バスケ日本が韓国に連勝! 八村塁、河村勇輝を擁する“最強日本”が世界へ挑む2026/08/20 12:00

8月15日、16日に開催されたバスケットボール男子日本代表国際試合で、日本は韓国に2連勝(15日が88対68、16日が95対66)。主力を欠いた韓国との親善試合だったとはいえ、アジアのライバル韓国に2試合連続で20点差以上をつけて快勝できたことは、8月末から始まる「FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選」のWindow4に向けて、大きな弾みとなった。

何よりも大きな注目を集めた2人、アメリカでプレーする八村塁と河村勇輝が約2年ぶりに日本代表へ合流し、ともに格の違いを見せつけた。15日の韓国との第1戦では八村が23分40秒のプレーで22得点をマーク。16日の第2戦では、八村がコンディション調整のため欠場するも、河村が24得点を挙げ、チームを勝利に導いた。

河村は「もっともっとやれる。僕たちはアジアだけじゃなくて世界で勝つことを目標にしています。ファンの皆さんの声援を力にして今後も頑張っていきたい!」と力強くコメント。約2年ぶりとなる代表活動については、「この2年間、アメリカで世界レベルの選手たちと肌を合わせてプレーする機会がたくさんある中で、日本代表のスタンダードをもっと高めていきたいと思っています。なかなか代表に参加できず、画面越しにしか応援できない歯がゆさもあったりして……だから、日本代表への思いは年々強くなっています」と、熱く語った。


16日の試合終了後、桶谷大ヘッドコーチ(HC)は、「今日必要な選手はファイターだと、試合前に話していて、(ジェイコブス)晶が11リバウンドでいい仕事をしてくれた」と、インサイドで奮闘したジェイコブスを賞賛。また、ポイントガードを2人同時に起用する2ガードについては「2番ポジション(シューティングガード)の選手(西田優大と富永啓生)がコンディション不良で欠場となったので、コーチ陣と話して2ガードで行こうと。もちろん、(河村)勇輝や(佐々木)隆成は1人でも行けると思うんですけど、オフェンスでボールをよく回したり、効率よく攻めるときにいいのかなと。2ガードというか2ハンドラーは、自分たちの武器になると感じました。オフェンスだけではなく、ディフェンスでもインテンシティー(強度)を上げられるので」と、新たな武器への期待を示した。

この日、3ポイントシュートを4本中4本成功させ、17得点を記録した佐々木隆成も「(2ガードは)いつもと違う動きではありましたが、自分がだめでも(河村)勇輝や富樫(勇樹)さん、(齋藤)拓実さんに任せられるので、やりやすかったです」と話し、河村も「2ガードになることで、自分はボールをしっかりさばいたり、スコアを意識してプレーしたり、お互いの利点を生かせる」と振り返った。


2ガードについては齋藤拓実と富樫勇樹も「テンポアップもできますし、アドバンテージを作りやすくなるので良かった。お互いに負担を減らせるので、いい関係性をみんなで作れたと思う」(齋藤)、「サイズのミスマッチを除いては、みんなやりやすいと思っていると思う。オフェンスに苦しんだ時には、今後も2ガードで崩す時間があってもいいのかなと思います」(富樫)と、ポイントガード陣はみんな手応えを語っていた。

八村、河村の合流で“最強日本”の呼び声も高まる中、日本代表は8月27日にアウェーでサウジアラビア、同31日にホームでカタールと戦う。桶谷HCは短い期間でのチーム作りについて「短い時間だからこそ、プレーセットを多く入れていくことよりも、コンセプトを落とし込むことが一番大切」とし、「これが僕たちの終着地点ではないので、サウジアラビア、カタール戦に向けて、しっかりチームを作っていきたい」と引き締める。
アジア地区予選を勝ち抜き、ワールドカップ、そしてロサンゼルス五輪を目指す日本代表を現地ではもちろん、テレビや配信でも応援しよう!
そのほかの選手コメントもお届け!

河村勇輝(ロサンゼルス・クリッパーズ※エグジビット10契約)
「自分の強みはドライブ、パスだと思っているので、その中で3ポイントシュートをしっかり決め切ることができれば、その強みがより生かせます。だからその精度は常に自分の中で課題として持っています。今回の2試合は、確率は悪くなかったと思いますし、自分の中で収穫になったと思います。(試合でチームの一番良かったプレーを聞かれて)やっぱり3ポイントをパーフェクトに決めた(佐々木)隆成さん。最後、レイアップが外れてパーフェクトにはならなかったですけど(笑)、ほぼほぼパーフェクトなプレーでチームに勢いを与えてくれたと思いますし、山口県の先輩でもあるので、同郷としてすごい先輩がいるなと、誇らしく思います!」

佐々木隆成(三遠ネオフェニックス)
「日本には本当に素晴らしいポイントガードの選手がたくさんいるので、その中で自分が違った色を出せるように、今回に関しては得点を取れたことは収穫ですが、もうちょっとディフェンスで相手にプレッシャーを掛けたり、相手の体力を削ったり、そういう動きができたらよかったかなと思います。(今日の試合でチームの一番良かったプレーは)あんまり覚えていないんですけど、パッと思いついたのは、(河村)勇輝がドライブして、トップにいるジョシュ(・ホーキンソン)にビハインドパスを出したプレー。シュートは外れたけど、(横にいる河村に向かって)あれはいつ見たの? すごいプレーでした」

齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
「(八村)塁が出ているときの、彼の強みを生かすためにアイソレーションなど彼のプレーを入れていく中で、チームとしてボールムーブをどういうふうにするのか。たぶん彼(八村)も、今日の試合を外から見て、感じるものがあったと思うので、コーチ陣と選手みんなでそこはブラッシュアップしながら、お互いにとっていい形のバスケットを作っていきたいです」

富樫勇樹(千葉ジェッツ)
「僕個人的には、次のワールドカップに向けて、これからの1年、Bリーグでの試合が勝負になると思っています。代表の中での競争というよりは、シーズン中の評価で選考されると思っているので。この1年半、コンディションに苦しんだ部分があったので、もう一回、自分のプレーができるようにやっていきたいです」

馬場雄大(長崎ヴェルカ)
「河村(勇輝)選手や(八村)塁など、“重力”が大きい選手がいるので、オープンのショットが増えてくると思う。そこを決め切ることが大切になると思います。桶さん(桶谷HC)も、勇輝もみんな言っていますけど、いま考えられる最強・最高のチームだと思うので、みなさんの期待をプラスに変えて、自分たちは日々前進していくのみだと思います。(第2クォーターのアンスポーツマンライクファウルについて)止めたい気持ちが前面に出て(足が)出ちゃいました。本当に申し訳なかったと思います」

シェーファー アヴィ 幸樹(仙台89ERS)
「オフェンスではスクリーンを掛けてダイブすることなど、求められていることはできましたけど、うまく行かない部分もありました。それでも後半の自分が出ている時間帯にリードを広げることができて、そういう意味では最低限の仕事はできたのかなと思います。自分としては、まだまだ足りないところを見てしまうんですけど……自分はもっとできると思っています」

高島紳司(宇都宮ブレックス)
「率直に2日間通して楽しかったです。八村(塁)選手のプレーを間近に見られましたし、一緒にプレーもできました。2日間通して、すごくいい経験になりました。自分のやるべきことをやれば、チームのためになるということがわかりました。得点については、味方がしっかりと見つけてくれるので、思い切って打たないといけないと思っています。1本外れても、打ち続けるというのは、シーズン通してやってきたことなので、あまり考え過ぎずに、来たら打つという思いでした」












【放送・配信情報】
「FIBAバスケットボール ワールドカップ2027 アジア地区予選 Window4」(アウェー)
日本 vs サウジアラビア
テレビ朝日系
8月27日 深夜1:55~(生中継)
DAZN、ABEMA、TVerで配信あり
「FIBAバスケットボール ワールドカップ2027 アジア地区予選 Window4」(ホーム)
日本 vs カタール
日本テレビ系
8月31日 午後7:00~(生中継)
DAZN、TVerで配信あり
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