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「ユージニア」岸井ゆきの、人生を狂わされた趣味を告白「家と撮影現場と映画館にしかいない(笑)」2026/11/06 08:00

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「ユージニア」岸井ゆきの、人生を狂わされた趣味を告白「家と撮影現場と映画館にしかいない(笑)」

 岸井ゆきのが主演を務め、木竜麻生と成海璃子が共演する「連続ドラマW 恩田陸 ユージニア」(日曜午後10:00)がWOWOWで11月8日からスタート。都内で行われた完成報告会に、岸井、木竜、成海の主要キャスト3人が登壇した。

 本作は2005年に発表され、第59回日本推理作家協会賞を受賞した恩田陸氏の同名ミステリーを映像化。北陸・K市の名家で17人が死亡した毒殺事件をきっかけに、その目撃者で事件を題材にした作品を書いた小説家・雑賀滿喜子(岸井)、生き残った盲目の少女・緋沙子(成海)、事件を追うライター・友子(木竜)という3人の女性をはじめ、時代を超えてさまざまな人々が過去の忌まわしい出来事に翻弄(ほんろう)されていくさまが描かれる。

恩田陸作品への参加に喜び 3人が語る原作の魅力

「ユージニア」岸井ゆきの、人生を狂わされた趣味を告白「家と撮影現場と映画館にしかいない(笑)」

 今回の脚本を担当した安達奈緒子氏の作品に出演した経験がある岸井は「安達さんが書く脚本(ホン)は、それぞれの登場人物たちが物語を紡いで一つの作品になるところが大好き。もう少し作品を探りたいと思って原作を読んだらもっと謎が深まるばかりで、新しい視点もありましたし、すごく責任感のある役です」と感想を。

「ユージニア」岸井ゆきの、人生を狂わされた趣味を告白「家と撮影現場と映画館にしかいない(笑)」

 初めて読んだ文庫本が恩田陸氏の小説だったという木竜は「持ち歩いてちょっとずつ読み進めていくという読書の楽しさをくれたのが恩田先生の作品。今回、お話をいただいたときは率直にうれしかったですし、ご縁のようなものを感じました」と笑顔を見せた。

「ユージニア」岸井ゆきの、人生を狂わされた趣味を告白「家と撮影現場と映画館にしかいない(笑)」

 成海は、盲目で見えないはずなのに誰よりも見えているようなミステリアスな女性を体現。「作中では、いろいろな人たちの視点で緋沙子が描かれています。盲目という設定なので誰かと話しているときなどにどこを見ているのか。現場では、そのお芝居に関して監督と話すことが多かったです」と役作りの苦労を明かした。

 物語のカギとなる毒殺事件が発生してから30年という月日が流れる展開。岸井は20~40代の滿喜子を演じることに。「ヘアスタイルや衣装の変化はとても力になりました。ただ、40代だからといって、それほど大きく変えなくてもいいのかなと。今、私は34歳ですけど、20代の頃と比べて特に意識が変わったということはないので。それよりも、滿喜子が誰と対峙(たいじ)しているのかを大事にしたいなと思いました」と、役の変化について語った。

20代から40代までを熱演 それぞれが挑んだ役作り

 北陸が舞台の本作は、石川県・金沢市でロケを敢行。成巽閣(せいそんかく)「群青の間」でドラマの撮影が行われたのは初めてだとか。岸井は「本当に青いんです。これがずっと残されてきたというのは素晴らしいなと。なのに、雨をたくさん降らしてビショビショに(笑)」と、大事な場所を雨のシーンで使用したことを暴露!?

「ユージニア」岸井ゆきの、人生を狂わされた趣味を告白「家と撮影現場と映画館にしかいない(笑)」

 同じシーンに参加していた木竜も「ドキドキしました(笑)。でも、関係者の方たちが懐深く受け止めてくださって。貴重な体験でした」と、撮影を振り返った。ちなみに、岸井はその時の“青”が忘れられないのか、本日の完成報告会に青色のアクセサリーを耳に着けて参加。「これは、群青とWOWOWの青です!」と、笑顔でアピールした。

 また、木竜はこの金沢ロケの最中に誕生日を迎え、共演者やスタッフからお祝いされたエピソードを披露。「岸井さんと一緒のシーンのときに祝ってもらって、とてもうれしかったです。前日に金沢に入っていたので、一人でおいしいおすしを食べました。次の日は撮影ということもあってノンアルコールでしたけど、いい思い出になりました」と、にっこり。

 印象に残っているという意味では、奇妙な因縁がある滿喜子と緋沙子が向き合うシーンも見どころの一つ。岸井と成海は、それぞれの“音”に刺激を受けたという。「成海さんと対面してしゃべったときに音圧というか響きをすごく感じて。(芝居をするときに)こういう形で助けられることもあるんだなと感動しました」と岸井が話すと、成海も「私の役は盲目という設定なので視線を合わせられないんですけど、すごい集中力でセリフを発した岸井さんの姿を見たかったなと。オンエアで楽しみたいです」と答えた。

金沢ロケ秘話と“人生を狂わされたもの”とは?

 ドラマのキャラクターたちは、過去の事件によって人生を狂わせていくということで、MCから“人生を狂わされたと思うエピソードは?”という、むちゃぶりな質問が。3人とも頭を悩ませるが、木竜が先陣を切る形に。「今回の『ユージニア』も、外から見ている人に“あの人は狂わされた”という認識があるだけで本人は自覚していないかもしれない。私の人生も狂わされていると見える人がいるかもしれないけど、自分自身では狂わされている自覚がない。なので、まだ狂わされていません!」と断言。

 それを聞いていた岸井は自身の趣味の話を。映画を高校時代から見始めたそうで「もう生きる頼りみたいにしてしまって。なんて面白いものがあるんだろうと。だから、今も家と撮影現場と映画館にしかいないくらい。簡単にはやめられないから、映画にちょっとだけ狂わされたのかな? 最近は、ほかのところにも行ってみようと思っています」と、違う楽しみを模索する宣言を。

「ユージニア」岸井ゆきの、人生を狂わされた趣味を告白「家と撮影現場と映画館にしかいない(笑)」

 そして、成海にもどっぷりハマっている趣味があるようで、「狂わされたことになるかどうかは分からないですけど、ビンテージのTシャツがすごく好きなんです。昔からこれが欲しいと思ったらどうしても手に入れたくてオークションに参加したことも。そういう執念深さはあるかもしれません(笑)」と、三者三様の“狂わされ話”が飛び出した。

 今回のドラマには3人の他にも豪華俳優陣が出演。プロデューサーの山田雅樹氏は「事件が起きてから30年たっている設定なので、いろいろな登場人物たちが入れ替わり、立ち替わり。ずっと事件に囚われている刑事・栗城を演じる(片岡)愛之助さんは40~70代までを演じるので特殊メイクに、妹と共に事件の目撃者となった滿喜子の兄・誠一役の丸山(隆平)さんの繊細な演技にも注目してほしいです」と、見どころを語った。

「ユージニア」岸井ゆきの、人生を狂わされた趣味を告白「家と撮影現場と映画館にしかいない(笑)」

 本作は、台湾と韓国でも配信が決定。日本と台湾の合作映画「シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE」に出演している岸井は「映画は吉本ばななさんの小説が原作だったんですけど、台湾の人たちの日本文学への愛をとても感じました。『ユージニア』の配信が決まってうれしいです。1話を見ただけでは全貌がつかみきれないですし、最後まで見てもう一度見返すと違うことを感じるかもしれません。味わえば味わうほどどんどん味が出てくる作品だと思うので、早く皆さんに見ていただきたいです」と、放送を楽しみにしている視聴者にメッセージを送った。

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