大泉洋、チ・チャンウク、今田美桜、福士蒼汰ら日テレ秋ドラマキャストがクロストークで大盛り上がり2026/09/02 16:25

日本テレビ系で10月期にスタートする3作品の出演者が一堂に会する「日テレDRAMA SHOWCASE:秋の新作ドラマ3作品発表会」を開催された。10月4日スタートの「ハイド&シーク 0秒前の彼女」(日曜午後10:30)から福士蒼汰、志田彩良、風間俊介、10月7日スタートの「メリーベリーラブ」(水曜午後10:00)からチ・チャンウク、今田美桜、10月10日スタートの「俺たちの箱根駅伝」(土曜午後9:00)から大泉洋、伊藤沙莉、山下智久が登壇。作品の垣根を越えたクロストークを繰り広げたほか、撮影現場でのハプニングや失敗談を披露した。
「ハイド&シーク 0秒前の彼女」は、爆弾事件で最愛の恋人を失い、テロリストとして国家から追われることになったフリージャーナリスト・津倉勇一(福士)が、死んだはずの恋人・高木紗奈(志田)からの電話をきっかけに真相を追うラブミステリー。風間は警察庁警備局局長・柊紘一を演じる。
チ・チャンウクと今田がダブル主演を務める「メリーベリーラブ」は、一夜にして地位も財産も失った韓国人空間プランナーのイ・ユビン(チ・チャンウク)と、亡き祖父の畑を受け継ぎイチゴ栽培に励む白浜夏凛(今田)が、日本の島で出会うことから始まるロマンチック・ラブコメディー。日本テレビと韓国のCJ ENMによる共同プロジェクトとして制作される。
池井戸潤氏の同名小説を原作とする「俺たちの箱根駅伝」は、箱根駅伝への返り咲きを目指す古豪・明誠学院大学陸上競技部と、その熱戦を生中継で届けるテレビ局の奮闘を二つの軸で描く物語。大泉は大日テレビのチーフプロデューサー・徳重亮、伊藤はセンターディレクター・宮本菜月、山下は明誠学院大学陸上競技部の新監督・甲斐真人を演じる。

イベント冒頭から会場を盛り上げたのは大泉。登壇者の中に共演経験のある人物がいるか尋ねられると、「こう見ますと、私が過去に共演したことがあるのはチ・チャンウクさんぐらい」と堂々と回答。しかし、もちろん2人は初共演で、「これは台本を読んですぐ、ずっと考えてたボケです。初めまして、チ・チャンウクさん」と握手をしながら改めてあいさつした。
一方、実際に大泉と共演経験がある今田は、撮影前に大泉から「撮影はどうだったんですか?」と聞かれ、チ・チャンウクが「非常にジェントルだった」と話していたそう。それを聞いた大泉は「でも、負けないぐらい俺だってジェントルだったな」と対抗し、伊藤も「めちゃくちゃジェントルでした」と即答して笑わせた。
さらに風間から「『ハイド&シーク』にも」とツッコまれた大泉は、「福士くんともね、何度も一緒に……」と福士とも共演経験があるかのように話し始めるが、すぐさま否定され、「本当に今田さんとしかやったことないです」と白状。「変なうそを混ぜたんで、全部うそに聞こえていますけど、本当のことを言います。今田さんとは本当にございました」と念押しし、笑いを誘った。

そんな大泉のボケを受け、チ・チャンウクが大泉との共演経験を尋ねられると、「ないんですけれども、あるような気がします」とユーモアたっぷりに返答。この日のショーケースについても「ここにいらっしゃる皆さんと一つのドラマを撮ったような気持ちになっているので、とてもうれしいです」と話し、早くも3作品の垣根を越えた一体感をのぞかせた。
和やかなムードの中、最初のトークテーマは「撮影現場でのハプニング」。「俺たちの箱根駅伝」の大泉は、若き日の徳重を演じる回想シーンについて語った。
箱根駅伝の中継を始めた頃の姿を演じるため、「30歳ぐらい若返らなきゃいけなかった」と、かつらなどを使って役作りをしたという大泉。その場面には山下演じる甲斐の大学生時代も登場するが、「パッと見てみたら山下さんはそのまんまだった。あれ、何にもしていない」と不満げ。山下が「ヘアスタイルはちょっと若作りを」と説明すると、「ヘアスタイルをちょっと若くしただけ。でも山下さんは大学生に見えるんですよ。すごいなと思って」と感心した様子を見せる。
すると山下が「大泉さん、大学生に見えていました」と返すも、大泉は「俺は大学生じゃないです」と即座に訂正。伊藤からも若作りをした大泉について「ふざけているんです」と笑われ、「全然笑うシーンじゃないんですよ。結構大事なシーンなんです」と必死に訴えていた。

続く「メリーベリーラブ」のチ・チャンウクからは、今田の思わぬハプニングが飛び出した。日本のドラマへの出演は今回が初めてで、「本当に楽しく撮影しました」と振り返ったチ・チャンウクは、今田が自身に向かって走ってくる場面で「目の前から急に姿が消えました」と告白。その理由は、今田が転んでいたためだった。
さらに別の追いかけるシーンでも、振り返ると再び今田の姿が消えていたという。今田は「最初は本当に何もないところで転んで、目の前から消えちゃった」と苦笑し、チ・チャンウクを追いかける場面についても「足の回転数が速いから、それに必死に追いつこうとしていたら、やっぱり足がもつれて」と説明。現場にいた韓国人スタッフからも「あれだけ心配したのに、なんでまた転ぶの?」と言われたそうで、撮影中の出来事を笑い交じりに語った。

何度も転ぶ今田を心配したチ・チャンウクは、「撮影の時は常に足を見ていました」といい、さらに「毎日お祈りしていました。転ばないようにと」と告白。今田が「してくださってたんですね。それ、初めて知りました」と驚くと、「実は今日の朝もお祈りしてから来ました」と明かした。何を祈ったのか尋ねられると、「いろいろと。転ばないように」と回答。この後に控えたレッドカーペットについても、階段の高さを気に掛けている様子だった。

一方、「撮影での失敗談」では、「ハイド&シーク 0秒前の彼女」の福士が、体を張ったアクション撮影を紹介。本作では走ったり飛び降りたりする場面が多く、屋上から約5m下へ飛び降りるシーンにも挑戦したという。
安全対策を施した上で臨み、一度目は無事成功。ところが、撮影した映像に「見えちゃいけないもの」が映り込んでいたため、もう一度挑戦することに。「結構、内臓に負担がかかりながら撮影をしていますね、今」と、現在進行形で続くハードな現場を伝えた。

志田からは、福士演じる津倉と自身が演じる紗奈の大切なプロポーズシーンでの失敗談が。撮影場所まで約60分の移動中に眠ってしまった結果、「指がむくんでしまって、プロポーズの時に指輪が入らないっていうことがありました」と打ち明けた。
衣装合わせの段階で、スタッフが万が一に備えてワンサイズ大きな指輪も用意していたため、無事に撮影できたそう。福士は、指輪が関節で止まった瞬間を「ものすごく気まずかったですよ、僕」と回想し、志田もスタッフに「本当に感謝です」と笑顔を見せた。

「俺たちの箱根駅伝」の山下は、大規模な駅伝シーンでの失敗を紹介。岡山県や広島県など各地で道路を借り、1000人を超えるエキストラも参加する中、監督車から学生ランナーたちに声援を送る場面に臨んだという。
山下は「一生懸命、喝を入れていたんですけど、全く反応がなくて。あれ、なんでだろうなと思ったら、スピーカーのスイッチが入っていなくて」と苦笑。「そのまま監督車で東京に帰りたい」と思うほど申し訳なかったそうで、自身のミスでもう一度撮影することになったと恐縮した。
そんな山下や福士の失敗談を聞いた大泉は、「山下さんや福士さんの話は、そういうスマートな人に言われても、なんか失敗談の気がしないな。ずるいよ」と嫉妬。しかし、この発言が実は台本に用意されていたものだったことが判明すると、「なんで僕は突然この2人に嫉妬しなきゃいけないんですか。イケメンに嫉妬する男みたいになっている」と不満を漏らし、再び会場を沸かせた。

さらに、長い付き合いだという山下と風間の昔話にも話題が及んだ。風間は、中学生の頃に一緒に舞台へ出演した際、山下が腕を骨折し、ギプスをした状態で現れたことを回想。「それじゃ踊れないだろ」と言ったものの、山下は「踊れる」とギプスを振り回しながらステージに立ったという。
山下は「僕も研修生時代で、これも逃したらもう未来がないという焦りの中、骨折したんですけど、痛み止めを飲みながら一生懸命夢を追いかけたという美談です」と主張。風間も「美談でした」と認めつつ、「ギプスを振り回すっていうのは、なかなか見たことがない。新たなダンスが生まれていました」と懐かしんだ。
一方、山下は風間について「結構ちゃんと準備されて、そのステージに挑んでいたので、あまり失敗談はない」としながら、ステージ上で衣装のチャックが開いてしまったことなどを紹介。その際は、ターンで後ろを向いた瞬間にさっと直し、何事もなかったかのように戻る技を身に付けていたという。すると大泉が「でも、なんか風間くんも山下くんもスマートな失敗談に聞こえないよ。ずるいよ」と再びツッコミ。先ほどと同じ“スマートな2人への嫉妬”を繰り返し、会場は笑いに包まれた。

続く「共演者に一言」のテーマでは、伊藤が大泉について以前から気になっていることがあると切り出し、「大泉さんは本当に耳にタコができるぐらい、理想の上司になりたいってずっと言っていた」と暴露した。
撮影現場では、大泉を“理想の上司”にするべく周囲も応援していたという伊藤。最近ではスタッフからも「これはマジでいけますよ」と太鼓判を押されていたそうで、発表を前に「緊張していますか?」と尋ねると、大泉は「なれなかったらお前のせい」と返して笑いをさらった。
さらに大泉は、プロデューサーからも「1話は完璧です。めちゃくちゃ面白いです。絶対、大泉さん理想の上司になれますね」と言われたと告白。ただ、「でも2話で山下さんに取られるかもしれない」といい、「今年の理想の上司は僕と山下くんの一騎打ちだろう」と勝手にライバル視した。
ところが、“理想の上司”を狙っていることを伊藤に公の場で明かされ、「もう絶対なれないよ」と大慌て。司会からも「理想の上司は『なれなかったらお前のせい』なんて部下に言わない」と指摘されると、発言を記事に使わないよう報道陣に懇願した。
そんな中、風間が「びっくりするくらい記者の方のパソコンがカタカタいっていますよ」と報道陣の反応を指摘すると、大泉は「『大泉洋、理想の上司になれなければ“お前のせいだ”と慟哭(どうこく)』」と自ら見出しを予想。「理想の上司にどうぞご協力ください」と訴え、会場を笑わせた。

一方、「ハイド&シーク 0秒前の彼女」の風間は、この時点ではまだ自身の撮影が始まっていないことを告白。福士と志田がすでに撮影を重ねる中、「僕だけですよ。何も知らない、ここに立っているの」と嘆くと、大泉が「自分で言いながら出てないのかよ!」とすかさずツッコミ。風間は「違うんです。出るんです、これから」と返し、「今日は私を仲間に入れてください。今、仲間外れの状態ですから」と2人に呼びかけた。
福士が「今日はチームで戦いがどんどんあると思うので、チーム団結して頑張りましょう」と応じる一方、志田は「よろしくお願いします」と返答。すると風間は「『よろしくお願いします』で返す人はまだ仲良くないと思います」とすかさずツッコミ。実際に2人とはこの日が初対面だったことも分かり、これから撮影を重ねていく3人らしい掛け合いを見せた。

最後に、それぞれが作品をPR。福士は「ハイド&シーク 0秒前の彼女」について、「ミステリーもあって、ラブもあって、アクションもある。いろんな要素が盛りだくさんの作品」と紹介し、「頭と心が同時に動くような、そんな日曜の夜になるんじゃないかな」と期待を込めた。
今田は、日韓共同制作となる「メリーベリーラブ」の現場について、「韓国のスタッフさんもたくさんいらっしゃる中での撮影というのは初めてで、すごく挑戦だった」と語り、「とってもかわいらしくて、とてもキュンキュンして心洗われるドラマ」と表現。チ・チャンウクも「とても明るくて、軽快でかわいいドラマ」とし、出演者たちの“ケミストリー”にも注目してほしいとメッセージを送った。
そして大泉は、「今日のこの流れでいきますと、『俺たちの箱根駅伝』っていうドラマの中身が一つも伝わってないんじゃないかと思って心配。ただ私が騒いだだけの会見だったんですけど」と切り出し、作品の魅力をあらためて熱弁。
池井戸氏が「こんな小説は二度と書けない」と語ったほどの原作であることに触れ、何千人ものエキストラを投入した本番さながらのレースシーンに加え、箱根駅伝がどのようにテレビ中継されているのか、その舞台裏で奮闘するテレビマンたちの姿も描いていると説明した。
さらに、「山下さんのかっこいい監督としてのシーンがあれば、その後、大泉さんのちょっと面白いシーンがあって、非常にバランスのいいドラマに仕上がっております」と自画自賛。「土曜9時でございます。勝手に日曜劇場だと思っている方も」と放送曜日にも触れ、「日曜ではない、土曜9時。土曜日のドラマであるということも大きく書いていただければ」と報道陣に念押しした。

会見後には、日本テレビ前の大階段にレッドカーペットが敷かれ、キャスト陣が観客の前に登場。主演陣があらためて各作品の魅力を伝えた。
ここでも大泉は「俺たちの箱根駅伝」が土曜午後9時の放送であることを強調。「なぜか日曜劇場だと思っている方が多いようでございますが、池井戸潤さんということに引っ張られて、日曜の9時に見てしまうと別班の人が出てくるわけでございます。その人が走るわけではない」と笑わせ、「われわれが別班員というわけでもない」と畳みかけた。
さらに勢いそのままに、ほかの2作品まで宣伝しようとするも、「メリーベリーラブ」のタイトルがうまく出てこなかったり、「ハイド&シーク」を「ジキルとハイド」と言い間違えたりして大混乱。出演者から次々にツッコまれながら、最後は3作品をあらためて紹介し、「これからも日本テレビのドラマをどうぞよろしくお願いいたします」と締めくくった。
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