小池栄子が「さよならノワール」で火9初主演! 北香那と凸凹バディで犯罪被害者に寄り添う2026/05/26 05:00

フジテレビ系では、小池栄子主演の新火曜ドラマ「さよならノワール」(火曜午後9:00)が、7月7日よりスタートする。火9枠初主演となる小池の相棒役には北香那が決定。脚本を井上由美子氏、演出を河毛俊作氏が担当し、ヒット作を数多く手がける両名の8年ぶりのタッグが実現する。
本作は、警視庁西池袋署に新設された犯罪被害者支援室を舞台にした警察ヒューマンドラマ。元暴力団対策係の刑事・黒木夏海を小池が、心理学の知識には長けているが対人コミュニケーションが苦手な心理学者・白石絵梨子を北が演じ、凸凹バディとして犯罪被害者や遺族に寄り添っていく。
「犯罪被害者支援室」という、これまで映像作品でほとんど描かれてこなかった実在の部署にスポットを当てた点が本作の大きな特徴。「ノワール(暗黒)」に囚われた人々が前を向くまでの物語を、「白い巨塔」(フジテレビ系)や「14才の母」(日本テレビ系)など、社会派ドラマで知られる井上氏が緻密に描く。演出の河毛氏は小池と「新宿野戦病院」(フジテレビ系)でも組んでおり、登場人物たちの“心の揺れ”を得意とする映像表現で井上脚本の世界観をより深みのあるものにしていく。

小池が演じる黒木夏海は、警視庁西池袋署・犯罪被害者支援室所属の警部補。元マル暴の班長として働いてきたが、ある事件をきっかけに新設された支援室へ異動することになる。誰とでもフランクに、警察官という立場よりひとりの人間として被害者と向き合う姿が印象的だ。小池は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)、「地面師たち」(Netflix)など話題作への出演が続き、直近では主演作「ムショラン三ツ星」(NHK総合ほか)が注目を集めている。

北が演じる白石絵梨子は、公認心理士と臨床心理士の資格を持つ帝都大学心理学部所属の心理学者。派遣職員として支援室にやって来るが、学術的な専門性ややる気はある一方、頭の回転が速すぎるがゆえに共感力が低いきらいも。被害者に心理学の学説を唱えたり、事務的な対応で怒りを買ったりと現場では空回りしがちだ。北はフジテレビ制作の連続ドラマへのレギュラー出演は今作が初めてとなる。
本格的な共演は今作が初となる小池と北。撮影中のやりとりについて、小池は「1シーン1シーンをどう演じていくか、細かい部分までじっくり話し合えています。お互いお芝居が大好きという共通の思いがあるので信頼し合えるのも大きい」と手応えを明かす。北も「栄子さんに頼りすぎてしまっているかもしれません(笑)。毎日『今日は栄子さんとこのシーンについて話そう』と、思いをはせながら現場に行くのが楽しみになっています」と笑顔を見せる。
役作りについて、小池は「複雑で難しい役どころ」としながら、「『犯罪被害者支援のお仕事は、見えない血を流している方の<止血>をする仕事』という監督からの言葉を何度も思い返しています」と、演じる上での信念を口にする。一方、北は「苦手な部分はあれど、しっかり頑張る部分が絵梨子の良い部分としてギャップになったらいいなと思いながら演じています」と役への思いを語った。
脚本の井上は「犯罪を描いたドラマや映画の多くは犯人逮捕が終着点ですが、被害者の痛みは犯人逮捕で一区切りするわけではありません」と本作のテーマに言及し、「孤独で不器用だけど、それゆえに寄り添う力を持ったコンビにご期待ください」と自信をのぞかせる。また、プロデューサーの狩野雄太は「誰しもが明日、加害者や被害者になってしまうかもしれない。決して他人事ではない話だと思いました。少しでも犯罪被害者支援について知っていただくきっかけになれたら」と企画への思いに熱を込めた。
視聴者へのメッセージとして、小池は「まずは“犯罪被害者支援室”という部署があることを知っていただけたらうれしい。今まさにお困りで、どうやって暗闇から抜け出したらいいか分からないと迷っている方々のヒントにもなる作品になれたら」と語りかける。北も「今までの警察ドラマではあまりフォーカスされてこなかった部署に関するお話なので、新鮮な感覚で見ていただける作品になっています」と呼びかけた。

黒木夏海役・小池栄子コメント全文
──オファーを受けた際の感想、今作への意気込みをお聞かせください。
「今作の撮影チームが『新宿野戦病院』でもご一緒した方々だったので、またご一緒できる喜びと、バディ役が香那ちゃんということで、『ぜひやりたいです!』と即答させていただきました。香那ちゃんとは一緒のシーンでお芝居をするのは初めてでしたが、1シーン1シーンをどう演じていくのか細かい部分までじっくり話し合えています。お互いお芝居が大好きという共通の思いがあるので、信頼し合えるのも大きいです。2人で探りながら作業できていることがすごく楽しいですね。香那ちゃんはもちろん、スタッフさんとも作品について話し合うことが多くて、風通しの良い現場で丁寧に作品を作れています」
──主人公についてどのような役作りを経て撮影に臨んでいますか?
「すごく複雑で難しい役どころだと思っています。出てくるキャラクターたちは皆、それぞれが過去に傷を抱えているのですが、その傷を抱えながらも被害者の方々を支援する。そして時には、支援したことで自分の傷が慰められる。繊細な表現は大切に演じさせていただいています。難しいなと思った時は、“犯罪被害者支援のお仕事は、見えない血を流している方の<止血>をする仕事”という監督からの言葉を何度も思い返しています。事件が発生したら最初に現場に駆け付けて、被害者の方々がこれ以上血を流さないよう寄り添うという、第一段階のお仕事だという考えは念頭に置いています。そして絵梨子の先輩バディとしては、絵梨子が心折れそうな時にはキュッと持ち上げられるような頼もしい先輩であるように心がけています」
──視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
「まずは何よりも“犯罪被害者支援室”という部署、お仕事があるということを皆さんに知っていただけたらうれしいです。今まさに、お困りになっていて誰に助けを求めればいいか分からない、どうやって暗闇から抜け出したらいいか分からない、と迷っている方々のヒントにもなる作品になれたらと思います。そして、すてきなキャストの方々もたくさん出演しますので、そちらも楽しみにお待ちいただけたらと思います」
白石絵梨子役・北香那コメント全文
──オファーを受けた際の感想、今作への意気込みをお聞かせください。
「フジテレビの連続ドラマでレギュラー出演者としてお芝居させていただくのは初めてなので、すごくうれしかったです。栄子さんとは同じ作品に出演していた経験はありますが、しっかりと共演させていただくのは初めて。バディとして共演できることも楽しみでした。撮影中は“これどう思いますか?”と相談すると丁寧に向き合ってくださって、栄子さんに頼りすぎてしまっているかもしれません(笑)。毎日“今日は栄子さんとこのシーンについて話そう”と思いをはせながら現場に行くのが楽しみになっています」
──演じる白石絵梨子についてどのような役作りを経て撮影に臨んでいますか?
「絵梨子は人との距離感が苦手な部分や空回りしてしまうことが多いのですが、一生懸命さだけは忘れないよう心がけています。苦手な部分はあれど、しっかり頑張る部分が絵梨子の良い部分としてギャップになったらいいなと思いながら演じています。(小池演じる)夏海さんは頼れる上司ではありますが、時に“ノワール”な部分が垣間見えた時には、絵梨子が夏海さんに対してできることを探るように、お互いが持っていないモノを補い合うイメージで演じています」
──視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
「今までの警察ドラマではあまりフォーカスされてこなかった“犯罪被害者支援室”に関するお話になるので、新鮮な感覚で見ていただける作品になっています。そしてお芝居が大好きなキャストの皆さまが集まっているので、皆さんのお芝居にもご注目いただきたいです」
脚本・井上由美子氏コメント全文
息苦しい世の中ですね。世界は不安定で、目を背けたくなるニュースばかり。こんな時代に求められるのは、鮮やかに問題を解決するカッコいいヒロインではなく、そばに寄り添ってくれる、飾らない女性たちだと思いました。
犯罪を描いたドラマや映画の多くは犯人逮捕が終着点です。でも、被害者の痛みは犯人逮捕で一区切りするわけではありません。そんな傷ついた人たちをサポートするのが小池栄子さん演じる黒木夏海(警察官)と、北香那さん演じる白石絵梨子(心理学者)です。彼女たちには特殊能力も、超がつくようなテクニックもありません。“そばにいてもいいですか?”と寄り添い、言葉に耳を傾け、被害者が自分で立ち上がるのを支えます。
見どころは、過去を抱えたぶっきらぼうな元マル暴刑事・黒木の包容力と、共感能力に欠けた(長けたの間違いじゃなく!)、ちょっとうざい心理学者・白石の突破力――2人のコンビネーション。決して立派な人物とは言えない2人が、性格や人生経験の違いを乗り越えて、被害者たちを受け止めます。そして、彼女たち自身も絆を築いていきます。時に先輩と後輩、時に姉と妹、時に女友達。表情を変えていく2人の関係を小池さんと北さんが豊かに演じてくれています。孤独で不器用だけど、それゆえに寄り添う力を持ったコンビにご期待ください。
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