反町隆史「2026年の鬼塚英吉とは?」制作決定発表会見で語った「GTO」続編への思い2026/04/30 06:00

フジテレビ系ドラマ「GTO」(月曜午後10:00=カンテレ制作)が7月20日よりスタートする。それに先立ち、制作決定発表会見が行われ、主演の反町隆史が登壇。本作への意気込みや撮影の裏側、そして作品に込めた熱い思いを語った。
「GTO」は、藤沢とおる氏による同名漫画を原作とする学園ドラマ。1998年にドラマ化されると、元暴走族の教師・鬼塚英吉が“従来の教師像”を根底から覆す型破りなスタイルと、鬼塚役を演じる反町の情熱的で力強い演技により高視聴率を記録。平成を代表する“学園ドラマの金字塔”として社会現象を巻き起こした。
2024年4月に放送されたスペシャルドラマ「GTOリバイバル」では、一夜限りの復活ながら、再び高視聴率を記録。当時の単発ドラマとしては歴代1位となるTVer再生回数430万回超えを達成し、大きな反響を呼んだ。
会見の冒頭で反町は「『GTOリバイバル』を放送した時、友人から送られてきた一枚の写真が心に残っている」と切り出した。それは、親子3世代で「GTOリバイバル」を視聴している様子を収めた写真だったといい、「ものすごくうれしくて、何とも言えない気持ちになりました」と当時を振り返る。
近年、スカッとする作品や学園ドラマが少なくなっている現状に触れながら、自身も2人の娘を育てる中で、子どもたちが成長していく過程で直面する努力や学びの多さを実感しているという。その上で、「鬼塚英吉という教師が今の2026年のタイミングでいたら、どういう教師になっているのか。世間からどう見られ、どういう解釈になるんだろうと疑問だったんです」と語り、その思いが制作の原点にあったと説明。
続けて、「自分の身を挺(てい)してでも生徒のために向かっていく真っすぐさと、彼の本当の良さを皆さんにも伝えたいなと思いまして、続編をやることに決めました」と、作品への熱意をにじませた。
本作は、2年前の「GTOリバイバル」に続く連続ドラマとして、全11話で制作される。現在は撮影の真っただ中で、反町は「これから徐々に生徒と向き合いながら、教師と学校と向き合いながら、一つ一つ作っていきたいなと思っております」と語った。
また制作陣には、脚本・遊川和彦氏、演出・中島悟氏、プロデューサー・安藤和久氏ら、1998年版に携わったスタッフが再集結。今作も当時の精神を受け継いでいるといい、「1時間の番組のうちに、約9割は見ている人を面白く笑わせようと。残りの1割で本当に大切なことを真面目に言うことを心がけていました。今回の台本もそうなっていますし、見てくれた人たちが爽快になるドラマになってるんじゃないかなと思います」と自信を見せた。

なかでもコメディーシーンについては「監督のコメディーセンスが抜群で、想像を超えてくるんです(笑)」と絶賛し、「自分から提案することももちろんありますよ」と、楽しみながら撮影に臨んでいる。加えて、漫画原作では描かれていない“50代の鬼塚”については「原作の藤沢さんのご意見やイメージも含めて、全員で共同作業をしながら50代の鬼塚を描いています」と語り、1998年に培われた強固なチーム体制で作品作りに向き合っているという。
さらに、最初のドラマ化から28年が経過し、時代の変化とともに生徒像にも変化が見られると指摘。「分かりやすい不良っぽい子はいないんですよね。爽やかだけどちょっと引っかかる部分がある子に、鬼塚が困らされていくのも楽しいですよね」と、令和の生徒たちとのやりとりに手応えを感じている様子だ。
タブレットを使った授業など、ジェネレーションギャップを感じる場面もあり、記者から「鬼塚らしさが弱まるのでは?」と問われるも、遊川氏の脚本に全幅の信頼を寄せ、「それは大丈夫です!」と力強く宣言した。また、撮影以外の時間には、生徒役のキャストと食事に行ったり、たわいのない話をしたりと、積極的にコミュニケーションを取っていることを打ち明けた。
改めて「GTOらしさ」について問われると、「グレートティーチャーとは何か?」を探す旅だと表現。“GTO(グレート・ティーチャー・オニヅカ)”と言われているが、人それぞれ「グレート」の解釈は異なると指摘し、「それを鬼塚も含めて探す旅なんじゃないかな」と考えているという。
また、バイクに乗るシーンについては、「たくさん出てくる」と回答。先日もバイクに乗りながら生徒を追いかける登校のシーンを撮影したと明かし、「懐かしいなと思いながらバイクをふかしていました(笑)」と笑顔を見せる。一方で、第1話は「正直、もう鬼塚いじめみたいな展開」とぼやく。それでも、「最後、生徒と心が通じ合うすごくいいシーンがあって」と、鬼塚がさまざまな困難を乗り越えて生徒と心を通わせる展開があることを示唆した。
さらに、98年版で共演した妻の松嶋菜々子からの反応について聞かれると、「うちの妻は比較的冷静というか、あまり多く語らないです」と前置きしつつ、「でも非常に楽しみにしています」と笑って答えた。
「GTO」に触れたことがない若い世代にどう伝えていきたいかという問いに対して、「鬼塚が持ってる強さ、愛、生徒に対しての歩み寄り。こういう先生いたらいいよねとか、ちょっとでも感じてほしい。最後の本当の1、2分は『これいいシーンだな』と思っていただけたら」と呼びかける。自身の子育て経験も役作りに生きており、「ちょっとした表情が分かる先生でいたいなと思うし、鬼塚英吉は自分の体を投げてでも生徒に向き合う。そこ一択なので、その気持ちを感じていただけたらなと思います」と強い意志を示した。
最後に反町は「『GTOを見て教師になりました』とおっしゃる方が本当に多いんです。俳優としてなんとも言えないくらいうれしいです。おそらく武田鉄矢さんか僕かくらいの感じで(笑)」と冗談を交えつつ、GTOと鬼塚英吉をリスペクトしてくれる先生方に向けて、「『教師やっていてよかったな』と思ってもらいたいという思いが一つある」と、教育現場で働く人々への熱い思いを口にする。
同時に、当時オンタイムで見てくれたファンに向けても「当時の火曜10時を楽しみにしてくれた人たちに対して、ああ、『GTO』面白いよねっていうので、もう一度その気持ちを味わっていただきたい」と思いを述べた。

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