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早見あかり×伊藤健太郎が“不倫×グルメ”ドラマに挑戦 食べることへの価値観が生む関係性を語る2026/07/01 17:00

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早見あかり×伊藤健太郎が“不倫×グルメ”ドラマに挑戦 食べることへの価値観が生む関係性を語る

 早見あかり伊藤健太郎がダブル主演を務めるドラマ「一緒にごはんをたべるだけ」(木曜深夜0:00)が、テレ東ほかで7月2日にスタートする。原作は、「良い悪いは別として気持ちが理解できる」「共感してしまう自分に戸惑う」といった反響が寄せられている、大町テラスさんによる同名コミック「一緒にごはんをたべるだけ」(講談社「コミック DAYS」所載)。食の価値観が合わない配偶者との関係にやりきれなさを抱えている料理教室の講師・澤田タキ(早見)と、料理雑誌の編集者・斎藤レイ(伊藤)の2人が出会い、食事をともにすることで気持ちを満たしていく。

  “既婚者同士 悦びの食卓”というキャッチコピーがつく“食”と“不倫”が絡み合う物語を、早見さんと共演の伊藤さんはどう捉え、どう演じているのか。人間の“食欲”と“感情”の関係にも気付かされる、興味深い対談インタビューを届ける。

──お二人は共にテレ東ドラマ初主演とのことですが、お互いの印象は?

早見 「人となりが見える前に、食べるシーンから撮影が始まったんです。最初はシュッとした寡黙なタイプなのかなって思っていたんですが、ごはんの食べ方が豪快すぎて衝撃を受けました(笑)。情報出しの時に『本当においしそうにごはんを食べる方』とコメントしたんですが、それを見たファンの方から『そうなんです! 健太郎くんはごはんをおいしく食べるんです』という反応があって。皆さんの間でも知られていることなんだと思いました(笑)」

伊藤 「え、そうなんだ!(笑)」

早見 「ごはんの食べっぷりもそうですが、すごく明るくてお話しやすい方なんですよね。スタッフさんに対する対応や現場での様子とか、本当に少年のような人です。かわいいです(笑)」

伊藤 「“食”って、その人の人となりが見える入り口になるテーマだと思うんですよね。お互いのそういう部分が見られたという意味では、一緒に食事をするシーンを最初のうちに撮れてよかったのかもしれない。食べているシーンを撮っている時、早見さんは温かく見守ってくれているなと思ってました(笑)。年は僕の二つ上なんですが、同じ目線で話してくれていると思ったら、ちょっとお姉さんぽいところもあって。引っ張ってくれていますね」

早見あかり×伊藤健太郎が“不倫×グルメ”ドラマに挑戦 食べることへの価値観が生む関係性を語る

──早見さんは澤田タキという役について、どのような印象をお持ちですか? また、ご自身との共通点はありますか?

早見 「タキの“ごはんを大切に生きている”という生き方はすごくよく分かります。私自身、食事のためだけに旅に出ることがあるし、“共有したい”という気持ちが強くあって。一緒にごはんを食べて、“おいしい!”と表現してくれる人を見るとうれしくなるんです。そういうところは、私はタキと似ているかもしれないですね」

──演じるにあたって、特に意識していることも教えてください。

早見 「最初の本読みの時、『もうちょっと穏やかな感じで』と言われました。タキは感情が表に出る人ではあるんですが、チャキチャキタイプの私自身が出すぎると活発な印象になってしまうようで。なので、できるだけ素直な感情表現を大切にしています」

──では、伊藤さんは演じる斎藤レイについて、どのような印象をお持ちでしょうか? 演じる上で意識していることもお願いします。

伊藤 「僕も最初、『ちょっと体育会系が出ちゃっていますね』と監督に言われたので、繊細に演じるように意識しています。キャラクター的には、レイは、僕にとって共感できない部分をたくさん持っている人です。話が進んでいくにつれ、びっくりするような展開がいろいろ巻き起こるので。でも、自分にないキャラクターを演じることはお芝居の醍醐味(だいごみ)なので、楽しく演じさせてもらっています」

早見あかり×伊藤健太郎が“不倫×グルメ”ドラマに挑戦 食べることへの価値観が生む関係性を語る

──ドラマの展開で、印象的なところや驚いた部分はありますか?

伊藤 「不倫が一つのテーマなので、ドロドロ加減はどれぐらいなんだろうと思ったんですよ。そこにグルメの要素が入ると聞いて、“何それ?”とも思いました(笑)」

早見 「対極だもんね」

伊藤 「最初は僕もそう思っていたんですけど、台本を読むと、食と不倫はそこまではかけ離れた場所にないことが分かって。食事って、人間の中の欲求の中でも大きい部分を占めるじゃないですか。タキもレイも、お互いの家庭で、そこにかけ違いがある。もちろん、それが不倫をしていい理由にはならないんですが、レイの場合、妻が出す冷凍食品を食べる娘の姿を見るわけです。その光景を自分に置き換えると、やりきれなさはあるんですよね。そういったリアルさもあって、実際に演じてみることで、物語への印象が変わった部分もあります」

早見 「私も同じです。台本の字面だけでは、あまり理解できなかったタキの気持ちが、演じることで納得できるようになりました」

──タキとレイは仕事を通して知り合って距離を縮めていきますが、職業的な役作りはどう行いましたか?

早見 「撮影に入ってくださっている、フードコーディネーターの方にお聞きしながら演じています。基本的に料理はできるので、練習などはなかったのですが、カメラが手元を映す時は普段と違う体勢を作らないといけないので、それは大変ですね」

──日常的にお料理をされるんですね。

早見 「そこは強く言っておきたいです(笑)。ただ、生活に必要だからやっている感覚なので、すごく凝るわけではないんですよ。SNSにもたまに載せているように、“大皿の茶色いおうちごはん”ばかりですが(笑)、ドラマにも出てくるような、ニンジンの飾り切りをして楽しんだりすることもあります。娘のお食い初めの食事は全部自分で作ったのですが、その時はいろいろな工夫をしました」

伊藤 「僕も料理は好きなんですけど、早見さんとは逆。小学校の頃、図工がとにかく好きだったので、それと似た感覚なのかも。面倒くさい工程ほど好きだし、いかにお店っぽく出すかを考えて盛りつけます(笑)」

──女性は合理的、男性の方が凝り性という面はあるかもしれないですね。

伊藤 「そうですね。やるとなったら凝っちゃいます」

──そんな伊藤さんの、編集者としての役作りは?

伊藤 「こうやって取材を受けているこの瞬間も、編集者としての役作りになりますね(笑)。『こういう時はこんな動きをしていたな』とか『話しながらメモを取るんだな』とか、編集さんやライターさんとやりとりさせてもらった時のことを思い返して、役を構築している部分はあるかもしれません」

早見あかり×伊藤健太郎が“不倫×グルメ”ドラマに挑戦 食べることへの価値観が生む関係性を語る

──お二人とも食べることがとてもお好きなようですが、ドラマの中でも出てくるテーマ、“人生最後に誰とどんなものを食べたいか”についてはどんな考えが?

早見 「私はとにかくおすしが好きで、友人にも『あかりんは、すしっ子だよね』と言われるぐらいです。一人で最後の食事をするとしたら、好きなお店でコースを頼んで、日本酒とペアリングしながら楽しみたいけれど、今回のドラマでは“誰と何を食べたいか”が問われるので。それでいったら、大切な人たちと一緒に手巻きずしがしたいです。みんなで、『ちょっと、はみ出しちゃったね』なんてキャッキャ言いながら、具材を包んで食べたいです(笑)」

伊藤 「僕はタコスが好きなので。手巻きずし感覚でタコスを巻きながら、『隕石が落ちてきたね!』とワイワイやりたいです(笑)」

──ユニークな“最後の晩餐(さん)”のお話をありがとうございます(笑)。そんなテーマを持つ本作を、演じ手として、どう伝えたいですか?

早見 「誰が正解で誰がそうではないのか、そこをくみ取るのが難しい世界線にあるドラマだと思います。見てくださる方それぞれの立ち位置や考え方次第で、おそらくどのキャラクターに共感するかが変わりますし、受け取る方々に感じ方を委ねたいです」

伊藤 「不倫がテーマの一つなので、理解しがたい部分もあるかと思いますが、あくまでドラマとして、その点も含めて楽しんでもらえたらと思います。『なぜこうなったのか』と考える中で、新たな視点に気付いていただけるかもしれませんし、モヤモヤした感情を抱えながらおいしそうなご飯に目を向けることも、この作品の醍醐味なので、そうした楽しみ方をしてもらえたらうれしいです」

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【プロフィール】
早見あかり(はやみ・あかり)

1995年3月17日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作は映画「シン・ウルトラマン」(2022年)、「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」「ミンナのウタ」(いずれも23年)、「あんのこと」(24年)、ドラマ「何曜日に生まれたの」(テレビ朝日系/2023年)、「めぐる未来」(日本テレビ系)、「D&D〜医者と刑事の捜査線~」(テレ東系/いずれも24年)など。

伊藤健太郎(いとう・けんたろう)
1997年6月30日生まれ。東京都出身。2014年に俳優デビュー。26年の出演作は、ドラマ「略奪奪婚」(テレ東ほか)、「TYPEなに?性格診断で人生決めちゃいます」(ABCテレビ)、「北方謙三 水滸伝」(WOWOW)、「102回目のプロポーズ」(フジテレビほか)、「100日後に別れる僕と彼」(TBSほか)、「コンサルタント-死を執筆する男-」(WOWOW)、映画「鬼の花嫁」など。

【番組情報】
ドラマ「一緒にごはんをたべるだけ」

テレ東ほか
7月2日スタート
毎週木曜 深夜0:00~0:30

BSテレ東
7月7日スタート
毎週火曜 深夜0:00~0:30

※各話放送終了後からU-NEXTにて第1話から最新話まで見放題独占配信。
U-NEXT:https://t.unext.jp/r/tv-tokyo_pr
TVerなどで見逃し配信あり。
TVer:https://tver.jp/series/sr9pk6lqmr
テレ東HP(ネットもテレ東):https://video.tv-tokyo.co.jp/
Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp/catchup/2-1-113-7

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【締め切り】2026年7月29日(水)正午

取材・文/新井音羽

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