土曜ドラマ「ひとりでしにたい」2025/06/06
番組情報
あらすじ

独身、子なし、1人暮らしの30代後半・山口鳴海(綾瀬はるか)。自分らしく自由に生きてきたはずが、憧れていた伯母が孤独死したことをきっかけに、漠然とした不安が心に広がる。焦って始めた婚活はあっけなく撃沈。そんな中、年下の同僚・那須田優弥(佐野勇斗)から「結婚すれば安心って、昭和の発想ですよね?」とバッサリ斬り捨てられ、婚活から180度方向転換して「終活」に目を向け始める。
キャラクター紹介
- 山口鳴海(綾瀬はるか)
1人暮らしを満喫していた30代後半の独身会社員。自由気ままな生活に何の疑問も感じていなかったが、伯母の孤独死を機に将来への不安が募り、婚活を始める。しかし成果は得られず、周囲の言葉に傷つき、価値観も大きく揺れる。迷いながらも前向きに、自分なりの人生を再構築していく。 - 那須田優弥(佐野勇斗)
鳴海の同僚。都庁から出向組のエリート。孤独死を恐れて急に婚活を始めた鳴海に対し「40歳手前で無料婚活アプリ登録しても男来なくないですか?」とあおるが、実は鳴海に好意を寄せている“こじらせ男子”。終活事情や孤独死になぜか詳しい。 - 山口和夫(國村隼)
鳴海の父。“男子厨房(ちゅうぼう)入らず、稼いだ金は俺の金、女性は結婚するのが幸せ”を地で行く昭和の頑固おやじ。昭和時代の価値観に従って生きてきただけで悪気はない。2年前に定年退職し、“家の置き物”状態だったが、那須田の新しい価値観に触れ、少しずつ変わっていく。 - 山口雅子(松坂慶子)
鳴海の母で専業主婦。子育てで疲弊していた時期にキャリアウーマンである義姉・光子に「自立していない女」とばかにされたことを根に持つ。子育てが終わり、現在はヒップホップダンスにハマるなど、人生を謳歌(おうか)しているように見えるが、実は家族に内緒で“あること”を計画中。
出演者
綾瀬はるか/佐野勇斗/國村隼/松坂慶子 ほか
スタッフ・音楽
原作:「ひとりでしにたい」カレー沢薫/脚本:大森美香/演出:石井永二/演出:熊坂出/演出:小林直希/制作統括:高城朝子/制作統括:尾崎裕和
主題歌:椎名林檎「芒に月」
綾瀬はるかが“終活”コメディーに挑む! 笑って泣ける人生リスタート・ドラマ

文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した、カレー沢薫さんによる原作「ひとりでしにたい」を、脚本・大森美香さん×主演・綾瀬はるかで実写ドラマ化。テーマは“よりよく死ぬために、よりよく生きる”。就活ならぬ「終活」を前向きにとらえ、人生の折り返しに差しかかった主人公・山口鳴海が自分なりの生き方を探っていく姿を、笑いと温かさを交えて描く。結婚や孤独、老後や死といった重たいテーマを、軽やかに、そしてリアルに描き出す新感覚の“終活”ヒューマン・コメディーをおくる。
記者会見情報

NHK総合で6月21日にスタートする土曜ドラマ「ひとりでしにたい」の取材会が行われ、主演の綾瀬はるかと制作統括の高城朝子氏が登壇した。原作漫画の世界観に強く共感し、「誰しもが死に向かって生きていく…そんな当たり前のことが、不安に感じられることもあるし、学びにもつながる。脚本を読んで、これはぜひ演じてみたいと強く思いました」と語った綾瀬。鳴海というキャラクターについては「推し活で目がキラキラしていたかと思えば鬼の形相になる。その振れ幅の大きさが魅力的で、奮闘しているところに引かれました」と話す。また、「“死”を意識することで逆に“今”をもっと楽しもうと背中を押されました」と自身にも変化があったと明かし、「自然の流れを受け入れることで、生きることを前向きに考えられるようになる」と実感を込めた。最後は「見終わったあと、少し笑えて前向きになれる作品。ぜひお楽しみにしてください」と呼びかけた。
鳴海の不安や迷いに、すごく共感しました(綾瀬はるか/山口鳴海)

漫画を読んでとても共感しました。誰しもが死に向かって生きていくという当たり前のことを、改めて不安として感じたり、学びになることもある。脚本とプロットを読んで、これは演じてみたいと強く思いました。30代後半になると、「私はこう思ってるけど、世間とは違うのかな」と感じることがあって。鳴海の悩み方や揺らぎ方にすごく共感しましたし、「鳴海みたいな気持ちになることがあるな」と自然に思えました。共演の佐野勇斗さんは原作をよく読んでいて、「那須田のちょっと目が死んでる感じ」を再現してくるんです(笑)。とても器用で、面白い役者さんだなと感じました。鳴海には推しがいますが、私はこれまで推しを持ったことがなかったんです。今回演じてみて「推しがいるって楽しそうだな」と思いました。私は、食べることが好きなので、朝ごはんのおいしいお店を探す“朝推し活”をしてみたいなと思っています。子どもの頃に憧れていたのは、父方のおばさん。国際線のキャビンアテンダントをしていて、都会的でキラキラして見えました。この作品は、見終わったあとに笑えて、心がふっと軽くなるようなドラマだと思います。ぜひお楽しみにしてください。
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月にスタートする夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、人気漫画の実写化「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」、木村文乃×ラウール共演「愛の、がっこう。」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆
【2025年春】TVドラマガイド

2025年の春(4月・5月・6月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
今田美桜&北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、月9「続・続・最後から二番目の恋」、北川景子主演「あなたを奪ったその日から」や日曜劇場「キャスター」、芳根京子&本田響矢「波うららかに、めおと日和」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの最新情報やドラマ視聴ランキングも☆