夜ドラ「あおぞらビール」2025/06/13
番組情報
あらすじ(第1週 6月16日~6月19日放送)

鯖田大学4年生の森川(窪塚愛流)が学生ラウンジにいると、就職活動に苦戦中の同級生・八木(藤岡真威人)がやって来た。森川は「学生時代に何かをやり遂げることが大事」とゴムボートでの川下りを提案。やはり同級生の三条(豊嶋花)に授業の代返を断られるも、友人の後輩・松宮(南出凌嘉)も誘って3人で千葉の山奥へ向かう。そこでは地元男性の奥野(松尾諭)や“マウントお姉さん”のソロキャンパー・千晶(佐藤江梨子)らが待ち受けていて…。
キャラクター紹介
- 森川行男(窪塚愛流)
文学部4年生。「就活は合わない」と数社で離脱し、週末は釣りやたき火、ツーリングに明け暮れるアウトドア漬けの日々を送る。現地調達の料理が得意で、自然と触れ合う時間に人生の豊かさを感じている。他人と争わず、誰とでも打ち解ける柔らかさを持ちつつ、心の奥には自分なりの信念を持っている。仲間との時間を大切にしながら、自分だけの“進路”を模索していく。 - 八木拓馬(藤岡真威人)
経済学部4年生。真面目で努力家だが要領が悪く、就活で挫折中。高校時代からの親友・森川に誘われて、キャンプを通じて自分探しの旅に出る。自然の中でも筋トレは欠かさない肉体派で、仲間の中ではツッコミ役としても活躍。最初は戸惑いながらも、仲間との交流の中で少しずつ自信と進むべき道を見つけていく。新丸子の丸子コーポに住んでいるため、愛称は「マルコ」。 - 三条弥生(豊嶋花)
文学部4年。授業は皆勤、大学院にも特待生として進学が決まっているしっかり者の眼鏡女子。以前から興味のあったキャンプに心ひかれ、森川たちの話を聞いて「一緒に行きたい」と思うが素直に言えず、その態度が森川への恋心と誤解される。小さい頃から霊感が強く、心霊現象にも動じず眠れるマイペースな性格。読書好きで、キノコにも詳しい。 - 松宮一朗太(南出凌嘉)
商学部3年で1浪している。流行に乗って軽い気持ちでキャンプに興味を持った、父親がバイクチェーンを経営する裕福な家庭の“ボンボン”。潤沢な仕送りがあり、将来は家業に就く予定。我慢がきかず、弱音を吐きがちでサボり癖もあるが、どこか憎めない性格。交友関係は広く浅く、世の中をなめている節があるが、森川たちと過ごすうちに少しずつ成長していく。 - 大山千晶(佐藤江梨子)
キャンプ歴5年。大学病院に勤務する医師。給料の大半をつぎ込むほどキャンプに情熱を注ぎ、一級品のギアを多数所有。ルールやマナーには人一倍厳しく、特に男性キャンパーにはついマウントを取りがち。かつては彼氏と始めた趣味だったが、のめり込みすぎて現在はストイックなソロキャンパーに。森川の姿勢には厳しく接しつつもひそかに一目置いている。
出演者
窪塚愛流/藤岡真威人/豊嶋花/南出凌嘉/佐藤江梨子 ほか
スタッフ・音楽
原作: 「あおぞらビール」「ゆうぞらビール」森沢明夫(双葉文庫)/脚本:森ハヤシ /演出:一色隆司/演出:宮下直之/演出:高橋貴司 /制作統括:黒沢淳/制作統括:城谷厚司/制作統括:石澤かおる/プロデューサー:藤尾隆/プロデューサー:中井和秀
窪塚愛流がNHKドラマ初主演! 青春×キャンプの新感覚アウトドア・ドラマが誕生

夜のリラックスタイムにぴったりな、ゆるくて元気な青春アウトドア・ドラマが登場。原作は森沢明夫さんのエッセー集「あおぞらビール」「ゆうぞらビール」。自然とグルメ、そして人との出会いを軸に、大学生たちが川や山でキャンプに挑む日々を描く。脚本は森ハヤシさん、主演はNHKドラマ初主演となる窪塚愛流。共演に藤岡真威人、豊嶋花、南出凌嘉、佐藤江梨子ら多彩な顔ぶれがそろい、毎回登場する“くせ者”ゲストとの出会いが物語を彩る。笑いあり、ちょっぴり感動あり。自然の中で見つける小さな幸せと友情を描いた、真夏の夜にぴったりの物語。
記者会見情報

NHK総合の夜ドラ「あおぞらビール」の完成披露会見が行われ、主演の窪塚愛流をはじめ、藤岡真威人、豊嶋花、南出凌嘉、佐藤江梨子の主要キャストが登壇。自然豊かなロケ地での撮影を通して深まったチームワークや、それぞれが感じた作品の魅力について語った。ビール好きで“あおぞらビール”というタイトルを聞いてうれしかったという窪塚は、「主演として現場に入るのは緊張したが、“感じたまま動く”森川というキャラクターに支えられた」とコメント。藤岡は「『これは面白い』と胸を張って言えます。あまりドラマを見ない方にも届く、気楽に楽しめる作品」とアピールし、南出は「明るい役を演じることで、人を笑顔にすることの意味を学んだ」としみじみ。豊嶋は「仕事ということを忘れるほど楽しい現場だった」と笑顔を見せ、佐藤は「若手キャストの自然体の演技に毎回刺激をもらっている」と語り、10年続けてきたヨガを劇中で披露したことも明かした。
「“感じるままに生きる”ことを教えてくれた」と窪塚(窪塚愛流/森川行男)

山や森の中での撮影が多く、撮影もiPhone中心でフラッシュもない現場ばかりだったので、こうして記者の皆さんの前でカメラを向けられること自体、緊張しています。主演として現場に入るのは初めてで、「自分に何ができるんだろう」と不安もありました。でも演じた森川は、“考える”よりも“感じて動く”タイプのキャラクター。共演者の皆さんの自然体なお芝居に触れながら、自分も「考えるより感じよう」と思えるようになり、だんだん肩の力が抜けていきました。この作品を通して、“自分の気持ちに正直でいること”の大切さに気づけた気がします。人の話を聞きすぎたり、周囲に気を遣いすぎたりして、自分が自分じゃなくなってしまう感覚って、誰にでもあると思うんです。でも本当に大切なのは、自分がやりたいこと、大事にしたいものに、自分のペースでちゃんと向き合うことなんだって、森川が教えてくれました。ビールも本当に好きなので、“あおぞらビール”というタイトルを聞いた時点でうれしくて。家で台本を読みながらビールを飲んでいたこともあります(笑)。ビールを飲むシーンの表情は、完全に“素”のリアクションでした。
「大変だったからこそ、全部が宝物になった」と藤岡(藤岡真威人/八木拓馬)

このドラマは、僕自身も「これは面白い!」と胸を張って言える作品です。最初に台本を読んだときもワクワクしましたが、完成した映像は想像以上にリアルで面白くて。普段あまりドラマを見ない方にも、ぜひ見てほしいと思える内容になっています。忘れられないのが、川に飛び込むシーン。5月中旬の撮影だったんですが、水がとんでもなく冷たくて…。セリフでは「冷たいけど気持ちいい」と言わなきゃいけなかったのに、「ちくしょー冷たい!」としか思えませんでした(笑)。10回以上飛び込んで、最後はもう感覚がまひしてましたね。でも、そうした過酷なロケがあったからこそ、チームの絆も深まったと感じています。僕は毛布じゃなく、筋トレで体を温める派(笑)。スクワットをしていたから、周りから“ヤバいやつ”だと思われていたかも。でもそれくらい夢中になっていたんです。この作品を通して、「本当に大切な人と過ごす時間こそが、何よりの宝物だ」と強く感じました。キャンプに行ってご飯を食べたり、たき火を囲んで話したり、そんな何げない時間にこそ、幸せが詰まっている。そんな思いが、このドラマには詰まっていると思います。
「“楽しい”って思える現場に出合えた」と豊島(豊嶋花/三条弥生)

私が演じる弥生ちゃんは、第1週ではちょっと意味深な登場の仕方をしていますが、これからしっかり物語に関わっていくので、楽しみにしていてください。まだ現場に行けていないシーンもあって、試写で初めて見た部分も多かったんですが、3人のキャンプの様子を見て、「ああ、なんていい空気なんだろう」って純粋に思いました。現場は本当に明るくて、毎日が楽しくて。“お仕事”であることを忘れてしまう瞬間もあるくらいなんです(笑)。私自身、小さい頃からお芝居をしてきましたが、当時は“習い事”の延長のような感覚でした。大人になってから、こうして改めて向き合った現場で「楽しい!」と心から感じられたことが、すごく幸せです。最初は女子一人、しかも最年少だったので少し不安もありました。でも、皆さんが同じように緊張していたと知って、すぐに打ち解けることができました。このドラマに関わってから、自然の中に行きたくなる気持ちがどんどん強くなっていて。キャンプしたいな、川に行きたいなって思うんです。視聴者の皆さんにも、そんな“ちょっと動き出したくなる気持ち”をお届けできたらうれしいです。
「初挑戦の明るい役も、自然の中も、全部が新鮮だった」と南出(南出凌嘉/松宮一朗太)

最初は緊張していたんですが、現場に入ってすぐに「これ、楽しいぞ」って思えました。というのも、撮影がずっと自然の中で行われていて、本当にキャンプしているような感覚だったんです。3人で“わちゃわちゃ”していた日々が、そのまま映像になっていて、「あの時間は無駄じゃなかった」ってうれしくなりました。今回の松宮のような明るくてアウトドアな役柄は、自分にとって初めての挑戦。普段はインドア派ですし、これまでシリアスな役が多かったので…。でも監督が「この役をどう楽しんでくれるか見てみたい」と言ってくださって、それが励みになりました。川のシーンでは、毎回コンディションが違って大変でした。でも、だからこそ誰かに助けてもらったり、守ってもらったりしながら、みんなで乗り越えていく感じがあって。現場全体が一つのチームになっていたのが心強かったです。あと、僕たちがiPhoneで撮った映像が、そのまま本編に使われているシーンもあって。ちょっとブレていたり、構図が下手だったりするんですけど(笑)。自然の中で“明るい役”を思い切り楽しめた経験は、僕の中でも確実に新しい扉を開いてくれたと思っています。
「笑いと癒やしに満ちた、すてきすぎる現場です」と佐藤(佐藤江梨子/大山千晶)

私はキャストの中で“ダブルスコア”くらい年上ですが(笑)、それでも違和感なく自然体で関われています。それは、森や川でのロケや、スマホを使った撮影など、いわゆる“テレビドラマの現場”とは違う空気が流れているからだと思います。スタッフさんとの距離も近くて、温かい。最初にお話をいただいた時、「この4人がこの夜ドラをきっかけに、もっともっと羽ばたいていけるような作品にしたい」とお聞きして、それが印象的でしたし、私はそのそばでチャチャを入れる役として楽しく参加しています。私のヨガ姿も劇中に登場します。ヨガは10年以上続けてきたので「ついに披露できる」と喜んでいたら、藤岡くんたちにあっさり追い越されてしまいました(笑)。でも、こんなに笑って、癒やされて、心地いい現場に参加できることが、本当にうれしいです。
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