方言だけで名物“地元メシ”にたどり着けるか!? M!LK・吉田仁人の鹿児島弁講座も2026/09/01 11:00

フジテレビ系では、9月13日に「方言だけでニッポンどこメシ?」(午後4:05=テレビ西日本制作)を放送する。
本番組は、テレビ西日本の「じもちゃんねる」(火曜午後7:00福岡ローカル)内でハリセンボン・箕輪はるかが担当するコーナー「方言だけでどこメシ!?」がパワーアップした全国放送特番。スタジオにはハリセンボン、吉瀬美智子、M!LK・吉田仁人が登場する。
各地に息づく言葉の面白さを伝えたいという思いから生まれた「方言だけでニッポンどこメシ?」は、ある地域に伝わるディープな“謎の地元メシ”を探し当てる旅のコーナーで、ヒントとなるのは地元の方が話す“方言の音声”のみ。今回は、ハリセンボンが群馬県で、吉瀬&小木博明(おぎやはぎ)が福岡県で、方言の音声をもとに聞き込み調査し、地元メシ探しに挑む。

オープニングでは、鹿児島県出身の吉田がいきなり「チェスト~!」と元気にあいさつ。近藤春菜が「えっ、自己紹介ギャグ?」と突っ込むと、吉田は「鹿児島弁で『えいえいおー!』の意味です。西郷さんの時代から言われています」と説明。M!LKのライブでは、吉田が「みんなで~!」と声を掛けると「チェスト~!」というレスポンスが返ってくるほど浸透している言葉なのだそう。
ちなみに吉田は、「チェスト~!」と14年ほど言い続けた結果か、鹿児島県「薩摩大使」と地元・霧島市「おじゃんせ霧島大使」に就任したと胸を張る。

群馬県内を南北に大移動! ハリセンボンが求めるのは“黒い地元メシ”!?
本編のトップバッターを飾るのはハリセンボンで、ロケの舞台は群馬県。まず、主要都市の高崎駅近辺で聞き込みを開始するが、これがまさかの苦戦続き。地元メシのヒントとなる方言音声をヘッドホンで聞き、それを口頭で地元の人に伝えていくも、関東エリアの群馬県に難解な方言があることは意外な落とし穴だった。スタジオでVTRを見た春菜は「正直すっごい大変でした……。テロップで見ると分かるけど、耳で聞くと全然分からないんです」と振り返る。
2人が聞き取ったのは「くれーもんをかんました」「ラフティングができる」「どんづまり」などのキーワード。同じ群馬県内でも地域が違うと分からない言葉があるようで、地元の方々からの回答に、春菜とはるかが絶望的な表情を浮かべる場面も。
それでもなんとか聞き込みを続け、春菜とはるかは群馬県を南北に移動する形で三つの町を訪れることに。「真逆じゃねえか!」と春菜が叫ぶなど、丸1日をかけたロケに疲れを見せる2人だが……目的の“黒い地元メシ”にたどり着くことはできるのだろうか。

そんなハリセンボンの群馬旅VTRの後は、福島県・滋賀県・鹿児島県の絶品地元メシが方言で紹介されるコーナーへ。
鹿児島県からは“ピー音”がかぶせられてもおかしくないネーミングのお団子が登場。「これを地上波で紹介してもいいの!?」とスタジオはざわつくも、地元民の吉田は「物心ついた頃からあったもので、しょっぱくて香ばしくておいしいです」とにっこり。食べるとおいしい“禁句団子”の正体とは!?

灯台下暗し……目的地から離れていく2人が「こんなにつらいとは」と弱音
福岡を愛する人たちが多く出演するバラエティー「じもちゃんねる」にレギュラー出演している福岡県出身の吉瀬は、故郷に凱旋(がいせん)して地元メシを探す旅に挑戦。吉瀬が「好いとっちゃ人(好きな人)」だという、東京都出身の小木と共に、ネットにも出てこない“特別な時に食べるもの”を探すミッションを背負う。最初は地元の福岡だけに「楽勝な気がする」と余裕を見せていた吉瀬だが、こちらも大移動をする羽目に……。
実は、お目当ての地元メシは灯台下暗しの場所で待っているのだが、聞き込みをしながらどんどん離れていく吉瀬&小木。小木が「女優さんとのロケでこんなにつらいと思わなかった」とこぼし、吉瀬はスタジオで自身のVTRを見ながら、「(ハリセンボンがこれまで何回もロケに行っていて)あんなに大変だったんだね、これからも頑張ってください!」と激励(?)した。

旅では、吉瀬が得意の(!?)イラストを披露する場面も。方言での説明を聞きながら、どんなグルメなのかを想像しながら絵を描き起こしていくのだが、VTRを見守っていた吉田が「結構な画力ですね(笑)」とツッコミを入れる。吉瀬画伯の絵のクオリティーも注目ポイントの一つだ。

平仮名1文字で伝わる方言イイじゃん! 吉田が方言を解説するコーナーを担当
スタジオの吉田は、「“滅(メツ)”する前に!全国爆裂方言!」と名付けられたコーナーを担当。このままだと滅して(消滅して)しまう危機にある方言を“爆裂”に楽しく紹介するこの企画、吉田がタイトルコールをすると、春菜は「M!LK全部詰め込んできた!」と大盛り上がり。
このコーナーでは「上京して10年なので、間違ったらごめんなさい」と前置きをした吉田が鹿児島弁のアクセントを解説したり、ハナコ・岡部大が秋田弁、井桁弘恵&ゴリけんが福岡弁、富山県出身のプロバスケットボール選手・馬場雄大が富山の方言紹介をしたり。秋田弁で「ね」は何を意味するのか? 福岡弁の「とっとっと」とは? はたまた、「アイドルがそんなひどいことを言っていいの?」と吉田がツッコまれる鹿児島弁とは?

収録を終えた4人に、番組の感想や方言にまつわるエピソードを聞いた。
──「方言だけでニッポンどこメシ?」の収録はいかがでしたか?
吉瀬 「自分でやってみて分かりましたが、(ハリセンボンがこれまでに)あんなにハードなロケを5、6回やっていることに感心しました。これからも頑張ってください!」
春菜 「みっちゃん(吉瀬)も、ペアの小木さんと大汗かいたロケだったんですね」

吉瀬 「方言の聞き取りも労力を使うし、移動も大変だし。簡単に見られなくなりました」
はるか 「今まで簡単に見ていたんですね……」
吉田 「MC陣が率先してロケに行く番組ってあんまりないですよね?」
春菜 「われわれ芸人ならまだ分かるんだけど、女優さんですからね」
はるか 「このロケは、地元の方とじかで触れ合って、生の方言を聞いて、それを教えてもらえることがすごく楽しいんです。みっちゃんにはこれからもロケに行ってもらいたいなと思います」

吉瀬 「……ね」
春菜 「一言で片付けられた(笑)。地元メシもおいしそうでしたね」
吉田 「なぜこれが(全国に)知れ渡ってないんだと思う地元メシがいっぱいありました」
──このメンバーに初めて参加した吉田さん、ご感想は?
吉田 「絶対アウェーなんだろうなと思って来たんですが、すぐにホームになりました」
春菜 「コーナーもやってくれたし、頼りっきりだったもんね」
吉田 「なんで自分がハリセンボンさんの前でコーナーをやるんだって……こわかったです」
春菜 「私たち、(方言で)悪口を言われているんじゃないかっていう瞬間もありましたけどね(笑)。その真相は番組で見ていただければ」
吉田 「僕は事務所に入った時、早く標準語を覚えなさい、鹿児島弁は特技にしなさいって言われたんです。だから今回、方言が初めて仕事につながってうれしかったです!」

──吉瀬さんは出身県の福岡でロケをし、吉田さんは鹿児島弁講座を行いました。お気に入りの地元の方言を挙げるとすると?
吉瀬 「すいとうばい♡︎」
春菜 「意味もいいですか?」
吉瀬 「好きだよ♡︎」
吉田 「僕は、朝にぴったりの鹿児島弁『ずんだれ』です! 裾がヨレヨレだよっていう意味なんですけど」
春菜 「朝、関係ないじゃん」
吉田 「出勤前に、『気を付けてね』という意味で『ずんだれてるよ』って言うんですよ」

──鹿児島から上京した当時、言葉で困ったことはありましたか?
吉田 「まず、イントネーションが違うんですよね。トマトとか4月(しがつ)とか、標準語とはアクセントを置く場所が違うので、ラジオでしゃべっていて、『違うよ』と指摘されたことがあります。芝居をやる時も、鹿児島っぽいアクセントが出ちゃって、NGを出したことが1回あります」
春菜 「1回ならいいじゃん!」
吉田 「案外困るのが、標準語を話す人の中に、鹿児島弁を話す人がいる場面ですね。頭が混乱するんですよ」
吉瀬 「バグりますよね」
吉田 「地元の友達とか、鹿児島弁同士なら自然とそっちに合わせるんですけど、標準語の中に地元の言葉が入ってくると、どっちに合わせたらいいんだろうって悩むんです。これは地方出身者あるあるだと思いますね(笑)」
方言の味わい深さと地元グルメ、二つの要素が楽しめる「方言だけでニッポンどこメシ?」。日本らしいふるさとの言葉、味わいをこの75分でたっぷりと感じてほしい。
【放送情報】
「方言だけでニッポンどこメシ?」
フジテレビ系(テレビ西日本制作)
9月13日
午後4:05~5:20
取材・文/新井音羽
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