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柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話2026/07/28 07:00

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 FODでは、「ペンション・恋は桃色season4」(全5話)を、7月31日午後8:00から全話一挙配信する。このたび、完成披露試写会が行われ、主演のリリー・フランキー斎藤工、season4のゲストである柏木悠超特急)、高木完が登壇。試写会に集まったファンの前でシリーズの魅力やseason4の撮影裏話などをたっぷり語った。

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 「ペンション・恋は桃色」シリーズは、いつもテキトーな父・シロウ(リリー)と、その娘・ハル(伊藤沙莉)、そして住み込みでアルバイトをしているヨシオ(斎藤)が営む、ちょっと古いペンション「恋は桃色」を舞台に描くハートフルコメディー。訪れる“訳あり”な宿泊客たちとの出会いや騒動を通して、笑いと涙にあふれた物語を紡いできた。season4には、柏木、高木に加え長谷川京子もゲスト出演する。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 登壇したリリーは「誰も見ていないのにseason4まで続いている珍しいドラマなんです。皆さんも『時計仕掛けのオレンジ』みたいに強制的に見せられたんじゃないですか」と冗談を交えつつ、「本当にうれしいし感慨深いです。この先も続けたいんですけど、これはフジテレビの人事によるんですね。なんなら俺らもちょっとずつお金を出しますんで、せめてseason5をやってもらわないと。season4が後味の悪い終わり方してるんですよね」と、早くも続編への意気込みを語った。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 続けて、ドラマは初出演となった高木が、親交のあるYOUとご飯を食べに行った時に、本読みを手伝ってもらったというエピソードを明かし、「完ちゃんがファーストシーンでめっちゃ小さい声で話し始めて、めったにNGを出さない(清水康彦)監督が『もう少し大きい声で話してください』って。もしかしてYOUが小さい声でしゃべった方がうまく見えるよって、変なこと教えたんじゃないかなって……」と言うと、高木は慌てて「そんなことないよ(笑)」と否定した。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 そして、season1~4のキービジュアルの違いについての話題に。斎藤は「僕、気付きましたよ。リリーさんは毎回ニット帽をかぶっていますが、season1の時にニットで肌が荒れちゃって、season2からご自身で裏にシルクの生地を貼っています」と意外な話を披露。リリーが「いや自分で貼ったけどそこじゃないのよ、この写真から読み取るのは!(笑)」とツッコみつつ、今回はいつものペンションではなく、海が見える別のペンションを舞台にしていることを紹介。

 そのペンションのオーナー役を高木が演じ、その息子・ヤマト役を務めた柏木が、横浜アリーナでのライブ前日に撮影していたという過酷なスケジュールだったことにも触れ、柏木は「本当に皆さんの空気がアットホームで受け入れてくださって。アドリブもたくさんやってくださって」と感謝。すると、リリーがすかさず「あれは工くんがセリフを覚えてきてないから。でもすごくなんかそのコメディーセンスがあるというかね、あの現場になじめるっていうのはすごいよね」と柏木を絶賛。柏木は「監督さんといろいろお話をして、僕なりに(脚本を)かみ砕いて演じました。ここまで自由なドラマに出演したことはなかったので、自分としても一皮むけたかなと思います」と手応えを語った。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 ここで解禁になったばかりの予告映像がスクリーンに映された。劇中で“責任・覚悟・絆”という言葉がキーワードとして登場することに関して、柏木は「(父親役の高木から)詰め寄られる感じで次から次に責任だとか覚悟だとかって言われて、真面目にやってるんですけど、だんだんちょっと面白く感じてくる部分もあって。取り方とか言い方によって面白みも出てくるんだなって」と演じる面白さについて話すと、リリーは「すごく真面目に取り組んでくれて、本当に新しい風で。一生懸命、壁に向かって悠くんがセリフを何回も練習したりして、その横で鈴木慶一さんが寝てたりしてね」と自由な現場の雰囲気を伝えた。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 また、リリーたちとの共演に対して、柏木は「すごく緊張しました。皆さんに交って、厳しいスケジュールだから、ほぼぶっつけ本番でいきます……というのを前々から言われていましたし。あまり気持ちを切り替えることが上手じゃないので、衣装のエプロンを着ると引き締まったような感じがしましたね」と振り返った。リリーは「すごく素直ないい子なんですよね」と彼の印象を述べた。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 一方、ヨシオの中学時代の元恋人・カコ役の長谷川について、リリーは「やっぱね彼女が映ると華やかになりますよね。そしてなんかかわいらしい。2人(斎藤と長谷川)が立っていると、画になります。でも工くんのラブっぽい感じとか見られないんですよ」と複雑な様子。

 斎藤は長谷川とのエピソードとして「すごく博学で、アマゾンの先住民と暮らす女性の本をおすすめされて、今、読んでいます」と交流を明かすと、リリーは「あ、そっちのアマゾンね。『ノマドランド』みたいにAmazonで働いている人の話かと思った」とボケて、会場の笑いを誘った。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 そして、season1から共演している伊藤に対して、リリーは「彼女の中にあるリアリティーがすごいというか、さっきまで2人でなんかしゃべっていても、撮影が始まるともうハルなんですよ。そして、テーブルを拭く、グラスを一つ持つでも、もう長年それをしてただろうなって人になるんですよね。だから本当に彼女がいてくれるおかげで、俺らが好き勝手できるというか、彼女がドラマにしてくれるんだよね」と大絶賛。斎藤も「ギャラクシー賞とってますから(「ペンション・恋は桃色」のほか、「映像研には手を出すな!」「全裸監督」などの出演で2020年に受賞)。僕らの誇りではありますね。“ギャラクシー”伊藤がいることが」と同じく称賛。

 加えて、リリーが「悠くんとか完さんもあるかもしれない。完さんは撮影の後に役づくりで痩せられて。アフター役づくり」と、腹膜炎の療養明けの高木をいじりつつも、気遣った。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 ここで過去の名(迷)シーンをプレーバック。本シリーズは“合宿”と表現されるように、キャスト・スタッフが同じ場所で休んで、同じ食事をし、短期間に集中して撮影するスタイルをとっている。雪が降っても決行した三角テニス、雨が降る中でも撮影した“カッパヨガ”、season4のリリーと伊藤のアドリブシーンなどが紹介された。

 リリーが低予算だからこそ生まれた名シーンを解説すると、柏木は「雪の上でテニスするなんて見たことないです。“カッパヨガ”も響きがいいですよね! 画が奇麗です!」と素直に述べると、リリーは「もしこういう人たちを見たら近寄らない方がいい」と諭す場面も。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 そのほか、リリーが差し入れたバーベキューセットを撮影にも急きょ使用したエピソードや、そのバーベキューではキャストの山口智子らが率先して肉を焼いてくれた話などが、スタッフからの“タレコミ”として紹介された。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 最後に「見ると本当に感動するんですよ。全5話一気に見られるので、ぜひFODで一気見していただいて、おそらく、いや絶対に続きがあると思うので、期待してほしいですし、皆さんの声がそこにつながるんじゃないかと思います。FODでseason1から見ていただければと思います」と高木。柏木は「season4が5に続くような作品になるといいなと。いろんな方が見てくださるといいなと思います」と作品をアピールした。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 斎藤は「僕もこのドラマを視聴者として見た時に、こういうドラマを見たかったという空気感が漂っていて、意外と必要としている方はいるんじゃないかなと期待しています。あと、なんと言っても“ギャラクシー”伊藤が出てるっていうことは、声を大にして言いたいですね。あとやっぱり(リリー演じる)シロウさんが、言葉がないシーンでもものすごく雄弁に言葉を感じるというか、シロウさんからヨシオが受け取るものっていうのが、もしかしたら視聴者の方にもめちゃくちゃあると思います。その唯一無二な方たちがいるありがたい現場でseason4までやらせてもらえて、感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを伝えた。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 リリーは「個性的な人がいっぱい出ていますけど、一番変な人は工くんです。ベースが真面目そうで本当にふざけてるんですよ。season4の第1話だっていきなり“メカヨシオ”とかやるんですよ。監督も『そこ普通のヨシオで』って言わないんですよ」と斎藤のエピソードを交えつつ、「前に沙莉が『この作品の撮影はご褒美だ』って言ってましたけど、僕らにとってもそうで、“ものづくり”に対して忘れていたことを思い出させてくれるドラマだと思います。暑い中、来てくださった皆さんが、井戸端会議でいいですからこの作品のことをお伝えいただいて、season5ができるように見守ってください」と締めくくった。

柏木悠「こんなに自由なドラマは初めて」――リリー・フランキーらが語る「ペンション・恋は桃色」の裏話

 このほか、ヨシオの実家として登場した家が、リリーと斎藤が別の映画の撮影で使った場所だったことや、この日、参加できなかった伊藤からのメッセージ、ゲストキャストの吉田大八氏の出演の経緯など、裏話などが盛りだくさんのイベントの模様は後日、FODで配信予定だ。

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【コンテンツ情報】
ペンション・恋は桃色season4(全5話)
FOD
7月31日午後8:00~全話一挙配信
※season1~3は配信中。

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