嘘解きレトリック2024/12/02
番組情報
あらすじ(第10回 12月9日放送)
母・フミ(若村麻由美)への手紙に初めて住所を書いた鹿乃子(松本穂香)は、郵便が気になって仕方がない。そんな中、左右馬(鈴鹿央士)は祝探偵事務所で娘が世話になっているという女性に遭遇。フミだと気付き、自分の正体は明かさず案内することに。鹿乃子の頑張りを伝えるも、フミは一目見たら会わずに帰ると言い張る。一方、街中にいた鹿乃子は、書店で利市(橋本淳)から金をだまし取った嘉助(黒川想矢)を追う。
キャラクター紹介
- 祝左右馬(鈴鹿央士)
「祝探偵事務所」を営む、借金まみれの貧乏探偵。家賃も払えず、日々の食事は行きつけの小料理屋でタダ飯を食べさせてもらっているほどの貧乏暮らしをしているが、推理とハッタリの能力に長けている。偶然出会った“うそが聞き分けられる”能力を持つ鹿乃子を探偵助手に誘う。人がうそをついた理由まで考慮して推理をし、鹿乃子と共に難事件を解決していく。 - 浦部鹿乃子(松本穂香)
“うそが聞き分けられる”能力を持つ女性。物心ついた頃から故郷の村人に気味悪がられ追われるように村を出て、九十九夜町で行き倒れて左右馬と出会う。この力を隠して生きようと決めたが、左右馬の言葉にはうそがなく心地よいと感じ、誰かのためにこの力を生かすことができるのかもしれないと思い直す。左右馬の探偵助手になり、自分の居場所を探していく。 - 端崎馨(味方良介)
左右馬の学生時代からの親友で、九十九夜警察署の刑事。貧乏だが気楽な生活をしている左右馬とは対照的に、真面目に生きてきた。巡査部長になった今も、口がうまい左右馬からの頼みごとを断れず、振り回されながらも気付けばいつも協力している。左右馬と鹿乃子にとって最大の仲間。 - 藤島千代(片山友希)
推理小説が好きで探偵に憧れている、藤島家のお嬢さま。明るくて元気、思ったことははっきりと言い、屈託のない天真らんまんな性格。家は豪邸で移動は運転手付きのリムジンだが、あるきっかけから左右馬たちと出会い、左右馬の探偵としての姿に憧れの念を抱くように。 - 浦部フミ(若村麻由美)
鹿乃子の母。人のうそが聞き分けられる能力のせいで、故郷の村人たちから気味悪がられ、嫌がらせを受けていた鹿乃子をかばい続けてきた。村を出ることを決意した鹿乃子から「落ち着き先が決まったら手紙を書きます」と言われ、その手紙を待ち続けている。
出演者
鈴鹿央士/松本穂香/味方良介/片山友希/若村麻由美 ほか
スタッフ・音楽
原作:「嘘解きレトリック」都戸利津(白泉社・花とゆめコミックス)/脚本:武石栞/脚本:村田こけし/脚本:大口幸子/演出:西谷弘/演出:永山耕三/演出:鈴木雅之/プロデュース:鈴木吉弘/プロデュース:狩野雄太
主題歌:eill「革命前夜」
鈴鹿央士と松本穂香が初共演&月9初主演。昭和初期が舞台のレトロモダン探偵活劇
2012~18年に「別冊花とゆめ」(白泉社)で連載されていた都戸利津の同名コミックを、「ガリレオ」シリーズ(07~22年、フジテレビ系)の演出・西谷弘とプロデューサーの鈴木吉弘がタッグを組んで実写化。物語の舞台は昭和初期の九十九夜町。やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿央士)と、うそを聞き分ける能力を持つ浦部鹿乃子(松本穂香)の異色コンビが、うそとまことが入り交じる難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。初共演となる鈴鹿と松本が“月9”ダブル主演を務める。
記者会見情報
フジテレビ系の連続ドラマ「嘘解きレトリック」の制作発表が、物語の舞台となる九十九夜町目抜き通りのセット内で行われ、ダブル主演を務める鈴鹿央士と松本穂香が人力車に乗って登場した。役衣装に身を包んだ2人は、昭和初期のレトロな雰囲気が漂うドラマセットをバックに、人力車に乗ったままフォトセッションに応じた。共に初体験となった人力車に乗った感想を聞かれ「人力車は初めてだったので楽しそうだなぁと思っていたのですが、いざ出てきて皆さんに写真を撮られていると、『どういう顔で撮られたらいいんだろう?』と…(笑)」(鈴鹿)、「クランクインが、ちょうどこの目抜き通りでした。町の人たちが行き来していたり、“つくも焼き”という名物が売られていたり、西谷(弘)監督やスタッフのこだわりが詰まったセットになっています。人力車は初めてですごく恥ずかしかったけど、楽しかったです」(松本)と、それぞれ答えた。
人から愛されるキャラクターでありたいと思って演じています(鈴鹿央士/祝左右馬)
この衣装は、体を採寸して生地から作っていただいたスーツです。シャツの襟の形も、当時はやっていたもので、カフスとか細かいところにもこだわっています。でも、スーツを作る時に採寸してくださった方に「体が薄いですね」と言われて、今はジムに行ってトレーニングしています(笑)。ちなみに、衣装の背中はゴツゴツしていて、鬼の顔みたいになっているんです! 誰にも見せたことはありませんけど(笑)。左右馬は奥深いキャラクターだと思います。鋭い観察眼を持っていると言われる通り、本当に人をよく見ています。その人がなぜうそをついているのか? 何を考えての行動だったのか? など、心の奥底まで見ているのですが、そこには優しさがあると思っています。普段は飄々(ひょうひょう)としていますが、原作を読んだ時に人から愛される人物だと感じたので、僕が演じる左右馬も人から愛されるキャラクターでありたいと思って演じています。昭和初期という設定のこだわりが細かいところにもあって、登場人物もみんな魅力的。「これからどうなっていくんだろう?」「どんな関係になっていくんだろう?」と、見守りたくなるようなすてきな作品です。
なかなか出合えない作品になっていることに自信を持っています(松本穂香/浦部鹿乃子)
私の衣装は何着かあるんですけど、今日は、当時の着物を着させていただきました。鹿乃子のトレードマークの眼鏡は鼻あてがなくて、テンプルが当時の形になっているのもポイントです。祝先生には、いつでも先生なりのペースがあってつかみどころがない感じです。でも、しっかりと心(しん)は通っている魅力的なキャラクター。第1話では、鹿乃子が持つ特殊な能力によって、幼い頃からつらい思いをしてきた様子が描かれています。そこから、祝先生と出会って、本来彼女が持っていた明るさなどの良い部分が見えていきます。そういう能力を持ってしまったが故に悪いこともあったけど、それを乗り越えるために人一倍いろいろなことを考えて生きてきた子でもあるので、強さも持っています。祝先生もそうですが、お互いに真っすぐな感じが似ていると思います。まずは第1話を最後の最後までご覧ください。そうしたら、きっと続きも見たくなると思える仕上がりになっています。一つ一つの描写が心に残るような、監督やスタッフの思い入れが感じられる作品で、それが物語の深みになっています。そんな、なかなか出合えない作品になっていることに自信を持っています。
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