内田有紀&寺西拓人「ラストノート」でW主演 大人の純愛を「2人で創り上げていける」と確信2026/07/01 07:30

フジテレビ系では、内田有紀と寺西拓人(timelesz)がダブル主演を務める木曜劇場「ラストノート」(木曜午後10:00)が7月9日からスタートする。交わるはずのなかった年の差男女がひかれ合い、人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を描いた大人の純愛ストーリーだ。
現状維持の日常を送り、香料会社で働く40代の女性・一瀬葵を内田が、葵の親友に起こったトラブルをきっかけに出会う青年・樋口澄晴を寺西が演じる。
豊富なキャリアを持つ内田と、民放連続ドラマ初主演となる寺西。年齢も経歴も異なる2人に、お互いの印象や撮影前の心境、本作の“ときめきポイント”について聞いた。
──まず、オファーを受けた時の率直な思いをお聞かせください。
内田 「正直、すごく悩みました。『私で務まるのだろうか』という不安もありましたし、年下の男性との恋愛に対して、どこか躊躇(ちゅうちょ)してしまうような気持ちもあって。でも、人はいくつになっても誰かを好きになれるというメッセージと、三竿(玲子)プロデューサーからの『ときめきたい!』という願いに応えたいと思い、出演を決意しました」

寺西 「僕は躊躇(ちゅうちょ)ゼロです! ずっと挑戦したかった映像の世界で、民放の連続ドラマに主演というチャンスをいただけて、とにかくうれしかったです。台本を読んで、今の世の中で無意識に諦めることに慣れてしまっている人たちの背中を、少しでも押せたらいいなと思いました」
──現場での雰囲気も含め、お互いの印象はいかがでしょうか?
内田 「ポスターやティザームービーの撮影で、恋人同士という設定の距離感で向き合ったんです。呼吸や鼓動が伝わってくるたびに、寺西くんの持つ優しい空気感と思いやりを肌で感じました。細かな表現について言葉を交わしていく中で、『2人で創り上げていける』と確信が持てましたね」
寺西 「内田さんがとにかく気さくで明るくて。僕のような経験の浅い人間でも、楽しめるような空気を作ってくださるんです。本当に感謝しています」
内田 「こういうところがすてきなんです」
──SNSでは、「年の差を感じさせない」という声も多く上がっています。
内田 「年齢は変えられませんし、無理に埋める必要もないと思っています。ただ、年の差というレッテルではなく、心を開いて対等な距離感で向き合っていこうと思います」
寺西 「そうですね。僕も澄晴という等身大の役柄と向き合いながら、自然体でいることが一番だと考えています」

──お二人が演じる葵と澄晴、それぞれの役の魅力を教えてください。
内田 「葵が傷ついて臆病になっている部分は、実は彼女の“伸びしろ”で魅力だと思っています。今まで強い女性像を演じることが多かったのですが、今回は肩の力を抜いて、傷ついたことも悔しかったことも全部取り戻せるような女性を演じたいと思っています」
寺西 「澄晴は、気持ちにふたをして自分にうそをついてしまう瞬間があるキャラクターですが、それは多くの人が共感できる部分かなと。葵さんと出会って、本来の自分へ近づこうとする彼の姿は、見ていて勇気をもらえますね」
──役作りで準備していることや意識していることはありますか?
内田 「人生で立ち止まったり、振り返ったりしてきた私自身の経験そのものが、葵という役に凝縮されているような感覚です。なので、自分自身の歩んできた道をそのまま出すことに挑戦したいなと。等身大の姿をさらけ出すことで、世代を問わず、見てくださる方の心にすっと入り込めるような、リアリティーのあるお芝居を追求していきたいです」
寺西 「僕もそうですね。皆さん当たり前にやられていることだとは思うんですけど……とにかく台本をめっちゃ読み込んでいます!(笑)」
内田 「(拍手)」
寺西 「僕が予想していた返しではなくて、びっくりしました(笑)。でも、今回は等身大の役だからこそ、自分自身を生かせる部分と、普段の自分とは少しテイストが違う部分とで、いいあんばいを探る作業を大切にしています」

内田 「私は、物語のモチーフとなるピオニー(シャクヤク)の花をたくさん買っています! ピオニーって散り際が鮮烈で、朝起きたらばーっと一気に散ってしまっているんです。そんな鮮やかな散り方が物語に合っていて、とてもドラマチックで美しいなと。ピオニーの花は重要なキーワードになりますので、ぜひ注目してください」
──お二人にとって“等身大”であることが、今回の鍵になっているのですね。
内田 「そうですね。見てくださる方に『うそくさいな』と思われたくないなと。私がこれまで好きで見てきたドラマは、演者さんと役が地続きに見えて、物語の中に自然と入り込める作品ばかりだったので、私自身もそうありたいなと思っています」
──台本を読まれて感じる物語の魅力や、視聴者が“ときめき”を感じるポイントはどこにありますか?
内田 「『誰かに会いたい』と純粋に思えることが、“ときめき”なのではないかなと。気持ちが高まることで、免疫も上がる気がします(笑)。そうした高揚感を、このドラマを通して視聴者の皆さんと共有できたらいいなと思っています。あとは、2人を取り巻くキャラクターたちが非常に個性的で見どころです。複雑な感情を抱えた人たちが絡み合い、私たちの恋路を素直に進ませてくれない。そのもどかしさに、皆さんも思わず“ハンカチをかみしめる”ような気持ちになるはずです。……あ、今の例えは昭和でした(笑)」
寺西 「本当にその通りですね。僕らの関係性だけでなく、一癖も二癖もある個性豊かなキャラクターたちが集まっています。人間関係がこじれたり、ねじれたりしていく様も含めて、毎週楽しんでいただけるのではないかなと思います」

──これから撮影を進めていく上で、お互いに「今のうちに伝えておきたい」ことはありますか?
内田 「寺西くんは、この数日で私のキャラクターをかなり熟知してくださっているようで(笑)。現場で接していると、寺西くんは本当に大人だなと感心させられることばかりです。私が変な発言をした時も、笑いながら『そこが良いところです』と受け止めてくれるんです」
寺西 「いやいや、それは内田さんが僕に合わせてくださっているんです。現場が明るくなるようにと、あえて僕に突っ込める隙を作ってくださったりして。本当に優しくしていただいています」
──寺西さんから、内田さんへのお願いはありますか?
寺西 「僕は、気を遣わずストレートに意見を言っていただけるとうれしいです。できていないのに『大丈夫!』と言われたりするのは苦手で……。ダメな時はバシバシ言っていただきたいです」
内田 「絶対伝えるから大丈夫! 隠そうとしても顔に出ちゃうから(笑)」
──最後に、香りがモチーフの本作にちなんで、お互いに香りをプレゼントするとしたらどんなものを選びますか?
内田 「私は、自分が中学時代に大好きだった“ムスク”の香りかな。懐かしくもあり、誰からも愛される優しい香りを贈りたいですね」
寺西 「僕は……幼稚園の頃、大好きだった先生がつけていた香水をプレゼントします」
【プロフィール】
内田有紀(うちだ ゆき)
1975年11月16日生まれ。東京都出身。近年の出演作に、ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」、「ちはやふる-めぐり-」、「誘拐の日」(25年)など。
寺西拓人(てらにし たくと)
1994年12月31日生まれ。神奈川県出身。timeleszのメンバー。近年の出演作に、ドラマ「キャスター」、「離婚弁護士 スパイダー」~偽りと裏切り編~(25年)など。
【番組情報】
木曜劇場「ラストノート」
フジテレビ系
7月9日スタート
木曜
午後10:00~10:54
取材・文/miyata 撮影/生田昌士 メイク/戸澤りか[内田]、Hair and make up/朝岡美妃(Nestation)[寺西]、スタイリスト/宮澤敬子、藤原可奈子[内田]、九(Yolken)、玉久保愛里(Yolken)[寺西]、衣装協力/トップス 23,100円、パンツ 57,200円(ル フィル ニュウマン 新宿店)[内田]
キーワード
関連リンク
この記事をシェアする














