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異色の刑事ドラマが誕生!? 土屋太鳳×佐藤勝利、規格外バディが切り開く「ボーダレス」の新境地2026/04/02 07:00

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異色の刑事ドラマが誕生!? 土屋太鳳×佐藤勝利、規格外バディが切り開く「ボーダレス」の新境地

 テレビ朝日、伝統の刑事ドラマ枠“水9”に新たな刑事ドラマ「ボーダレス~広域移動捜査隊~」(水曜午後9:00、初回拡大スペシャル)が誕生する。

 本作は「踊る大捜査線」を手がけた君塚良一氏によるオリジナル脚本で、トラックが捜査本部になるという“広域移動捜査隊”の活躍を描く。

 設定からして異色のドラマの見どころを、ダブル主演を務める土屋太鳳佐藤勝利timelesz)にインタビュー。クランクインしてすぐにチーム全員が打ち解けたというエピソードの通り、土屋&佐藤のトークも終始にこやかで楽しいムード。お互いの印象をツッコミ合いつつ、本作の魅力をたっぷりアピールしてくれた。

──土屋さんと佐藤さんが演じる刑事は“移動捜査課”の所属。本作オリジナルの部署ですが、どんな印象を持ちましたか?

異色の刑事ドラマが誕生!? 土屋太鳳×佐藤勝利、規格外バディが切り開く「ボーダレス」の新境地

土屋 「リアルタイムで起きている問題を“ボーダレス”で扱う作品なので、今の時代にピッタリだなと思いました。現代社会の状況を知っていただくこともできると思いますし、俳優として、やりがいのあるドラマになるなとも感じました」

佐藤 「警視庁と他県の警察署の間に起きるいざこざから物語が進んでいくことも面白いですし、“移動捜査課”というチームも、そこに所属する7人のキャラクターも個性豊か。新しいドラマができているという実感があります」

──移動捜査隊の“捜査本部”は「一番星」と呼ばれるトラックです。実際に乗ってみていかがでしたか?

佐藤 「男心って単純なもので、大きな車(トラック)の中に捜査本部があるというだけでワクワクするんですよね(笑)。台本を読んだ時点で『うわ、楽しそうだな』と思いましたし、ロケで実際に動いているトラックを見て、さらにワクワクしました(笑)」

土屋 「車の中って、やっぱりワクワクするんですよね」

──そんなトラックに乗って捜査する刑事、仲沢桃子と黄沢蕾を演じますが、どんな役どころですか?

土屋 「どう? 勝利くん。頼りにしてるよ!」

佐藤 「蕾は真っすぐで熱血な男。正義感が強くて、間違いを肯定するようなことが許せないタイプなんです。そういった部分は自分と似ていて、演じやすさは感じますね。荒削りで経験不足ではあるけど、だからこそ突っ走れる。周りが見えないと悪い方向にいくこともありますけど、それぐらい正義に向かって走っていけるのは、蕾の良さだと思うんです。なので、そこは大事に演じたいなと思っています」

土屋 「蕾って、真っすぐ過ぎて面白いんですよ。相手は怒っているのに、あっけらかんと『うす』って言ったりして。それがこのドラマの明るさにつながっているような気もします」

佐藤 「よかったです(笑)。真っすぐ突き進んでる人間って、面白いですよね」

土屋 「私が演じる桃子は、強さをフィーチャーしたセリフが多いんです。ただ、話数を重ねていくにつれて、それがどうなっていくのか。桃子の強さはどこから来るのかを考えながら演じていきたいなと考えています」

──桃子というキャラクターの奥深さを考えながら役を作っていくという。

土屋 「あらかじめ考えていた桃子像も、ロケやセットに入ること、井ノ原(快彦)さんを始めとする共演者の皆さんとコミュニケーションを取ることで変化していくと思うんです。その変化を自分の心のスパイスにして、桃子ならではの“強さ”を見つけていけたらいいですね」

──クランクインからこれまでで、印象的な撮影中の出来事は?

土屋 「どう? 勝利くん(笑)」

佐藤 「太鳳ちゃんもそうですが、僕にとっては“初めまして”の方が多いんです。井ノ原さんは事務所の先輩なので、お世話になっていますが、作品での共演は初めて。そんな中、井ノ原さんを始め、皆さん、“チームを作ろう”という意識がすごく強くて。セットに入る初日にはもう、俳優部のみんながすごく仲良くなっていて、監督に『セットの初日なのに、こんな仲いいの?』って言われたんですよね」

土屋 「最初にロケに行った時、井ノ原さんが『みんなでお弁当を食べようよ』『呼び名を決めようよ。俺はイノッチで!』と声を掛けてくださったんですよね。その時、優香さんを“優香”なのか“優香ちゃん”なのか、どう呼ぶかっていう相談を勝利くんと田中(幸太朗)さんがしているのが面白かった(笑)」

佐藤 「田中さん、僕より年上ですけど、仲良くさせていただいているんです。『優香さんは“ニックネームがほしい”と仰っていたのですが、僕らは“優香”って呼び捨てにはできないし、どうしたらいいのかなぁ』って3日間ぐらい話し合いました(笑)」

土屋 「そういう楽しいやりとりのきっかけを作ってくれるイノッチさんのさすがのリーダーシップに、すごく感謝してます(笑)」

──ちなみに、お二人はどう呼び合っているんですか?

土屋 「私は“勝利くん”」

佐藤 「僕は“太鳳ちゃん”ですけど、これも田中さんを含めた会議で決まったんです(笑)」

──共演する前と後では、お互い、印象が変わったりしましたか?

異色の刑事ドラマが誕生!? 土屋太鳳×佐藤勝利、規格外バディが切り開く「ボーダレス」の新境地

佐藤 「アクションも素晴らしいし、プロフェッショナルな俳優さんだと思っていたんです。そのイメージは、実際にご一緒させてもらってからも変わりません。ご自分の中に“桃子像”をしっかり持っているからこそ、現場であれだけカッコいい桃子を演じることができるんだろうなって。桃子としてドシッと存在してくれているから、周りを見ずに真っすぐ突っ走る蕾を安心して演じられるんですよね。“失敗しても大丈夫”と思えるのは土屋さんが桃子でいてくれているおかげです」

土屋 「ありがとう! 心に刻んで頑張ります(照)。勝利くんは、10代から第一線で活躍しているアーティストさんなので、“先輩”みたいな気持ちが私の中にありまして(笑)。でも、今回の蕾に関しては、いろいろコントロールできてない部分があるので、桃子として先輩でいられるんだよね(笑)」

──コントロールできていない部分とは?

土屋 「『怪しいジジイだ』というセリフがあるんですけど、小声でくるかと思ったら、大きな声で言ってきて。蕾として発する声と勝利くんとして発する声、横隔膜のコントロールができてないと思いました(笑)。でも、蕾としてはそういう感覚がいいんですよね」

佐藤 「それはダメ出しですか?(笑)」

土屋 「いえ! そんな蕾に救われていると言いたいんです(笑)。桃子として強くあろうと意識していると、どんどんヒートアップしていっちゃうんですよね。ドシッと構えるように意識はしているけど、そこに蕾がいることで助けられるんです。蕾はこれから花開いていくキャラクターだと思うので、吸収力のある勝利くんにピッタリの役だと思います!」

【プロフィール】
土屋太鳳(つちや たお)

映画「トウキョウソナタ」(2008年)にて映画デビュー。NHK連続テレビ小説「まれ」(15年)のヒロインに抜擢後、映画・ドラマ・舞台・アニメーションなど幅広いジャンルにおいて国民的な人気を博し、主演作は2026年現在で37本を超えた。第39回日本アカデミー賞新人俳優賞、第41回同賞優秀主演女優賞、第48回同賞優秀助演女優賞を受賞するなど確かな演技力と共に、身体能力を活かしたダンスやアクションにも定評がある。近年は脚本、企画、監督、音楽活動にも意欲的に挑戦。「マッチング TRUE LOVE」(秋)、「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」(12月25日)などの公開を控える。

佐藤勝利(さとう しょうり)
1996年10月30日生まれ。東京都出身。timeleszのメンバーで、4月29日にはニューアルバム「MOMENTUM」をリリースする。俳優としての近作は「教場 Reunion」(2026年1月配信)など。26年7月17日には声優を務めた劇場アニメ「君と花火と約束と」が公開予定。

【番組情報】
「ボーダレス~広域移動捜査隊~」

テレビ朝日系
4月8日スタート
水曜 午後9:00~9:54
※初回は午後9:00~10:00(初回拡大スペシャル)

取材・文/新井音羽

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