Drama Guide ドラマガイド

恋は闇2025/04/24

番組情報

4月16日スタート 日本テレビ系 毎週水曜 午後10:00~午後11:00

あらすじ(第3回 4月30日放送)

一夜を共にした浩暉(志尊淳)と万琴(岸井ゆきの)。しかし次の日、万琴は浩暉に、何事もなかったかのような態度を取られてしまう。そんな中、4件目の犯行現場近くに住む男子中学生が事件の夜に黒いレインコートを着た怪しい男を見たという情報が飛び込んでくる。万琴はさっそく番組で取り上げようとするが、浩暉は「信憑性がない」と一蹴。そんな浩暉の所に、刑事の正聖(白洲迅)と大和田(猫背椿)がやって来る。

キャラクター紹介

  • 設楽浩暉(志尊淳
    週刊誌のフリーライター。甘いマスクと人たらしなキャラクターでスクープを連発する、ちょっとした名物記者。報道に関しては“面白くてナンボ”という露悪的な一面を見せ、取材手法も何でもあり。モテる一方で、敵も多く存在する。明るい雰囲気とは裏腹に秘密が多い。
  • 筒井万琴(岸井ゆきの
    テレビ局の情報番組ディレクター。報道記者志望だが、入社以来、ずっと朝の情報番組を担当。高校生の頃、目の前で親友がストーカーに刺される事件に遭遇したことから、正義感が人一倍ある。行動力の塊だが、被害者や遺族への取材では一歩引いてしまい、上司には怒られがち。ガッツはあるが、素直で涙もろい。社会人になってからは仕事ばかりで恋愛には縁遠く…。
  • 内海向葵(森田望智
    看護師で万琴の親友。高校3年生の時、学校帰りにストーカーに刺され、重傷を負った経験がある。その入院中に寄り添ってくれた看護師に憧れ、現在の職に。明るく前向きだが少々心配性で、見知らぬ男性はまだ少し怖い。実は、高校生の頃から正聖を好き。
  • 小峰正聖(白洲迅
    警視庁捜査一課の刑事で万琴の友人。向葵の事件を機に刑事を志し、持ち前のガッツと正義感で捜査一課に。「ホルスの目殺人事件」の捜査を担当。心優しく、仕事以外では何でも人に譲ってしまう気の良さがある。高校時代から、ひそかに万琴を好き。
  • 野田昇太郎(田中哲司
    情報番組の総合演出。ワンマンでアグレッシブ。見る人をひきつける演出力には定評があるが、かなり旧態依然としたテレビマン。露悪的な面が目立つが、実はシャイで憎めない人物で甘党な一面も。野球好きで野球中継がしたかったが、入社以来、ワイドショーのディレクター畑一筋。

出演者

志尊淳/岸井ゆきの/森田望智/白洲迅/田中哲司 ほか

スタッフ・音楽

脚本:渡邉真子/演出:小室直子/演出:鈴木勇馬/チーフプロデューサー:道坂忠久/プロデューサー:鈴間広枝/プロデューサー:能勢荘志/プロデューサー:松山雅則
主題歌:WurtS「BEAT」

志尊淳×岸井ゆきのがダブル主演!「あな番」制作スタッフが描く恋愛ミステリー

【2025年春ドラマガイド】恋は闇

日本テレビ系の連続ドラマ「あなたの番です」(2019年)、「真犯人フラグ」(21~22年)の制作スタッフが完全オリジナル脚本で描く、究極の恋愛ミステリー。情報があふれ、“真実”が見えづらくなった現代において、いかに真偽を見極めていくのかという社会的なテーマを、恋と謎解きのエンターテインメントとして送る。志尊淳が週刊誌のフリーライター役、岸井ゆきのが情報番組ディレクター役でダブル主演を務める。

記者会見情報

恋は闇/会見

日本テレビ系で放送される「恋は闇」の制作発表会見が行われ、ダブル主演の志尊淳と岸井ゆきの、森田望智、白洲迅、田中哲司が登壇した。初共演の志尊と岸井は現場での距離感について、岸井が「真面目にコミュニケーションを取ろうとした結果、年下感を出してしまった」と苦笑い。志尊は「見られていないと思ってシャドー野球をしていたら大爆笑された」と照れる場面も。作品については「小道具やセリフの細部まで全てがつながる緻密な作り」と手応えを語り、「情報の真偽を見極める難しさ」をテーマにした内容に自信を見せた。「真犯人フラグ」(2021~22年)で黒幕を演じた田中は「2回連続で犯人はないでしょう」と含みを持たせる発言も。また、本作のテーマ「見抜く目」にちなみ、キャスト全員が自身の「特技」を披露。志尊が「岸井さんの空腹を見抜く能力がある」と言えば、白洲は「血液型を当てる能力」を実演し、記者の血液型を言い当てる一幕もあった。


見えているものだけが全てではないというのがこの作品のテーマです。(志尊淳/設楽浩暉)

「恋は闇」会見:志尊淳/設楽浩暉

浩暉は表と裏の顔が全く違う謎に包まれたキャラクター。フリーライターという枠にはめるよりも、彼ならではのプロフェッショナル感や仕事感を貫こうと思い、金髪にしました。ティザーにも流れていますが、普段万琴といる時の顔と、バックハグでレインコートをかぶって表情が変わる顔があります。どうしてこんな姿なのか、小道具や細部に隠された秘密に注目してほしいです。浩暉には抱えている思いと万琴への思いがありますが、好きだからといって、その気持ちをストレートに表現していいものなのか。それが彼の過去とつながってきます。作品は小道具やセリフの句読点一つ、表情一つとっても全てつながるように作られています。一挙手一投足に注目してほしいですし、1回見るだけでなく、何回も見て細かいところを考察して盛り上がっていただきたいです。見えているものだけが全てではないというのがこの作品のテーマです。岸井さんがおなかがすいたタイミングを見抜く目を持っていることに気付きました。顔に文字が書いてあるように感じる瞬間があって、おなかがすいてそうな顔をしていると思ったら「おなかすいた」と言われることが何度もありました。


万琴の気持ちが強くないと浩暉とは一緒にいられない時間も出てきます(岸井ゆきの/筒井万琴)

「恋は闇」会見:岸井ゆきの/筒井万琴

万琴は報道記者を目指している情報番組のディレクターで、過去の出来事からマスコミに興味を持ち、熱心に真実を追求していきます。真面目すぎて空回りしたり、熱心すぎてうまくいかなかったりする人間らしい部分も持っています。役作りのため実際に「DayDay.」のスタッフルームを訪問しました。生放送の現場のスタッフルームやサブの裏側を見学させてもらい、5分後の部分がまだできていないとか、電話でVTRの確認をしたり、ディスクを走って持っていたり、本当に忙しかったです。視聴者の皆さんは浩暉の闇の部分を見ることができますが、万琴は目の前の浩暉しか見ていません。どうして今このタイミングで気まぐれに冷たくなったんだろうとか、そういうシーンも数多くあります。突然振り回される場面が多くて、演じていても楽しいです。本当にずっと背中を向けられたり、あまりにも冷たいと相談しに行ったりもします。万琴の気持ちが強くないと一緒にいられない時間も出てきます。私は、海外でだまそうとしてくる人が分かる特技があります。1人で海外によく行くんですけど、目を見たらその人が信頼できるか信じていけないか分かります。


万琴とは正反対の性格で、お芝居していても呼吸感が違って楽しい(森田望智/内海向葵)

「恋は闇」会見:森田望智/内海向葵

向葵は万琴と正聖と高校時代からの仲良し3人組です。高校生の時にストーカー被害に遭い刺されるという傷を持ちながらも、明るく前向きに生きている優しい女の子です。万琴とは正反対の性格で、お芝居していても呼吸感が違って楽しいです。この作品では「ニュースを見て、これが本当かうそか勝手に判断しているけれど、本当にそうなのか」ということを考えさせられました。そして、四角関係を演じるのは初めてなので、どうなるのかよく分からないです。思いを寄せられている方たちはみんな鈍感で、いちずに思い過ぎて相手しか見えなくなっている状態です。私は、きょうだい関係を見抜く目があるという特技を持っています。少なくとも1週間は一緒に過ごさないと無理だと言いましたが、リクエストに応えて撮影に入って3日目で志尊さんのきょうだい構成に挑戦しました。妹がいらっしゃると思いましたが、弟の間違いでした。(志尊「あと4日あれば年齢と性別も的確に当てられるはず!」)


志尊さんと岸井さんの空気感が出来上がっているから、正聖としてはムカつきます(笑)(白洲迅/小峰正聖)

「恋は闇」会見:白洲迅/小峰正聖

正聖は向葵が刺されたことをきっかけに警察官を目指し、現在は捜査一課の刑事として働いている真っすぐな男です。万琴のことが実は好きで、作品の柱である「ホルスの目殺人事件」を追う刑事としても、万琴に恋する一人の男としても真っすぐに演じていきたいです。もう今見て分かると思いますが、志尊さんと岸井さんの空気感が出来上がっているから、正聖としてはムカつくんですよね。まだ始まってそうそう間もないのに、すでに空気感が出来上がっているから、ある意味やりやすいのといいますか(笑)。簡単にムッとできます。僕は、人の血液型が分かるという特技があります。前日の撮影時に岸井さんの血液型を当てて、初対面の人でもなんとなく分かると言いました。田中さんの血液型当てに挑戦して「B型」と断言したのは間違いでしたが、志尊さんの「A型」と森田さんの「O型」は見事に当てました。僕もA型なのですが、何か近いものを感じるんです。淳とは15年以上の仲で、デビュー作も一緒。昔はかわいかったのに、今は大人っぽくなりました。


「真犯人フラグ」では黒幕でしたが、2回連続犯人ということはないでしょう(田中哲司/野田昇太郎)

「恋は闇」会見:田中哲司/野田昇太郎

僕は万琴の上司で「モーニング・フラッシュ」の総合演出家という役。視聴率主義で万琴にプレッシャーを与えるパワハラ気味の上司です。なぜカープのユニフォームを着ているかというと、野球中継に行きたかったのにかなわず、情報番組についてしまったという設定です。現場は実際の番組なんじゃないかと撮影している僕らも錯覚するぐらい、臨場感にあふれていて驚きました。違う緊張感が生まれます。僕は、相手役のセリフのミスを見抜く目がある特技を持っています。共演者の目の色や口角、肌の感じでミスだなって分かります。どんなささいなかみやセリフのミスも見抜きます。ギリギリOKの甘がみも切り落としません(笑)。岸井さんもセリフが多くて、説明が多いシーンでかむことがあります。完全にはかんでいないけれど、ちょっと舌が違う方向にいっちゃった…みたいなことも分かります。そういうのを見つけるのが大好きです。以前「真犯人フラグ」で黒幕役を演じたので、今回も犯人なのかと聞かれましたが、僕に関しては2回犯人ということはないでしょう。ただ、意表をついて、裏の裏でもしかしたら…という考察に関しては、細かいところを見逃さないでください。

この記事をシェアする


ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season

【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月にスタートする夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!<br />
阿部サダヲ✕大石静のタッグでおくる「しあわせな結婚」、窪塚愛流主演の夜ドラ「あおぞらビール」、綾瀬はるかが挑む“終活”コメディー「ひとりでしにたい」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆

2025年7月・8月・9月にスタートする夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
阿部サダヲ✕大石静のタッグでおくる「しあわせな結婚」、窪塚愛流主演の夜ドラ「あおぞらビール」、綾瀬はるかが挑む“終活”コメディー「ひとりでしにたい」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆

【2025年春】TVドラマガイド

2025年の春(4月・5月・6月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!<br />
今田美桜&北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、月9「続・続・最後から二番目の恋」、北川景子主演「あなたを奪ったその日から」や桐谷健太主演「いつか、ヒーロー」、小芝風花主演「あきない世傳 金と銀2」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの最新情報やドラマ視聴ランキングも☆

2025年の春(4月・5月・6月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
今田美桜&北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、月9「続・続・最後から二番目の恋」、北川景子主演「あなたを奪ったその日から」や桐谷健太主演「いつか、ヒーロー」、小芝風花主演「あきない世傳 金と銀2」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの最新情報やドラマ視聴ランキングも☆

Copyright © TV Guide. All rights reserved.