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齊藤なぎさ、伊藤潤二作品主人公に感じた過去の自分との共通点「当時を思い出しながら」2026/07/06 18:00

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齊藤なぎさ、伊藤潤二作品主人公に感じた過去の自分との共通点「当時を思い出しながら」

 テレ東系ではドラマ24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」(金曜深夜24:12、BSテレ東は7月12日から日曜深夜24:00)が現在放送中。「あばら骨の女」のエピソードで主人公・ユリを演じるのは齊藤なぎさだ。

 世界中で高い人気を誇るホラー漫画の鬼才・伊藤潤二による傑作を厳選し、オムニバス形式で実写ドラマ化した本作。長編人気作「死びとの恋わずらい」をはじめ、「幻痛屋敷」「いじめっ娘」「顔泥棒」「父の心」など計13作品を映像化した。

 齊藤が出演する「あばら骨の女」は、兄の恋人の美しい“くびれ”に憧れていたユリ(齊藤)の周りで起こる不可解な異変を描いた作品。自身は「めちゃくちゃ怖がり」だという齊藤が、本格ホラーへの出演に対する意気込み、伊藤潤二作品の魅力について語った。本日・7月6日に誕生日を迎えた齊藤が“これから挑戦したいこと”とは。

齊藤なぎさ、伊藤潤二作品主人公に感じた過去の自分との共通点「当時を思い出しながら」

――本作への出演が決まった時の心境を教えてください。

「まずは実写化されることを聞いて、どうやってあの世界観を再現するんだろうと驚きました。出演が決まった時は、伊藤潤二さんの作品をすてきに演じたいなと。とにかく緊張していましたね」

――齊藤さんの本格的なホラー出演は今回が初となります。

「私自身がめちゃくちゃ怖がりなんです。お化け屋敷に入って腰を抜かしたこともあるくらい怖がりなので、台本も一人でいる時は読めなくて、移動中に初めて読みました。今回の出演が決まり、『いくつかホラー作品を見ておかないと』と思い頑張ったのですが、無理でした(笑)。何作品かは見るのを断念しました」

――そんな怖がりな齊藤さんから見て“伊藤潤二作品”はいかがでしょう。

「伊藤潤二さんの作品は子どもの頃から知っていましたが、すごく絵のタッチがかわいらしいですよね。不気味なところがありつつ、魅力的でひかれるキャラクターだなと。SNSでもバズっているのをたびたび見かけて。幅広い世代に長く愛されている作品なんだなと感じました」

齊藤なぎさ、伊藤潤二作品主人公に感じた過去の自分との共通点「当時を思い出しながら」

――物語としての魅力はどんなところに感じましたか?

「めちゃくちゃ怖いというよりは、人間の黒い感情を描いているところがすごく魅力的だなと思っていて。ただのホラー作品ではないところが私は好きです」

――今回、齊藤さんは「あばら骨の女」のエピソードに挑戦しています。

「結構前に書かれた作品だと思うのですが、現代にも通ずるところがあるなと。私自身もダイエットを頑張りすぎてしまったことがあって。自分では『太っている』と思っていたのですが、周りからは『骨が浮いているレベルで痩せているから気を付けた方がいいよ』と言われてハッとしました。自分にも重なる部分のある作品だなと思いましたね」

――本作の主人公・ユリはどう映りましたか?

「お兄ちゃんの彼女のきれいな体に憧れたり、SNSでいろんな女の子の画像を見たりと『私もこうなりたい』という“美への執着”がすごく強い。流されやすさゆえに、普通だったら絶対にやりたくないようなことでも勢いでやってしまう面もある。怖いもの知らずの若い女の子だなと思いました。でも基本的には私と似ています。私も『痩せたい』『細くなりたい』という気持ちがすごく強いタイプだったので。演じる時も当時の自分の気持ちを思い出しながら演技をしました」

齊藤なぎさ、伊藤潤二作品主人公に感じた過去の自分との共通点「当時を思い出しながら」

――ご自身に重なる部分があったんですね。実際に撮影してみていかがでしたか?

「こんなにも叫んだ撮影は人生でないのでは、というくらい毎日叫んでいました(笑)。あとは、家の中でのたうち回るシーンもすごく大変だったので印象に残っています。その日の撮影は、一人のシーンがぎっちり詰まっていて。今までは人との掛け合いの演技が多かったのですが、今回は個人の演技が中心。そこが新しくもあり、自分が成長したなと思えた瞬間でした。一人で叫んだり初めての体験をたくさんした撮影だったと思います」

――特に苦労したことは?

「ドラマを見ている人に恐怖を与えなきゃいけないので、表情やお芝居を少し大げさにしなくてはいけない。そこが恋愛ものや青春ものと違って大変でした。あとは、物語の中盤あたりからユリがおかしくなっていくんですよ。演技に気持ちが引っ張られてしまうので、難しかったです。フィジカル面では大声を出すため、結構喉にもきました。そして何より、シンプルにホラーが怖かったです(笑)」

――演じている時も実際に怖さを感じたんですね。

「怖かったです(即答)。演技を忘れて、素の自分が出ていました。あとは病院のシーン。モニターを見させてもらった時、あまりの怖さに『はぁ』ってため息が出ました。きっとドラマを見てくださる方も怖すぎて夜眠れなくなるんじゃないかなって思うくらい怖かったです」

齊藤なぎさ、伊藤潤二作品主人公に感じた過去の自分との共通点「当時を思い出しながら」

――齊藤さんはこれまでの人生で恐怖体験をしたことはありますか?

「私、全然霊感がないんですよ。見えない方が絶対いいと思っているんで(断言)。ただ、直感力はある方。『こうなりそうだな』って思うことは起こるし、『この場所、ちょっと嫌だな』と思うと大体当たっています」

――直感力がすごいです。本作のユリは“美”を追求する女子大生ですが、齊藤さんの“美の秘訣”があればぜひ教えてください。

「最近よく『肌きれいだね!』って言っていただくことが多いのですが、月に一回は皮膚科に行くなど結構頑張っています。“風呂キャン”もしないので、毎日メイクを落として、基本的なことではありますが、スキンケアはすごく頑張っていますね。あとはジムに週5で通っています。汗を流すことで代謝も良くなるし、痩せるし、肌もきれいになるなと」

――ストイックですね! 何が齊藤さんの原動力になっているのでしょうか?

「『かわいいね』って言われるのがすごくうれしくて。常に今が一番かわいくいたいので、そういってもらえるよう頑張りたいなって。あとは私、ファンの方がすごく好きなんです。『皆さんに喜んでもらうために頑張ろう!』という気持ちがモチベーションになっているかもしれません」

齊藤なぎさ、伊藤潤二作品主人公に感じた過去の自分との共通点「当時を思い出しながら」

――ドラマのタイトルにちなみ、齊藤さんの“夜のルーティーン”を教えてください。

「夜ご飯を軽めに食べて、ドラマなどを見ます。その後、ジムに行くか家でできる有酸素運動をして、お風呂に入る。出てからはビタミンCなどを飲んで、パックしながらドライヤー。髪を乾かし終わったら、リビングでテレビを見て、眠くなったら寝る。寝る前にはストレッチもします。基本的に流れは変わらず、ずっとその生活を続けていますね」

――本日・7月6日に誕生日を迎えた齊藤さん。23歳になるということでこれからの抱負はありますか?

「(感慨深げに)もう23歳なのかぁ……。でも、まだまだ人生はこれからだと思っていて。今までは夢や抱負を言うことが苦手だったのですが、これからはもっと『あれがやりたい』『これがしたい』という願いを口にしていきたいなって。それこそ私は音楽が好きなので、音楽に携わる仕事がしたい。あとは、皆さんにもっと知っていただける機会を増やしたいので、ドラマや映画などいろんな作品に出たいです!」

――プライベートでの目標は?

「海外旅行に行きたい。行き先は海が好きなのでハワイとかタイのプーケット。オーストリアのウィーンとか街並みがきれいなヨーロッパもいいなぁ」

――ぜひ海外旅行をした際は教えてくださいね。最後に視聴者の方へ向けてメッセージをお願いします!

「『あばら骨の女』は、ルッキズムや美への執着に対して、物申しているところがある作品。『痩せたい』って思いすぎないでほしいなというのは私もすごく思っていて。あとは伊藤潤二さんの作品のファンの方にも『再現できていた』と言っていただけるような作品になっているんじゃないかなと。ぜひいろんな方に見ていただきたいです!」

齊藤なぎさ、伊藤潤二作品主人公に感じた過去の自分との共通点「当時を思い出しながら」

【プロフィール】
齊藤なぎさ(さいとう なぎさ)
2003年7月6日生まれ。神奈川県出身。主な出演作にドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」(MBS・TBS系)、「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」「放送局占拠」(ともに日本テレビ系)、映画「あたしの!」(ギャガ)、ドラマ&映画「【推しの子】」(東映)などがある。

【番組情報】
ドラマ24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」
テレ東系
金曜 深夜24:12~24:52

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取材・文/TVガイドWeb編集部

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