連続ドラマW I, KILL2025/06/09
番組情報
あらすじ(第5回 6月15日放送)
士郎(田中樹)を追い、桜(穂志もえか)の故郷・墓里村を訪れたお凛(木村文乃)だが、既に士郎は去った後。隠れキリシタンのスエ(濱田マリ)からトキ(田牧そら)が蘇ったと聞いたお凛は、病にかかった桜の息子・勘太(伊達颯斗)を看病する。江戸城では、牢(ろう)から抜け出した士郎が血を分けた家光(田中樹=2役)と対面。そして十兵衛(山本耕史)と家光は、徳川家の安寧の背後に隠された恐るべき真実を知る。
キャラクター紹介
- お凛(木村文乃)
母として、血のつながらない娘を育てる元忍び。忍びだった過去を隠しながら、源三郎の助手として働く。トキの病気を治す薬をもらおうと訪れた村で、姿形が恐ろしく変わった「群凶」たちに襲われる。 - 士郎(田中樹)
人の意識を持ったまま群凶になってしまい、過去を持たず苦しみを抱える半群凶の男。忌み嫌われて幽閉されていたが、自分のルーツを知るためにとある人物を探す。 - トキ(田牧そら)
お凛が本当のわが子のように思う大切な存在。 - 氷雨(富田靖子)
お凛の母親であり冷徹な忍びの頭領。 - 源三郎(高橋克実)
お凛とトキと共に暮らす医師で、ある秘密を抱えている。 - 十兵衛(山本耕史)
幕府が組織した群凶討伐衆を率いる剣術の達人。
出演者
木村文乃/田中樹/田牧そら/富田靖子/高橋克実/山本耕史 ほか
スタッフ・音楽
脚本:港岳彦/脚本:ばばたくみ/脚本:川滿佐和子/監督:ヤングポール/監督:服部大二
木村文乃&田中樹がW主演&初共演! 人が生き抜く美しさとはかなさ、狂気を描く

WOWOW×松竹・松竹京都撮影所がタッグを組んだ本格サバイバルスリラー。主人公は、崩壊した世界で愛する人を守るために戦う女性と、悲しい運命を背負いながらも自分が何者なのかを知るために旅をする青年。2人が出会った時、運命が大きく動き出す。忍びだった過去を隠し、血のつながらない娘を守るため壮絶な旅を続けるお凛を演じるのは木村文乃。SixTONESの田中樹が、人としての意識を保ちながら「群凶」となってしまい忌み嫌われ、自らのルーツを探すため旅をしている謎の男・士郎役に挑む。クランクインの約2か月前から本格的なアクションや殺陣稽古を繰り返し撮影に臨んだ2人が、本来の「生きる」意味を問いかける。
記者会見情報

WOWOWの「連続ドラマW I, KILL」の完成報告会が開催され、主演の木村文乃と、共演の田中樹、田牧そら、メイン監督を務めたヤングポールさんが出席。ゾンビ×時代劇というかつてない作品に挑んだ思いについて明かした。「もし現代に群凶が現れたら?」という質問コーナーでは、「タワマンに逃げたら絶対に助かると思っています。電力も止まっているはずなので上層に逃げれば群凶もたどりつけないだろうし、居住者も多いので食料も困らないから、近所で逃げるタワマンも決めています!」と言う田中に、ポールさんが「それってゾンビ映画で無残に死ぬ人の発言!」とツッコみ、「至るところに防犯グッズを仕込んでいます」と答えた木村も、ポールさんから「その行動も死ぬやつのテンプレ! 防犯グッズを買っている最中に襲われる」と一蹴。続けて田牧が「机の下に隠れる」と回答すると、ポールさんがすかさず「防災訓練じゃないんだから」と笑い飛ばした。
出演すると決断する前なのに、「自分がお凛だ」と思いながら脚本を読み進めていました(木村文乃/お凛)

サバイバルスリラーが好きなので「まさか自分がこの世界に入れる日が来るなんて…」と驚きとうれしさを感じています。出演すると決断する前なのに、「自分がお凛だ」と思いながら脚本を読み進めていました(笑)。群凶に、それぞれあだ名をつけていたのですが、私の推しは“キノコちゃん”という群凶です。ゾンビとして朽ちていく最後まで、顔にキノコが生えてくる様子を見た時に、たとえ群凶になったとしても生命の輪っかの中から外れることはできないのかと思わされました。あと、京都の風景とゾンビのコラボもすてきで、“飛脚ゾンビ”と呼んでいた群凶には、スタッフが紅葉を飛脚に載せて「かわいいやろ」と言ったくらい、みんなから群凶は愛されていました。サバイバルスリラー、それにゾンビというと「怖いかな、グロいかな?」と思われるかもしれませんが、ベースになっているのは人間の物語です。どうして彼らが群凶になってしまったのか、というところに注目が行きやすい内容になっています。この人たちの物語は、自分でも経験したことがあるかもしれないと思って見てもらえると思いますので、気負いなく楽しんでいただければうれしいです。
自信を持って「見てください!」とお勧めできる作品です!(田中樹/士郎)

時代劇とゾンビサバイバルスリラーという、なかなか見たことのない組み合わせに、予告を見た父から「お前が出ていなくても絶対に見る!」と言われました。作品をまだ見ていなくても「面白いだろうなと」思わせてくれる本作は、時代劇とゾンビを掛け合わせた時に、どちらかがおろそかになることがなく、いい状態で化学反応を起こすのではと感じました。僕は、“ヤス”と“カズ”と呼んでいた群凶が推しです。特にカズは名もなき群凶ですが、カズの頬に触れた瞬間に僕の中で愛着が湧(わ)きました。「なるべくカズをたくさん映して…」と思ったくらい。士郎としての立ち回りはすごく大変でしたが、山本耕史さんから、カメラ位置を見ながらシーンごとにアドバイスをいただいたおかげで、手応えを感じるシーンになりました。スケール感の大きさ、クオリティーの高さが最上級に達している作品です。怖がらせることだけが目的ではなく、見ていただければいろいろなものを感じ取っていただけるはず。自信を持って「見てください!」とお勧めできる作品です!
不安なこともたくさんあったのですが、文乃さんがいてくれるだけで安心できました(田牧そら/トキ)

木村文乃さんとご一緒できてすごくうれしかったです。挑戦することが多くて不安なこともたくさんあったのですが、文乃さんがいてくれるだけで安心できたので感謝しています。文乃さんはとても優しいお母さんでした! 登場人物全員が必死に生かされているところを見てほしいです。そして、本作を見てくださった人たちにもなにか届く部分があるとうれしいです。
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