読み上げられ、ドラマへの期待が寄せられた。これに対し上川は、「ここまで楽しく会見を進めていたのが後ろめたくなるようなお言葉」と苦笑しつつ「中山先生ご自身が(映像化に)ハードルの高さを感じているのであれば、それは僕らにとっても挑むべきものです」と真摯(しんし)な姿勢を見せた。


「初心忘るべからず」を心に携え、不破という役に没頭する時間を満喫しています(上川隆也/不破俊太郎)

「能面検事」会見:上川隆也/不破俊太郎

中山先生の作品にはこれまでも出演させていただいた経緯があった上で、「能面検事」には、他の作品とは異なるダイナミズムを感じました。心から「やりたい」「演じてみたい」と思えるほど、不破俊太郎に魅力を感じました。今は役に没頭できる時間を満喫しております。この作品に出演するにあたって常に意識しているのは「初心忘るべからず」という言葉。これは世阿弥の言葉ですが、実は僕が映像のお仕事を始めるにあたり、亡き父がメモに書いて机の上に置いてくれてくれていたんですね。「能面検事」はなぜかこの言葉を思い出させるんです。これまでにない作品に挑むからこそ心に携えておきたい言葉ですし、不破という男にもリンクする気がしています。彼がなぜ“能面”になったのか、そのエピソードは後々明かされていきますが、そこにも関連付けられる言葉ではないかと思います。


勉強しなくては、という気持ちよりも、作品の面白さが勝ってしまいました(吉谷彩子/惣領美晴)

「能面検事」会見:吉谷彩子/惣領美晴

司法を題材とした作品での役は初めてだったので、最初は、難しいセリフがたくさんあるのではないかと身構えていました。勉強もしっかりしなければならないのだろうと思っていたのですが、原作や台本を読ませていただいたら純粋に面白くて。勉強しなくては、という気持ちよりも、作品の面白さが勝ってしまいました(笑)。今は、惣領という役で「能面検事」に参加できることが本当にうれしくて、喜びの気持ちで高ぶっています。視聴者の皆さんには、テンポ感のあるキャラクターたちの掛け合いをぜひ楽しんでいただきたいですね。ストーリーの展開がとても早くて分かりやすいところが見どころですし、不破の“能面”ぶりと惣領の表情の豊かさの対比みたいなものが皆さんに届けられたらいいなと思っています。


ビシッとキメたスーツ姿の大西流星を見てほしいです(大西流星/前田拓海)

「能面検事」会見:大西流星/前田拓海

「能面検事」というタイトルを見た時、「これはパワーワードだな」と思いました。どんな作品なんだろうと思いながら原作を読んでみると、難しいお話なのかなと思いきや、若者でものめり込めるような深い展開になっていて。撮影が始まり、カメラが回ると同時に上川さんが表情を一切表情を出さずに無表情になる瞬間を見て、「これが能面検事なんだ!」と感じた瞬間があって。すごくワクワクしました。僕はこれまで学生役を演じることが多かったので、まさかスーツ姿でお芝居ができる機会がいただけるとは思っていませんでした。上川さんもそうですが、皆さん、スーツの着こなしがとてもカッコよくて。上川さんには撮影の時に「ネクタイはもうちょっとこう締めたほうがいいよ」というアドバイスをいただくこともあって、皆さんから学ぶことがとても多いです。なので、ビシッとキメたスーツ姿の僕を見てほしいですね。いつもより背筋が伸びていますし、歩くスピードも自然と速くなっている気がします。今日も、アテンドしてくださるスタッフさんを追い抜いてしまって、「ヤバイ!」と思いました(笑)。


関西弁の女性、なぜ私にこの役が? と思いましたが、日々楽しく演じています(観月ありさ/仁科睦美)

「能面検事」会見:観月ありさ/仁科睦美

私も司法のお話をやらせていただくのは初めてなので、台本を読んだ時に、内容の難しさを感じました。ただ、とても人情味あふれる物語だったので、読みやすくもありました。この中で私がやるのはどの役なんだろうと思っていたら…関西弁の女性が出てきて。「えっ、なぜ私がこの役に?」と思いもしましたが、たまにはこういった役を演じるのも面白いのかなって(笑)。抜け感のある、でも大切な役どころだと思いながら、日々楽しく演じさせていただいています。視聴者の皆さんにお願いしたいのは、私の関西弁を温かく見守っていただくことですね(笑)。先ほど、スタッフの方に「私の関西弁、どうでしたか?」と聞いたら「85点ぐらいですね」と言われまして。だから、あと15点取って、最終回までに100点を取りたいなと思います!


“能面”の不破とのコントラストをつけるために関西弁を使うことを提案しました(寺脇康文/榊宗春)

「能面検事」会見:寺脇康文/榊宗春

僕が演じる大阪地検のナンバー2、榊宗春は、原作でも台本も関西弁ではなかったんです。“ですます調”で話す男なんですが、不破と対峙(たいじ)した時に似たタイプになってしまいそうだなと感じまして。それで、大阪弁で演じさせてもらえないかと中山先生にご相談させていただいたんです。榊は不破とのシーンが非常に多いので、「“能面”の不破の対して、榊は人間的な感情を出すことでコントラストをつけたいと思うので、そのために関西弁を使いたい」とお願いしてみたら、すぐにOKをいただくことができました。原作を読んでいる方は、「これ、榊とは違うじゃないか」と思われるかもしれませんが、ドラマの世界で描かれる榊を楽しんでいただけたらうれしいですね。


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