松本幸四郎がBS朝日「あなたの知らない京都旅」に初登場「また京都が好きになりました」2026/04/20 17:00

松本幸四郎が4月27日にBS朝日で放送の「あなたの知らない京都旅」(月曜午後9:00)に旅人として初登場する。
さまざまな旅人が“いままで知らなかった京都”をより深掘り、京都の新たな魅力を発見する同番組。歌舞伎発祥の地である京都は松本にとって特別な場所で、今でも舞台や時代劇撮影などの際にたびたび訪れているという。そこで今回は、松本が長年通い続ける中で見つけてきた京都の“秘蔵の名所”や普段は見られないという“特別な場所”を訪問していく。
最初に訪れたのは、世界遺産・西本願寺。松本は40年近く門前を通りながら、一度も中に入ったことがなかったという。念願の初訪問となる今回は通常公開されていない「飛雲閣」を拝見するが、その前に“現存最古の能舞台”を特別に見学。歴史を感じさせるたたずまいを前に、松本は「過去のものではなく、今も生き続けている。そんな強さを感じますね」としみじみ。しかも国宝に指定されるこの能舞台は徳川家にゆかりがあるそう。この地に能舞台が寄進されることになった運命を感じる偶然の積み重なりとは。
そしていよいよ飛雲閣へ。金閣・銀閣と並び“京都三名閣”の一つに数えられている飛雲閣。通常公開されていない国宝建築であり、外観ですらめったに見ることができない。松本は石橋を渡り内部へ足を踏み入れるが、実はもともと石橋はなく、特別な方法で客人を迎えていたそう。その驚きの方法とは。
そもそも飛雲閣は三層からなる楼閣建築で各層に異なる仕掛けを設け、客人をもてなしてきた。今回は特別公開の日でも入れない二層・三層も撮影が許可され、松本がその魅力を体感する。
まず初層は広々とした空間で、部屋の襖や障子の腰板など至るところに柳が描かれていることから「柳の間」とも呼ばれる。続く二層目には平安時代の和歌の名人「三十六歌仙」の姿が室内に20人、外面に16人描かれている。この部屋では歌人たちに囲まれた客人が和歌を詠み楽しんだとか。そして向かった三層目。階段を上った先には装飾のない闇に包まれた空間が広がる。この部屋に込められた意図とは。松本は当時の客人に思いを重ねながら、飛雲閣がもたらす非日常のおもてなしを堪能する。

続いてやって来たのは出雲阿国像が建つ鴨川のほとり。この地から発展したのが歌舞伎で、すぐそばには「南座」が。400年もの歴史を誇る南座は松本にとっても18歳で初めて舞台を踏んで以来、襲名披露も行った特別な場所。毎年12月の顔見世興行では“まねき看板”が南座正面に掲げられ、歌舞伎俳優の名前がずらりと並ぶ光景は京都の冬の風物詩となっている。そこで松本は“まねき看板”を手がける職人に会いに長岡京市を訪ねる。
江戸時代に考案された「勘亭流」。2023年からその技を受け継ぎ、5代目となる書家の川端耕司氏に実際にどのように文字を書くのか実演してもらうことに。まずは勘亭流、そして初代が顔見世公演のために考案したというまねき専用の書体で「松本幸四郎」という文字を披露してもらうと、その違いは一目瞭然。
次の“秘蔵の名所”はグルメ。松本は太秦の大映通り商店街にある、昭和43年創業の喫茶店「萩」を訪問。マスター夫婦が二人三脚で営んできた店はどこか懐かしさを感じさせるアットホームな雰囲気が。松本は撮影で太秦に滞在する際には必ずといっていいほど足を運ぶそう。カウンターに腰を下ろし「いつもの」と声を掛けると、マスターがここでしか味わえない一品を用意。松本も大好物だというそのメニューとは。
さらには、松本が「ぜひ会いたい」と熱望する“人”がいる「晴明神社」へ。この場所に祭られている陰陽師・安倍晴明は平安時代の天文博士であり、祈祷(きとう)など天皇や貴族たちから絶大な信頼を得ていた人物。松本もドラマや歌舞伎でこれまで何度も演じてきた。役作りのために晴明について学んできた松本だが、今回はその実像に迫る。
晴明は、さまざまな伝説が残りミステリアスなイメージがあるが、神社秘蔵の“お宝”から意外な姿が明らかになり「想像していたのと違います!」と松本は目を見張る。宮司から詳しく話を聞き、晴明についてより深く知ると「早く次をやりたくなってきました」と役のイメージがかき立てられた模様。
旅の最後に“自分へのご褒美”として訪れたのは河原町通にのれんを掲げる店「季の美」。京都初のジン専門蒸留所で松本はずっと取り寄せているそう。「ジンは『季の美』しか飲んでいない」というほどお気に入りだという松本が念願かなって訪ねた店舗兼バーで本数限定の特別なジンを体験。京都の素材にこだわった特別な一杯を味わいながら、「京都はやっぱりいいところですね……」としみじみと語る。
旅を終えた松本は「やっぱりまた京都が好きになりました」とほほ笑む。そして、京都の魅力を「歴史を身近に感じられる場所であることはもちろんですが、京都は革新的な精神がとても熱い場所でもあると思います」と語り、視聴者に向けては「ぜひ皆さんにも京都を感じに来て、ぶらりと歩いてほしいなと思います」とメッセージをおくった。
松本幸四郎 コメント

――今回は松本さんの「秘蔵の名所」がテーマでしたが、旅を終えた感想はいかがですか?
「京都というと歴史が感じられる場所ですし、今回も十分に感じられたのですが、どれもが過去のものではなく、現在まで引き継がれている、“生きている伝統”だと強く感じました。西本願寺にしても、維持し続ける大変さは計り知れないと思いますが、それを守り、生かし続けている方々がいらっしゃる。一方で、太秦の『萩』のご夫婦のように、今を楽しみながら生きている方にもお会いできました。場所だけでなく、人を感じられる旅になりました」
――今回の旅で特に印象に残ったことはありますか?
「出会ったどの方にも、いわゆる“職人”という印象を受けました。西本願寺を守ることも、それに全てを注がなければできないことですし、まねき看板の勘亭流の職人の方も同じです。皆さんは守る、引き継ぐ、そして未来へつないでいくという思いをお持ちで、それはやはり先人への尊敬の念があるからこそできることなのかなと。これは、全てのところに共通していると思いました」
――旅を通して再発見したことや、より興味を持ったもの・場所はありましたか?
「“おもてなし”の在り方ですね。もちろん、歴史の重みやすごさは十分に感じられるのですが、その伝え方、おもてなしの仕方がとても印象的でした。例えば、西本願寺の飛雲閣は場所ごとに全く異なる顔を持つ空間で、それぞれに当時の人々のおもてなしの極みが表れていました。その精神が今も受け継がれていることを強く実感しましたね」
――松本さんが思う“京都の魅力”とは何ですか?
「歴史を身近に感じられる場所であることはもちろんですが、京都は革新的な精神がとても熱い場所でもあると思います。意外ととんがったことに挑戦している方が多いですし、京都から始まったものも数多くあります。歴史を守りながら、それを生かし続けていくためには、常に新しいものを取り入れ進化していくことが必要。そうした意識を持った方々や場所というのが京都の魅力なのかなと思います」
――松本さんにとって今回の旅はどんな旅になりましたか?
「やっぱりまた京都が好きになりました(笑)。知れば知るほど面白い場所だとも感じたので、さらに深入りしたいなと思える旅になりました」
――今度また京都を巡るとしたらどんな旅がしたいですか?
「まだ知らないところが限りなくあるんだろうなということも実感したので(笑)。まずは行ったことのないところへ。京都の中でも、これまで聞いたことのないような場所に足を運んでみる、そんな旅をしてみたいですね」
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「京都という場所を通して感じたのは、現在もなお京都が京都としてあり続けているのは、そこにいる方々が懸命に京都を生かし続けている。だからこそ、京都は今も輝いているのだと思いました。ぜひ皆さんにもそんな京都を感じに来て、ぶらりと歩いてほしいなと思います」
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