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40年来の盟友・内藤剛志と金田明夫が変わらない絆を確かめ合う京都旅へ。2026/09/15 18:00

40年来の盟友・内藤剛志と金田明夫が変わらない絆を確かめ合う京都旅へ。

 BS朝日で9月21日に放送する、「あなたの知らない京都旅」(月曜午後9:00)は2時間スペシャル。内藤剛志金田明夫が旅人として登場する。1955年生まれの内藤と54年生まれの金田は、同年代の俳優として40年以上切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲。大人の夏休みを満喫するべく京都にやって来た2人は、「普段話さないことも話す旅」をテーマに掲げ、“今だから話せる”封印してきた過去も打ち明ける旅を目指す。

 「あなたの知らない京都旅」は、さまざまな旅人が、悠久の時を重ねてきた京都の名所旧跡を訪ね、そこに秘められた驚きの歴史や文化、ゆかりの人物の意外な素顔、都の風情あふれる暮らしぶりを体験。4月からはナレーターに篠井英介を迎え、さらに奥深い知識と楽しさを交えながら京都の新たな魅力を伝えている。

 番組最大の見どころは、普段はなかなか見ることのできない“知られざる京都の姿”と出合えること。番組レギュラーの旅人・中村雅俊、内藤を中心に、非公開の場所や逸品、国宝や重要文化財、偉人のお宝などの貴重な映像を紹介している。

 名バイプレーヤーとしておなじみの金田は、内藤が主演を務めるテレビ朝日系のドラマ「警視庁・捜査一課長」シリーズ(2012年~)や、内藤も出演している沢口靖子主演の「科捜研の女」シリーズ(99年~)ほか、多数の作品で内藤と共演してきた。現在は、TBS系日曜劇場「VIVANT」第2シーズン(日曜午後9:00)に、別班幹部役で出演している。

40年来の盟友・内藤剛志と金田明夫が変わらない絆を確かめ合う京都旅へ。

 そんな金田と内藤は、太秦にある東映京都撮影所で待ち合わせた。2人は、「だ~れだ?」とじゃれ合うほど仲良しで、お互いを、明夫ちゃん、剛志くんと呼び合い、40年を超える長い付き合いだという。

40年来の盟友・内藤剛志と金田明夫が変わらない絆を確かめ合う京都旅へ。

 まずは、撮影所の中へ。なかなか見ることができない、俳優会館に入ると、メイクルームでの先輩後輩の“あるある”エピソードを話したり、楽屋のしきたりを説明したり、同じ時代を過ごしてきた俳優同士、共通の話題に花が咲く。また床山・結髪と呼ばれる部屋(かつらを整える場所)にも入り、時代劇ファンならたまらない裏側が明らかに。

 食堂では、駆け出し時代を懐かしみながら、俳優を目指したきっかけをそれぞれ振り返り、お互い映画が好きだったことを再確認。2人が影響を受けた先輩俳優とは。

40年来の盟友・内藤剛志と金田明夫が変わらない絆を確かめ合う京都旅へ。

 続いて、「撮影では行ったことがあるが、普通の旅行として行ってみたいところがある」と内藤のリクエストで「京都水族館」へ。童心に返ったおじさん2人は、その後、金田が京都の仕事がある時に訪れるという光明院へ。この庭でCM撮影をした大先輩の話になると、俳優業について改めて見つめ直すことに。当時のCMを再現する2人にも注目だ。

40年来の盟友・内藤剛志と金田明夫が変わらない絆を確かめ合う京都旅へ。

 2日目は、京都の奥座敷・大原からスタート。大原といえば、三千院ということで、天皇が参拝に来た際に使用する玉座がある部屋で、天皇と同じ目線の眺めを体験する。また緑のグラデーションが印象的な庭をバックに2人が語り始めたのは、30代の時、内藤が「テレビを辞める」と言い出したエピソードや、金田を襲った病のこと。長年の親交があるからこそ語れる、意外な過去も明かされる。

 寂光院に移動した2人は、この院と深い関わりがあるというしば漬けの関係や名前の由来などを学んだあと、京漬物を製造販売する店へ足を伸ばし、しば漬けの味を実食。土鍋で炊いたご飯が登場すると、2人の食欲が止まらない! そのお味は?

40年来の盟友・内藤剛志と金田明夫が変わらない絆を確かめ合う京都旅へ。

 最後に内藤オススメの絶景を目指して滋賀県大津市へ。びわ湖バレイのロープウェイに乗車して5分。頂上のビューポイントに到着した2人は、内藤の「せーの!」の掛け声で後ろを振り向くと、眼下に広がる琵琶湖の壮大さに大興奮。

 そんな絶景をバックに、今後の人生について真面目に語り合う内藤と金田。70歳を超えた名優2人が考える、これからの俳優人生とは……。最後には「サイコー!」と両手を広げて旅を終えた。

――40年来の盟友であるお二人で京都を巡る旅を終えた感想をお願いします。

内藤 「明夫ちゃんからどうぞ!」

金田 「本当に楽しかったです。時間が足りないくらいで、もっともっといろいろなところを回りたいくらいでした。剛志くんと一緒にいると、いつまで経っても時間を忘れちゃうんですよね。いつも見ている京都の風景も、彼とゆっくり巡って話を聞くことで改めて見つめ直すことができました。僕にとっては、この2日間はかけがえのない時間になりました」

内藤 「金田明夫さんというと、皆さんドラマのイメージが強いと思うんですけど、本当はこんな人(愉快なおじさん)なんです(笑)。でも、今回の旅で見せた姿は、僕と明夫ちゃんのまさに日常そのものなんですよね。40年、こんな感じでやってきたし、これからもこのまま歩んでいきたいと改めて思いましたね」

――特に心に残っている場所や印象深いエピソードは?

金田 「『全部!』と言いたいところですが、光明院で住職のお話を伺ったことですね。僕らの知らない歴史をいろいろ教えていただきました。あとは、東映の撮影所にゲストのような気持ちで立ち寄ることができたのも新鮮でした。そして、琵琶湖の素晴らしいロケーションやおいしくいただいたしば漬け……。心もおなかもすべて満たされました」

内藤 「僕は京都に半分住んでいるのでなじみのある場所ばかりでしたが、しば漬け一つをとっても、寂光院さんの物語を知った上でいただくと、単に『おいしい』だけじゃないんですよね。『こういう物語が背景にあるんだ』と感じられるのが、京都という街の深さだと思います。三千院も光明院もそう。一歩踏み込んでみると、分厚い魅力の層が見えてくる」

金田 「そうだね、すべての場所に歴史の層があるなと感じるね」

内藤 「僕たちが拠点にしている東映だって、先輩たちの魂や歴史が重なって今そこにあるわけですから。今回の旅では、京都という街が持つ“縦の深さ”を改めて実感しました」

――40年前に初めて出会った時は、お互いどのような印象を持たれたのですか。

金田 「40年前に初めて出会った時の剛志くんは、天下を取りに行くような野望に満ちた、ギラギラした青年でした(笑)。でも同時に、すごく人を思いやる優しさも感じていて。40年たった今もその芯が変わらず、きれいなキラキラした目をして前へ進もうとしている。自分が好きになった人間がそのままでいてくれていることがうれしいし、自分の目に狂いはなかったなと。これからもずっと付き合っていきたいですね」

内藤 「僕らは47年前に渡辺謙ちゃんに紹介されて出会ったんだよね。明夫ちゃんが劇場で舞台の稽古をしている場に伺ったのが最初。僕は、芝居に真剣に向き合わない人には興味がないんですけど、明夫ちゃんを見た瞬間に『ここにも自分と同じ志を持った人がいる!』と安心したんです。演劇に、野望や希望を見いだしている仲間を見つけた感覚でした」

――今回の旅を経て再確認できたことがあれば教えてください。

内藤 「 今回に関して言うと、良い意味で何も変わらない。僕たちの日常を切り取っただけだから。本質は40年前と全く変わらないし、お互いに『ちゃんとした仕事をしよう』と刺激し合える関係であることを再確認できました」

金田 「お互い、ズルい仕事や怠けた仕事はできないと思っている。そんな、厳しさと温かさを持ち合わせた人が、どこかで見守ってくれていると思うと張り合いが出ます」

40年来の盟友・内藤剛志と金田明夫が変わらない絆を確かめ合う京都旅へ。

――水族館に行くなど、普段はあまり行かないような場所も巡られましたね。

金田 「いやぁ、『本当にバカだなぁ、楽しんでいるな』とお互い思ったくらい、童心に返っていたんじゃないかな(笑)。剛志くんがいつもと変わらない空気でいてくれたから、構えずに自然体でしゃべることができました」

内藤 「水族館でキャッキャ言っているのは表面的なことで、本質的な部分は変わらないですからね。変わらない自分たちを確認できたことが一番の収穫です。次は動物園から行きましょうか(笑)」

金田 「いいね、真冬の動物園(笑)」

――それぞれ、今回の見どころもお願いします。

金田 「こうして一緒に年齢も経験も重ねて、おいしいものを食べて素晴らしい景色を共有できることは本当に幸せです。たわいもない会話も含めて、全部見てほしいですね」

内藤 「京都の美しい映像や歴史の深さを楽しんでいただくのはもちろんですが、何百年という長い歴史から見れば、僕たちの人生なんて一瞬です。だからこそ『一瞬の人生を精いっぱい楽しもうぜ』というメッセージが伝わればうれしいですね。『生きているっていいな』と感じてもらえたら最高です」

【番組情報】
「あなたの知らない京都旅」
BS朝日
毎週月曜
午後9:00~9:54

文・松下光恵

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