水ドラ25「晩餐ブルース」2025/02/06
番組情報
あらすじ(第4回 2月12日放送)

優太(井之脇海)は、同期のプロデューサー・上野(穂志もえか)が企画したドラマの打ち合わせに参加し、先輩のヒットディレクター・木山(石田卓也)らと意見が合わず孤立しそうな上野の様子が気にかかる。そんな中、部屋着のボサボサ頭で歩く耕助(金子大地)と偶然会い、葵(草川拓弥)も呼んで晩活が行われる。の葵(草川拓弥)。帰り道に結婚していた時の記憶がよみがえった葵はいたたまれなくなり、優太と耕助の晩活に参加する。
キャラクター紹介
- 田窪優太(井之脇海)
ドラマディレクターとしてテレビ局で働く。夢をかなえたものの、仕事に忙殺され壊れかけているが、高校時代の旧友・耕助と一緒に晩ご飯を食べるようになり、その食事を通して変化していく。 - 佐藤耕助(金子大地)
優太の友人。料理人として順調に働いていたはずだが、人知れず辞め、現在はニート生活を送る。人生休憩中でありながら、再会した優太の異変にいち早く気付く。 - 蒔田葵(草川拓弥)
優太と耕助の旧友で、バツイチのコンビニ店長。お気楽に見えるよう振る舞っているが、実はある出来事や自分自身の一面から現実逃避している。 - 上野ゆい(穂志もえか)
優太と同期のプロデューサー。男性社会でサバイブする中で生きづらさを抱えている。 - 木山高志(石田卓也)
優太の先輩のディレクター。ヒットドラマのディレクターとして社内の人気者である一方、友人は1人もいない。
出演者
井之脇海/金子大地/草川拓弥/穂志もえか/石田卓也 ほか
スタッフ・音楽
脚本:山西竜矢/脚本:灯敦生/脚本:高橋名月/脚本:阿部凌大/監督:こささりょうま/監督:川和田恵真/プロデューサー:本間かなみ/プロデューサー:勝俣円/プロデューサー:梅田悠月
オープニングテーマ:レトロリロン「カテゴライズ」/エンディングテーマ:Aki「話そうぜ」
井之脇海&金子大地W主演! 深夜の“晩さん活動=晩活”グルメドラマ

井之脇海と金子大地がダブル主演を務めるグルメドラマ。仕事に忙殺され壊れかけている田窪優太(井之脇)と、元料理人で現在はニートの佐藤耕助(金子)が、高校以来の再会を経てあるきっかけから一緒に晩ご飯を食べる関係になり、“晩さん活動”(略して晩活)を通して心を回復させていく姿を描く。脚本を担当するのは、「SHUT UP」(テレ東系)でアジアコンテンツアワードの最優秀作家賞にノミネートされた山西竜矢ら。監督を務めるのは、映画「ココでのはなし」(2024年)のこささりょうまと、映画「マイスモールランド」(22年)の川和田恵真。主人公2人の高校時代の旧友に草川拓弥が扮(ふん)するほか、穂志もえか、石田卓也が共演する。
記者会見情報

テレ東で放送の水ドラ25「晩餐ブルース」の記者会見が開催され、ダブル主演を務める井之脇海&金子大地をはじめ、共演の草川拓弥、穂志もえか、石田卓也が登壇した。同作は、再会した旧友3人の一緒に晩ご飯を食べる“晩餐活動=晩活”を描く心温まるグルメドラマ。本作の見どころや自身が演じる役柄について語った5人だが、共通して、物語の根底に流れる温かさに感銘を受けた様子。また、「ご飯が本当においしくて、ずっと食べていました(笑)」(井之脇)と、グルマドラマなだけありフードスタイリストの飯島奈美さんが作る食事が素晴らしいことも明かされた。特に井之脇の胃袋をつかんだのは鍋焼きうどんで、人生の最期にもこれを食べたいと言うほど。“最後の晩餐”にそれぞれ何を食べたいかを当て合うクイズでは、金子は「梅干しご飯」、草川は「ラーメン」、穂志は「ハンバーグ」、石田は「うなぎ」と、それぞれの個性や人生観が出る回答が興味深かった。
心を豊かにする食事はすてきだなと思いました(井之脇海/田窪優太)

今回のドラマの題材は“食”。日常の中ですごく大切なことが描かれている脚本だったので、この作品に主演として挑むことができるのは光栄だと思いました。登場人物が食を食を通して触れ合っていく物語ですが、お互いの心を通わせることで自分の弱さに気付き、その感情とともに生きていく。僕が演じた優太は、仕事に忙殺されて家の片付けもできなくなっている。でも、会社ではソツなくやれているという描写なんですが、それを強調して演じてもよかったのかもしれません。そこをあえて誇張せず、一人の人間として心が変わっていく様子を丁寧に演じることを意識しました。そんな優太を演じていて、心を豊かにする食事はすてきだなと思いました。栄養ばかり考えてしまうと外食もしづらくなりますが、たまには誰かと一緒に外に食べに行くのもいいなって。だから、このドラマは遠い世界の話ではまったくないんです。ものすごく近くにいる人が、自分の弱さや駄目なところを見つめている。ちょっと前を向けるような心の変化を丁寧に描いているので、応援したくなる人物がたくさんいますし、何より、食がつないでいく幸せや喜びの連鎖が届いたらいいなと心から思っています。
思い詰めていたり視野が狭くなっている人に何かを感じてもらえる作品です(金子大地/佐藤耕助)

温かいヒューマンドラマをずっとやりたいと思っていた自分にとって、まさに求めていた作風で、皆さんに自信を持って見ていただけるドラマになりました。そのチャンスをいただけてうれしかったです。耕助は挫折経験のある元料理人なので、料理は結構練習しましたが難しかったです。スタッフさんがいかにおいしく見せるかを工夫して撮影していたので、僕もモニターをチェックしながら考えました。肉眼で見るより、画面で見るとツヤがあっておいしそうな料理がたくさん出てくるんですよ。中でも印象に残っている料理は唐揚げ。作り方をイチから教わって作ったんですが、今まで食べた唐揚げの中で一番おいしかったです。だいぶ飯テロですね(笑)。とにかく、どうやったらご飯がおいしく見えるか、お芝居がよくなるか、みんなで話し合いをしながら撮影ができた本当にいいチームでした。日々、思い詰めていたり、視野が狭くなっている人がいたらぜひ見てほしいです。何かを感じてもらえる作品になっていると思います。
ひまわりのような存在の葵の素直さを意識して演じました(草川拓弥/蒔田葵)

脚本を読んだ段階から心が温かくなる作品で、葵を演じるのが楽しみでした。現場に入ってみたら、脚本と同じように温かくてすてきな方たちばかりで…幸せだなと思って撮影しました。共演者には同世代が多かったのですが、海くんとも大地くんとも10年ほど前に共演経験があって。30歳になっての再会は、このドラマに共通する部分でもあるのかなとも思ったり。僕が演じる葵は、お調子者とまではいかないですが、優太、耕助との3人の中ではひまわりのような存在なのかなと思います。言いにくいことをサラッと伝えられたり、意外と気が使えたり、そういった素直さを意識して演じました。このドラマのように、僕が“本来の自分”に戻るために大切にしていることは、たくさん寝ること。若い時は毎日のように夜ふかしをしていましたけど、睡眠をしっかり取って次の日を元気に迎えないと頭が動かない。もし悩みがあっても、寝てリセットしたら新しい考えがひらめいたりもしますからね。
私と同じことを考えている人たちがいるんだと思えて、すごくうれしかったです(穂志もえか/上野ゆい)

今は、めまぐるしい渦の中にいるような気持ちになって、意識しないと自分の立ち位置すら分からなくなるようなせわしない世の中です。この作品は、そんな時代に必要なドラマだと思います。企画書を読ませていただいた時に、賛同できないことが一つもなくて。私と同じことを考えている人たちがいるんだと思えて、すごくうれしく感じました。仲間を見つけたような気持ちになったんですよね。私が演じる上野ゆいはプロデューサーという役職なので、本作のプロデューサーである本間かなみさんにお時間をいただき、テレ東の会議室で2人きりになって、1時間ほど質問攻めにしてしまいました(笑)。上野は、悩みながら模索しながら生きているような役柄なので、本間さんとのお話をベースにしながら、曖昧さを抱えたまま存在することを大事にしました。曖昧な感じていることはちょっと怖いんですけど、その怖さも持ったまま存在するようにしました。
苦しんでいたり、モヤモヤを感じている人に見てほしいドラマです(石田卓也/木山高志)

今をしっかり捉えている脚本だなと思いました。どの職業もそうですけど、真面目で優しくて、一生懸命で不器用な人たちが必ずぶつかるであろう人生をしっかり描いているんですね。それを濁さない、かつ見守るような感じで描かれている物語なので、すごくすてきだなと。僕が演じる木山は、海くんが演じる優太の上司にあたるディレクターですが、一歩間違えると嫌なやつに見られてしまうセリフがたくさんあるんです。それを、いかに憎まれないように言うかを意識しました。演出はもちろんですが、絡むことが多かった海くんと穂志の2人のお芝居によって作られたキャラクターでもあるなと思うので、本当に感謝しています。今、苦しんでいる人やモヤモヤしていると感じている人たちに見てもらいたいドラマです。
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