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西野七瀬「税金で買った本」撮影秘話を明かす「猫の本を何度も読みに行った」2026/09/14 12:00

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西野七瀬「税金で買った本」撮影秘話を明かす「猫の本を何度も読みに行った」

 現在放送中の夜ドラ税金で買った本」(月~木曜午後10:45)で、早瀬丸小夜香を演じる西野七瀬のインタビューをおくる。

 本作は、ずいのさんと系山冏(けいやま・けい)さんによる“図書館お仕事漫画”が原作。主人公は奥平大兼が演じるけんかの強いヤンキー高校生・石平紀一。紀一はふとしたことから10年ぶりに図書館を訪れ、アルバイトを始めることになる。図書館のさまざまなルールや仕事に触れ、知る喜びを味わうことで、どこか満たされない気持ちを抱えていた紀一が少しずつ変わっていく。“ヤンキー×図書館”というユニークな設定で届ける、ライブラリー・ヒューマンコメディーだ。

 西野が演じる早瀬丸は、紀一に仕事を教える一般図書係の非正規職員。司書の資格を持ち、カウンター周りの接客を中心に担当している。レファレンス(調べもの相談)が大好きで、つい「教えたがりグセ」が暴走してしまうおちゃめな一面も持ち合わせる人物だ。

 今回は夜ドラ初出演となる西野に、役の魅力や撮影中にこっそり読んでいた本の話などをたっぷり聞いた。さらには、西野が見た奥平や青木の素顔を語ってもらうと同時に、取材を通して意外な一面も垣間見えた。

――図書館が舞台という珍しい題材のドラマですが、台本を読んだ感想をお聞かせください。

「原作も読ませていただいて面白く、また勉強になりました。図書館員の仕事や館内でのルールなど、知らなかったことがたくさんあるので、視聴者の皆さんが楽しめるポイントだと思いますし、自分自身も楽しかったです」

西野七瀬「税金で買った本」撮影秘話を明かす「猫の本を何度も読みに行った」

――演じる早瀬丸は図書館で働くことになった紀一に仕事のいろはを教える先輩です。時に教えたがりな部分が暴走してしまうという役柄ですが、魅力を教えてください。

「好きなことに熱が入りすぎてしまうのは、自分も似たようなところがあるので共感しました。早瀬丸は本への愛があり、“図書館を守っている人”です。丸眼鏡を掛けて、文学的な女性のイメージがあるのですが、図書館のルールを守らない人に厳しく対応する姿はギャップがあってすてきだなと」

――初共演となった主演の奥平さんの印象をお聞かせください。

「たくさんお話をしましたが、奥平さんはまだ22歳なのにとても落ち着いて見えました。年上の共演者が多いのですが、年齢差を気にせずに会話できましたし、主演でありながらも背負いすぎず、いつもケロッとされていてすごいなと……。最初は私服がおしゃれでセンスのいい青年かなと思っていたのですが、しゃべってみると年相応の雰囲気もあってギャップを感じました」

西野七瀬「税金で買った本」撮影秘話を明かす「猫の本を何度も読みに行った」

――奥平さんはご自身でも「緊張しない」とおっしゃっていました。同世代の役者さんとの違いを感じられた瞬間はありましたか?

「奥平さんと同世代の役者さんと共演すると、いろんな方がいらっしゃいます。緊張されている方や、同世代に負けないようにメラメラ燃えている方もいて……。奥平さんもそうだとは思うのですが、自分のやりたいことに一つ一つ向き合っていく姿勢はすてきだなと見て感じました。親戚のお姉さんみたいな感じで、『頑張ってね』という目線で見てしまっていました(笑)」

西野七瀬「税金で買った本」撮影秘話を明かす「猫の本を何度も読みに行った」

――温かいまなざしで見られていたのですね。弁償・修理担当の白井里雪を演じた青木マッチョさんはどんな印象でしたか?

「私が芸人さんのYouTubeをよく見るので、最初はその話で盛り上がりました。青木さんはご自身でも『すごく暗い』と言っていて……。マッチョな方で、『自分は暗い』と言う人は初めて会いました(笑)」

――それは確かに意外ですよね。青木さんとの会話で印象に残るエピソードはありましたか?

「(筋肉を)“見せたがり”だと思われるらしいんです。『上半身を脱いでください』とよく言われるけど、本当は見せたくないそうで……。タンクトップなら大丈夫だから、常に持ち歩いているみたいです。そういうマッチョな人の苦労もあるんだなと知ることができてよかったです」

西野七瀬「税金で買った本」撮影秘話を明かす「猫の本を何度も読みに行った」

――作品のテーマでもある“知る楽しさ”にあふれた図書館での長期間の撮影の中で、思わず気になった本はありましたか?

「“シニア猫”の本が気になりました。撮影している場所から少し離れたところに置いてあるのですが、短い空き時間にバーッと走って行って読んで、また出番が来て、終わったらまた読みに行って……何回も繰り返していました(笑)。私もシニア猫を飼っているので、どんな病気に気を付けてあげればいいかなど勉強になりました」

――タメになる一冊に出会えたのですね。たくさんの本と触れ合って気付いたことがあれば教えてください。

「背表紙って大事なんだなと改めて思いました。何げなく本を探す中で、背表紙のフィーリングで『この本、気になる!』となるので……やっぱり黄色は目立ちますね。何色の背表紙にするのか考えて作っているんだろうなと」

――視覚が大事なのですね。では、もし西野さんが本を出される時は背表紙に注目させていただきます。

「できれば黄色は使わずに……見ていただけたらいいなと思いますけど(笑)。デザインや素材にもこだわっている本もあって、いろんな本に触れられて楽しかったです」

――本作はお仕事漫画が原作ということで、普段はなかなか知ることができない図書館員の仕事があったと思います。ご自身の役以外でやってみたい仕事はありましたか?

「接客があまり得意ではないので……絶対に修理係をやりたいです。白井さんのように本と向き合って、裏で作業しているのはいいなと(笑)」

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――裏方のほうが性に合うんですね。では、中盤に差し掛かってきたドラマの見どころを最後にお願いします。

「これからいろんな図書館員が出てきて、“その人×石平くん”という構図になっていくのが見どころです。たくさんのことを吸収していく石平くんを見て、さらに早瀬丸たちもうれしい気持ちになり、次はこういう仕事をお願いしようと周囲も動いていくので注目してもらいたいです」

――これからどんどん盛り上がっていく作品を楽しみにしております。ありがとうございました。

【プロフィール】
西野七瀬(にしの ななせ)
1994年5月25日生まれ。大阪府出身。2011年、乃木坂46の1期生としてデビュー。2018年末に同グループを卒業後は、俳優として数々の作品に出演。22年には、映画「孤狼の血 LEVEL2」(21年)で第45回日本アカデミー賞優秀助演女優賞・新人俳優賞を受賞。近年の主な出演作には、ドラマ「未来のムスコ」(25年/TBS系)、映画「90メートル」(26年)、「免許返納!?」(26年)などがある。10月には、日米合作映画「バッド・ルーテナント:トウキョウ」の公開を控えている。

【番組情報】

西野七瀬「税金で買った本」撮影秘話を明かす「猫の本を何度も読みに行った」

夜ドラ「税金で買った本」
NHK総合
月曜~木曜 午後10:45~11:00
※NHK ONEで同時・見逃し配信予定

取材・文/S.Kirinuki

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