潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官2024/10/01

記者会見情報

日本テレビ系の連続ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」の制作発表会見が行われ、ダブル主演を務める竜星涼と八木莉可子、共演の及川光博、入山杏奈、徳井優が登壇した。今作が初共演となる竜星と八木。お互いの印象を問われた竜星は「イメージより10倍も20倍もチャーミングな方というのが印象的。現場でもものすごく笑ってくれて、変顔もしてくれる。現場のスタッフさんたちを含め、皆が八木さんの笑顔に助けられている。現場に八木さんがいると華やかになります。（兄妹感を出すため）八木さんの変顔写真を待ち受けにしているんです」と報告。対する八木も、「（竜星が）笑わせてくださいます。裏でもお兄ちゃんみたいに気さくに接して、イジってもくださる（笑）。それでつい私は笑ってしまうんですけど。現場を明るく引っ張ってくださる皆のお兄ちゃんだなって思います」と竜星への信頼を語り、兄妹（きょうだい）役がなじんでいる様子を感じさせた。

正義とは何か、悪とは何かを皆さん自身の中でも感じてもらえたら（竜星涼／渡良瀬貴一）

僕の役柄は父親が犯罪組織の鳳凰という人物に殺されて、そこからこの兄妹2人で復讐（ふくしゅう）していく役で、いろいろ責任を抱え込んで、最後まで妹と一緒に戦っていけるのか、今は必死に毎日を汗かきながら熱い熱量で撮影させていただいています。秘密にして（現場に）入ろうかなって思っていたことがあって。親心じゃないですけど愛情を常に感じていたくて、作品中の（スマホの）待ち受けを八木さんにしようと思ったんです。でも、それを見られたら恥ずかしいので、八木さんに言いました。それで、待ち受けは僕が撮った写真にしたくてカメラを向けたのですが、変顔しかしてくれないので、変顔の八木さんをずっと待ち受けにしています。つらいときでも変顔の八木さんが出てきて、今日も頑張ろうと思います。兄として大好きです！　「潜入兄妹」は、さまざまな詐欺の手口が描かれており、視聴者の皆さんにも注意していただけるような内容になっています。兄妹が潜入していく中で、たくさんの仲間や敵と出会い、彼らがどのような選択をしていくのかも見どころ。この作品を通して、正義とは何か、悪とは何かを皆さん自身の中でも感じてもらえたらうれしいです。

ドキドキハラハラが止まらない一歩先も読めないような作品になっています（八木莉可子／渡良瀬優貴）

物語はドキドキハラハラが止まらない一歩先も読めないような作品になっているのですが、現場はカットがかかったら皆さん仲良くて、スタッフも共演者の皆さんも優しくて、和気あいあいと撮影させていただいてます。暑い中、ロケも多くて体力的には大変なシーンも多いですけど、仲良く力を合わせて頑張って撮影しているのでスタート日を楽しみにお待ちいただけたら。（予告映像で竜星が「最悪だ…」とつぶやくセリフが話題になったことにちなみ、最近「最悪だ」と感じた出来事を聞かれると）スタジオの食堂でご飯を食べるんですけど、食券を買う時、500円玉が入らない。いつも私が500円玉しかなくて、入らなくて、お札を入れなくちゃいけない時に「最悪だ…」とちっちゃく言います（笑）。台本を読んでいても先が読めない展開にドキドキするシーンがたくさんあり、皆さんにもハラハラしていただけると思います。そして、物語には多くの伏線が張られていて、一度だけではなく、何度も見直すことで新しい発見がある作品です。まさにスルメのようにかめばかむほど味わい深い作品なので、ぜひ何度も楽しんでいただけたらうれしいです。

親ほどは近くないけど、親戚ぐらいの感覚で2人を見守っています（及川光博／入間慎之介）

兄妹を見守り、サポートする役です。役名が「入間（いるま）」ですが、疲れていると「人間」と見えてしまって、読み間違えないように気をつけています（笑）。入間は以前から2人を知っていて、亡くなった同僚の子どもたちなので、愛がある。私は刑事ですが、潜入捜査はしないので、とにかく2人を心配しながら彼らをサポートしています。親ほどは近くないけど、親戚ぐらいの感覚で。だから現場に入る前にめいっ子のことを考えるんです。それでいい感じのおじさん具合ができています（笑）。（最近「最悪だ」と感じた出来事を聞かれると）今朝見た夢が最悪でした。古民家の宿に泊まっていて、先祖代々伝わる刀が飾ってあったんです。みんなでわいわいしながら刀を抜いた瞬間、霊が見えるようになって、その家中に女性の霊がたくさん出てきて…。鳥肌で目が覚めました。「最悪だ！」って（笑）。（タイトルにちなんで）潜入してみたいのは、コスプレイベント。ニュースや記事で見たことはありますが、参加したことはないので、にぎわいや盛り上がりを肌で感じてみたいなと思っています。

この作品を通じて、詐欺に対する注意喚起ができたら（入山杏奈／高津美波）

（演じる美波は）リーダーシップを持ちながら組織を引っ張っていくキャラクターです。プロデューサーから「凛としていて、人間としての弱さも持ちながらも指示を出せる存在」ということでキャスティングされたと聞いて、その美波像に近づけるよう努力しています。普段リーダー的な立場になることがあまりないので、今回は新たな挑戦です。現場では、皆さんとすぐに仲良くなってしまい、最初はリーダーらしく距離を保とうと思ったんですが、気が付いたらすっかり打ち解けてしまいました（笑）。この作品を通じて、詐欺に対する注意喚起ができたら良いなと思っています。私はご飯を食べても食べてもすぐお腹が空いてしまうんですよ。現場でずっとお腹が鳴っていて、それをバレないようにしています。（竜星「バレてます（笑）」）。私が潜入したのは、自分が生まれる前に、両親や姉がどういうふうに私を待っていたのか、その気持ちを知りたいですね。愛されて生まれてきた瞬間を見てみたいです。

これまでにないシリアスな役ですが楽しんで撮影に臨んでいます（徳井優／岩木泰造）

今まではいい加減な人を演じることが多かったですが、今回はちゃんとした、きちんとした大人を演じたいと思っています。演じる岩城は預金残高5億円の一人暮らしの高齢者。詐欺グループに狙われる人物なので、シリアスな役ですが楽しんで撮影に臨んでいます。（身分を偽って組織に潜入する今作の内容にちなみ、内緒にしていることを尋ねられると）大したことじゃないんですけど、プロフィール上の身長は158センチなんです。でも実際にはもう少し縮んでしまって、今は156.5センチくらい。現場では、時々つま先立ちをしているんです。しょっちゅうはやっていませんよ、震えちゃうので（笑）。ここで言っちゃっていいのか分かりませんが、詐欺にあたることはありませんから大丈夫です。