石田ゆり子主演「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」夫婦シャッフルから始まる人生賛歌2026/07/30 07:00

WOWOWでは10月31日より、石田ゆり子主演の「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」(土曜午後10:00、全6話)を放送・配信することを決定した。同局のドラマで主演を務めるのは本作が初となる。
石田が演じる専業主婦・上原春花は、あることをきっかけに、パートナーをシャッフルするという冒険に打って出る。彼女たちが物語の果てにたどりつく、自らの“ホーム(居場所)”とは。令和を生きる大人の喜びや葛藤を等身大に描き、笑って泣けるヒューマンドラマだ。
近年は飾らない人柄やライフスタイルも注目を集め、年齢を重ねることを前向きに体現する存在として多くの支持を集める石田。本作では、誠実さの中に思い切りの良さも秘めた主人公・春花を魅力たっぷりに演じる。石田は「何をしゃべったとしてもその言葉の後ろに人生がにじみ出てしまう。そのことが重たくもあり、ありがたくもあると、最近ずっと思っていました」と自身の心境を明かしながら、同世代の大人たちを描く本作を「面白くて切なくてかわいいお話」と表現。さらに春花について、「他の誰でもない自分の人生を心からいとおしく思える春花の気持ちに心から共感しています」と語った。
あわせて公開されたティザービジュアルは、キッチンに立つ春花の柔らかな表情が目を引く一枚。「だれとも替われない、わたしの人生」というキャッチコピーは、“お互いのパートナーをシャッフルして他の人の生活を試してみる”という本作のユニークな設定を踏まえると、印象的なメッセージとして響く。春花や友人たち、そしてそれぞれのパートナーが“お試し生活”を通してどのような変化を迎えるのか、期待が高まる。
脚本を手がけるのは、「最後から二番目の恋」シリーズなどで知られる岡田惠和氏。独特のユーモアと温かなまなざしで数々の人間ドラマを紡いできた岡田は、本作について「自分の新しい代表作になる予感が強くしております」とコメント。人生の節目を迎えた“アラ還(アラウンド還暦)”世代の男女を主人公に描くオリジナルストーリーに注目が集まる。
監督を務めるのは、かねてより岡田惠和作品に強い憧れを抱いていた萩原健太郎氏。東京・葉山・軽井沢を舞台に、大人たちの日常を温かなまなざしで映し出しながら、ユーモアと切なさが交錯する物語を丁寧に紡いでいく。個性豊かな登場人物たちの人間模様を、洗練された映像美とともに鮮やかに描き出す。
本作は、岡田惠和氏が「WOWOWでどうしても書いてみたいものがある」という思いから生み出したオリジナル企画。物語の軸となるのは、“パートナーのシャッフル”という大胆なアイデアだ。一見すると非日常的な設定に思えるが、その根底には「“人生100年時代”を迎える日本で、これからいかに年齢を重ねていくか」というテーマが息づいている。人生の節目を迎えた3組の男女が、自身の歩んできた道を見つめ直しながら、新たな一歩を踏み出そうとする姿は、多くの視聴者の共感を呼びそうだ。今を生きる大人たちへ向けた“ささやかな人生賛歌”に期待が高まる。
今後発表されるキャストや主題歌情報にも注目だ。

石田は、以前から岡田惠和氏が描く世界のファンだったと明かし、本作への出演オファーを受けた際には「わぁ!」と胸がときめいたと振り返る。企画書や役設定、あらすじを読んだ時には「なんて面白くて切なくてかわいいお話なんだろう」と心を動かされたそうで、50代の終わりを迎えようとする世代だからこその心情が丁寧に描かれている点に魅力を感じたという。
また、「何をしゃべったとしてもその言葉の後ろに人生がにじみ出てしまう。そのことが重たくもあり、ありがたくもある」と感じる年代になった今だからこそ、登場人物たちの姿に強く共感したともコメント。「そんないい歳をした大人たち」が思いもよらない行動に踏み出すおかしさと切なさが本作の魅力であり、「どこか海外のコメディーのようでもあり、ファンタジーのようでもあります」と作品の印象を語った。
自身が演じた春花については、「いわゆるスーパー主婦」と表現。家事を完璧にこなし、夫を支える一方で、社会で活躍する親友たちへのコンプレックスも抱えている人物だと説明した。その人物像については、自身と重なる部分もあったといい、「他の誰でもない自分の人生を心からいとおしく思える春花の気持ちに心から共感しています」と明かしている。
さらに本作について、「長い交響曲を全員でエンドレスで奏で続けているような心地よさがあります」と表現。それぞれの登場人物に同じだけの見せ場があり、聞き役にも語り手にもなりながら物語が進んでいくことから、「きっと見ていて飽きないんじゃないかなと思います」とアピールした。
共演者たちとの撮影についても、「ほんとに幸せでした」と回顧。「私が一番頼りなかったのではないか」と謙遜しながらも、撮影期間中は幸せな時間が流れていたと語った。
最後に、夫婦をシャッフルするという大胆な設定に触れつつ、「岡田惠和さんの作品ならではのユーモアとチャーミングさにあふれた物語です」と紹介。「秋の夜長にぜひ、ご覧ください」と視聴者へ呼びかけている。
あらすじ
子どもたちも独立し、夫と穏やかな日々を送る専業主婦・上原春花(石田)。東京、葉山、軽井沢でそれぞれ異なる人生を歩む親友の夏希、秋絵とは、今もパートナーを交えて定期的に集う仲だ。しかし、かつていつも行動を共にしていたもう一人の友人・冬美とは長らく疎遠になっていた。
学生時代から固い絆で結ばれてきた“春夏秋冬”の4人。そんなある日、春花たちのもとに冬美の訃報が届く。3人は彼女をしのびながら、これまで真面目に歩んできた人生を振り返り、還暦を前にした今、自分たちのこれからについて改めて考えるようになる。
やがて春花たちは、生前の冬美が口にしていた「一度でいいから自分じゃない人になりたい」という言葉を思い出す。そして、天国の冬美が思わず笑ってしまいそうなアイデアを実行することに。それは、お互いのパートナーを交換して過ごす、2週間限定の“お試し生活”だった。
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