アジア大会目前 二宮和也×村竹ラシッドのSP対談が実現! 目指すは「もう優勝ですね」2026/09/11 17:00

TBS系では、9月16日から「アジア大会 愛知・名古屋」を独占生放送する。
4年に一度、48億人の頂点を決めるアジア最大のスポーツの祭典「アジア大会」。日本での開催は1994年の広島大会以来32年ぶりとなる。オリンピックをしのぐ43競技469種目が行われ(※東京オリンピックは33競技339種目)、約45の国と地域が参加する予定だ。

この度、TBSスペシャルアンバサダーの二宮和也と陸上男子110mハードル日本代表・村竹ラシッド選手との対談が実現。今大会にかける思いや東京2025世界陸上後に感じたこと、「緊張」についての自論などが赤裸々に語られた。
32年ぶり自国開催の目標は「優勝」

二宮和也が見学したのは、日本記録保持者・村竹ラシッド選手による110mハードルの実演。約9メートル間隔で並ぶハードルを、わずか4歩のリズムで跳び越えていく走りに、二宮は終始驚きを隠せなかった。
実演後、二宮が「これを選手は何秒で走るんですか」と尋ねると、「僕のベストは12秒92ですね」
村竹選手は静かに自己ベストを口にした。見据えるのは、その先にあるアジア記録だ。

「記録で言ったらアジア記録を更新したくて、自己ベストが12秒92なんですけど、アジア記録が12秒88。あと少しなので、自国開催で日本のお客さんがたくさんいる中で更新できたら最高だよなと思います」
そして、32年ぶりとなる日本開催の今大会での目標を問われると、迷いなく答えた。
「もう優勝ですね」
東京2025世界陸上5位から見えた景色「やらなきゃいけないことが明確に」

前回の東京2025世界陸上でメダル射程圏内となる5位に入った村竹選手。二宮が「メダルまでの距離は近づいている感覚があるか」と尋ねると、その実感は単純な手応えではないと語った。
「近づいているかは分からないのですが、よりやらなきゃいけないことが明確になったみたいな。もっと踏まなきゃいけないステップがいっぱいあることに気付いて、遠くはなっていないけど、そこまで歩むのが難しくなった」

海外選手の動画分析を習慣にし、自身に合う動きを日々模索しているという村竹選手。取捨選択の難しさこそが伸びしろだと捉えている。
「海外選手にはできて僕にはできない動きもたくさんあるわけで。取り入れたいけど、どこまで取り入れていいのか、そもそも自分には合っているのかとか。そういうのを一人一人から取り入れて試すことをずっとやっているので、取捨選択も難しいし時間もかかる」
それでも歩みを止めない理由を、こう語る。
「考えることをやめないことが大事だと自分の中では思っているので、普段の生活でもいろいろ取り入れてみたり、模索することでいい結果が出るかもしれないので、考えることはやめたくないなって」
対話から引き出された二宮と村竹の“素顔”

このインタビューの聞き手を務めるのは、数々の大舞台に立ってきた二宮和也。村竹選手から「緊張はするか」と尋ねられると、意外な持論を明かした。
「私は緊張しないタイプの人間でして。僕もどちらかというとポジティブな考えの人ではないので、ミスをしたらどうしようというマインドはずっとある。何かのミスをするって思った時に、ミスすることを徹底的に突き詰めるんです。そうすると、最終的に突き詰めたことをやらなければ大きなミスは起きない、ということで乗り切っている」
さらに「緊張」と「緊張感」は別物だと捉えているという。
「緊張と緊張感は違うものだと思っていて。緊張感を持っていれば緊張しないと思っているタイプ」

逆に「緊張はするか」と村竹選手に尋ねると、こちらは意外な素顔がのぞいた。
「緊張しますよ、全然」
二宮が「1日で一番緊張するのはいつか」と重ねて聞くと――
「ウォーミングアップの最中ですかね」
一方で、試合会場のトラックに降り立った瞬間にスイッチが切り替わるのだという。
自国開催特有のプレッシャーについても率直に語った。二宮が「自国開催というのは精神的に違うか」と尋ねると――
「慣れ親しんでいる土地なので、現地の調整とかも海外に比べたらやりやすい。そこはアドバンテージだと思いますが、自国だからこその独特なプレッシャーもある」
親交のあるフランス代表選手から聞いた話が、今も心に残っているという。
「パリオリンピックの時に、フランス代表の仲がいい選手から『自国開催のプレッシャーはあるよね』と、思うように競技ができなかったことを話してくれて。そのプレッシャーは世界共通だと思うので、どう乗り切るか、自分のものにできるかが大事になってくると思いますし、僕は昨年はできていなかったと思っているので、それも悩みの一つ」

声援よりも望むのは、静けさの中で走ることだという。
「僕はあまり注目してほしいタイプではないんです。静かに見守ってほしいぐらいで」
二宮も「声を出すことだけが応援ではない」と応じ、「ラシッド選手のときはみんなが静かに見守る“ラシッドタイム”もいいよね。自分が走りやすい環境を作ってそれがどんどん世界で流行っていくみたいな」と自国開催だからこそ呼びかけやすい、新たな応援のかたちにも理解を示した。

2025東京世界陸上5位からアジア記録更新、そして自国開催での優勝を目指す村竹選手。かつて流した悔し涙をバネに、32年ぶりの日本開催となるアジア大会での活躍が期待される。
【番組情報】
「アジア大会 愛知・名古屋」
TBS系
9月16日から生放送
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