「猫のひたいほどワイド祝10周年感謝祭」開催! 名場面をリポート2026/03/24 13:30

テレビ神奈川(tvk)の情報バラエティー番組「猫のひたいほどワイド」の放送開始10年を祝うイベント「猫のひたいほどワイド祝10周年感謝祭~君を誘うマスカレード 華麗なる宴~」が3月14日に横浜市の関内ホールで行われた。TVガイドWebでは2部構成で行われたこのイベントの名場面をピックアップしてリポートする。
今回の感謝祭は仮面舞踏会がテーマ。お城に見立てられた関内ホールには、4人の番組MCと“猫の手も借り隊”16名、アシスタントの岡村帆奈美、照井七瀬の両アナウンサーがドレスアップして登壇した。各曜日にはチーム名となる架空の国名「Sexy Moon」(月曜)、「Shojinshi Mars」(火曜)、「Niginigi Mercury」(水曜)、「Tea Jupiter」(木曜)も付けられ、出演者たちはそれぞれの国の国王と貴族たちに扮(ふん)して、会場を彩った。

【大矢剛康のラスト“猫ひた体操”】
両部の開演前には、“番組イレギュラー”のスベリィ・マーキュリーが登場し、会場を温めた。さらに、今年度で卒業となる大矢剛康も加わり、番組1年目に大矢が考案した“猫ひた体操”を2人で披露。1年目から番組に出演し続けている彼らの共演はファンを喜ばせた。

【2025年度の「猫ひた5大ニュース」を発表!】
第1部では25年4月~26年3月までの放送から「今年度の5大ニュース」を紹介。5位~3位は、水曜の「やってみよう」でのハプニング、火曜の「猫ひた天文部」での一コマ、木曜の「やってみよう」で出演者たちの“慢心”が招いた悲劇がランクイン。ゲームを甘く見て、ふざけていた姿を公開された川崎槙吾ら木曜メンバーは正座し、反省ポーズをとっていた。

2位は水曜から大城光の「パンシェルジュ検定1級合格」。4度目の挑戦で合格をつかんだ大城は「かつて不合格だった結果も番組で放送されたので、きちんと受かった姿を皆さまに見せられたことが良かったです」と喜びを語った。

そして、1位は「月曜・悲願のやってみよう優勝」。長きに渡って「やってみよう」で優勝できずにいた月曜が、今年度ついに優勝を勝ち取った瞬間を振り返った。月曜の優勝に大きく貢献した若手の真田理希は、自身のキャッチフレーズ「ハッピー! ラッキー! リッキー!」を発して喜びを表現。一方、これまで連覇していた木曜MCの井上正大は「木曜は優勝しても、ニュースに選ばれないのに」とつぶやき、白又敦も「木曜は優勝のご褒美が(過酷な)ママチャリレースのロケだった」と不満を漏らしていた。また、月曜MCの村上幸平が連覇の止まった木曜に対して“爆弾発言”をすると、壇上は大騒ぎに。村上は同じ事務所の後輩である火曜MCの鎌苅健太から叱られる羽目に。

【OBと一緒に「猫ひた」の10年を振り返り!】
第2部ではゲストで初代水曜MCの三上真史と、2016年度から5年間にわたって“猫の手も借り隊”を務めた山形匠が登場。借り隊時代の青いツナギ姿の山形が「tvk新人アナウンサーの山形匠です」とボケると、岡村が「ウチ、ゴリラ枠採用していないので……」と突っ込み、会場からは笑いが起こった。

イベントは三上と山形を交えて「猫ひた」の10年を振り返る「5大ニュース」の発表へ。5位には、2024年2月の放送で、牧田習が当時水曜メンバーだった早瀬圭人の作った粘土細工をたたき潰した伝説の場面がランクイン。今年度、牧田と共演する水曜MCの山本匠馬は「先日のパン作りのロケでも、習くんはまったく同じことをしていました」と笑いながら、そのVTRを眺めていた。4位は18~19年度に放送された山形の「ヤギ友100匹できるかな」。当時、ロケで被っていた帽子と相棒であるヤギの“バルス”(縫いぐるみ)を手渡された山形は当時を懐かしんでいた。

3位は「帰ってきたあの男」として、19年3月の石渡真修の1度目の卒業と、その1年後の番組復帰のシーンを紹介。石渡は「一回卒業して戻ってきたので、(今回卒業しても)また戻ってこられるかもしれない」と話した。2位には、三上と当時“借り隊”だった太田裕二のデュオとしてスタートし、メンバーを変えながら解散と再結成を繰り返した、水曜の音楽ユニット“みず(Mizu)”のシーンが登場。三上は「今は解散中ですけど、いつでも再結成できる準備はできています」と意欲を見せた。そして1位には、大矢が番組1年目に当時の“借り隊”では最高位だった“レジェンド”に就任した瞬間が選ばれた。大矢は「レジェンドになって自身が考案した“猫ひた体操”のコーナーを持たせてもらったけれど、スタッフさんから『面白くないから、考えよっか』とストレートに言われた」と、現在よりも厳しかったといわれる番組初期の裏話を明かした。
【曜日対抗でゲームバトル!】
イベントは曜日対抗のゲーム企画で盛り上がった。今回は番組10周年を記念して過去のゲーム企画のリバイバルも行われた。第1部では過去の「やってみよう」でやった四つのお題をリレー形式で行い、その合計タイムを曜日ごとに競った。手を使わずに風船を割るミッションでは、他の出演者が足を使う中、月曜チームの田倉暉久が歯で風船を割る荒技を敢行した。また、水曜の沖拓郎はジェスチャーのお題で、天使をスピーディーに表現。回答者の山本と息の合ったやりとりを見せた。一方、水曜の石原知哉の“モノボケ”に意見した火曜の奥谷知弘は、自ら前に出てヴィブラスラップを使った“モノボケ”を披露し、“ギャグ担当”の役割を果たした。

一方、2部では、こちらもリバイバルである「大縄跳び対決」を実施。三上と山形が縄を回す中、出演者は汗だくになってジャンプを繰り返した。

また、「仮面舞踏会」にちなんだゲーム企画も準備された。第1部では、観客が判定する「Shall we ダンス?対決」を実施。各曜日の代表者である田倉(月曜)、朝田淳弥(火曜)、大城(水曜)、赤羽流河(木曜)は踊りながら、くじで引いた三つのキーワードを用いて、目の前にいる設定の相手をダンスに誘い、その華麗さを競った。村上の持ちネタである「奥さん!」をキーワードに引いてしまった赤羽は、昼ドラ風のセリフで決めるも、なぜか最後は「俺にリードさせてくだせぇ~」で締め、初々しさを見せた。照井の下の名前である「七瀬」をキーワードに引いた大城は、照井をステージ中央に招いて舞い、プロポーズ風の言葉で会場を沸かせた。一方、「ひたいほど」と「パオーン」という謎のキーワードを引いてしまった朝田は、短い時間の中で、それらの言葉を生かしたステージを展開して健闘。朝田はさらに、田倉のステージにも飛び入り参加し、その場を盛り上げた。


2部は、お題を盛り込んだダンスを踊っている各チーム4人の中から、一人だけ違ったお題で踊っているのは誰かを、別のチームが当てる「ダンス人狼ゲーム」を実施。各曜日の出演者がお題を基にステージ狭しと舞い踊った。木曜チームでは、松永有紘が「ウサギ」というお題で謎の動きを展開。ゲーム終了後に突っ込まれた松永は「寂しがりやのウサギを概念で表現した」と独自の見解を示していた。


また、水曜チームに助っ人で入った三上はマイケル・ジャクソンの動きをノリノリで披露。だが、そのテンションに山本からは「やりすぎ!」、火曜チームの黒田昊夢からは「変態ですか?」と突っ込まれ、「マレーシアから帰国して変態と言われるんですか……悔いなし!」と久々の三上節を見せていた。
各部を通したゲーム企画の総合成績は、1部が同率で水曜と木曜が優勝。2部は木曜が単独優勝に決定した。両部を制した井上が「火曜日にももう少し、頑張ってほしかったですね」と挑発すると、鎌苅は「僕は井上さんのように、靴を脱いでまで縄跳びをしたいとは思いませんね!」と言い返し、感謝祭恒例となった“井上VS鎌苅”のバトルが行われていた。

【畠山理温、配信番組での罰ゲームを実行!】
2月にニコニコで配信された「感謝祭の事前特番」にて、本番で“けんか芝居”をするという罰ゲームが決定していた火曜の畠山理温。この日は、先輩の井上と大矢にかみ付いて盛り上げようとするも、なかなかうまくいかず。だが、鎌苅ら火曜メンバーはそんな畠山の頑張りをフォローしていた。

【卒業メンバー7人からのメッセージ】
番組では3月いっぱいで、村上、石渡、大矢、大城、牧田、岡村、照井の7人が卒業することが発表されている。ここでは1部と2部それぞれで、彼らが卒業のあいさつとして観客に向けて朗読したメッセージの内容を編集して記す。
村上は「『猫ひた』には2年お世話になりました。気付けば“ザリガニ”に“奥さん”に“セクシー”にとやりたい放題やらせてもらいました(笑)」と、笑いを交えながらあいさつ。続けて、「普通、歴代最年長MCというともっと落ち着いた感じだと思うのですが、なぜか自ら一番体を張っていた気がします」と語り、会場を和ませた。
当時の心境についても率直に明かし、「この番組からオファーをいただいた際、この年で新しいことに挑戦させてもらえる感謝と自分のポテンシャルを信じたいという期待はあったのですが、やはり新しいことに挑戦することは、年を取れば取るほど、恐怖であり、逃げ出したいという気持ちもありました。でも、振り返ってみると、大変だったのは僕だけではありません。『猫ひた』に関わっているすべての方が歴代最年長の新人MCを温かく支えてくださいました。『猫ひた』のおかげで、今の僕はこの番組を経験しなかった僕とは、いい意味で違う場所にいると思います。これから先、僕が他の現場で『猫ひたどうだった?』と聞かれた時は、出演者、スタッフさん、視聴者の方の愛に包まれた最高の番組だよと伝えていきます。本当にありがとうございました。そして、次のオファーをお待ちしています。『猫のひたいほど“お・ナ・イ・ト”』(笑)」と、最後まで自分らしさ満載のあいさつで盛り上げた。

続いてマイクを握ったのは、2度目の卒業となる石渡。「こんなに自分のくちびるを生かせる仕事は他にないので、なくなって寂しいです(笑)。『綾瀬なんて何にもないじゃん』と思ってやり始めた地元のロケも、8年たったら、こんなにすてきな場所は他にはないと思えるくらいになれました。地元の綾瀬をたくさん紹介させてくれてありがとうございました。そして、特に取りえのなかった自分をこんなに『猫ひた』に携わらせてくれてありがとうございました」と、自身の成長の場となった番組への思いを口にした。
共演してきたメンバーへのメッセージも語っていく。「幸平さん。セクシーを教えてくれてありがとうございました。けんけんさん(鎌苅)。一緒に泣きながらお酒を飲んだ日は忘れません。匠馬さん。いつも放送中に小声でくだらないことを言い合うのが好きでした。マーくん(井上)。一度だけ共演したときに思いっきりボールをぶつけてすみませんでした(笑)。やっぱり、番組に残りたいなと感じることも正直、あります。『猫ひた』って朝早いし、ロケ大変だし、着替えは適当な場所でやらされるし……なんて思っていたのですが、気付けば大矢と『猫ひた』について熱く語り合うほど、“猫の手も借り隊”であることを誇りに思っている自分がいました。チー(奥谷)や淳弥、拓郎、あっちゃん(白又)ともご飯に行って、『猫ひた』のことを語り合いました。MCだけでなく“借り隊”もこの番組を愛しています。『猫ひた』は素晴らしい番組で、これからもさらにすてきな『猫ひた』になっていくと思います。今後もどうか番組を見続けて、応援して、楽しんでください。『猫ひた』に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました」と番組への愛を口にした。

番組開始当初から10年間出演し続けてきた大矢は「2016年4月『猫のひたいほどワイド』がスタートしました。最初はテレビのことを1mmも分からず、未経験の生放送、慣れないトーク、飛び交う強烈な関西弁……。刺激強めのプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、必死にしがみついた1年目を今も鮮明に覚えています」と、番組初期の苦労を打ち明け、「5年目の終わりに(同期だった)山形たちが卒業するタイミングで、僕だけが番組に残ることになりました。その時は『自分には何が求められているのだろう』とすごく不安になったこともありました。でも、そこにけんけんさんが入ってきてくれて、番組の第2章を作ってくれました。そして、自分の役割も認識できるようになって『“猫ひた”を盛り上げていかなきゃ。番組が好きだから』という思いで、以前よりも一層、頑張ることができました」と当時の状況を回想する。
原動力となったのは、視聴者からの声だった。「そんな中で、僕は視聴者の皆さんの温かい声に支えられてきました。番組内やSNS、イベントなどでたくさんのエールをいただきながら、自分は求められているんだと自分を励ますことができました。本当に皆さま、サポートしていただき、ありがとうございました。皆さんあっての『猫のひたいほどワイド』であり、視聴者の皆さまと作ってきた10年だと思っています。番組は11年目に突入しますが、よりパワーアップするには皆さまのお力が必要です。推しのメンバーだけ応援するのでもいいですが、ぜひ番組まるごと応援してくださるとうれしいです。本当に僕にとっては宝物の番組になりました。ありがとうございました」と視聴者に感謝の思いを伝えた。

大城はこれまでの活動を振り返り、「7年間ありがとうございました。僕は『猫ひた』で自分の個性や強みを見つけることができたと思います」と切り出す。東海地方を中心に活動するMAG!C☆PRINCEのメンバーとしての顔を持っているが、「以前はグループ内でも個性が確立できないでいました。『猫ひた』の火曜に入ったばかりの頃も、自分の立ち位置が分からず、何でもそつなくこなすだけでした」と告白。
そんな中で転機があったといい、「自分が初めて役割を与えてもらいました。それは、いけない発言が出た時に、カメラの前に立ってパンを食べながら笑って、アイドルとして“お花畑の画面”の代わりをするということでした(笑)」と、自身の立ち位置を意識するきっかけとなったエピソードに、会場からも笑いが起こった。
さらに、「その後、木曜に異動して、ロケで苦手なことにもたくさん挑戦しましたが、自分の殻を破るきっかけになりました。“PAN WORLD”もやらせていただき、自分の個性を出せるようにもなっていきました。今年度の水曜では、自分の強みをフルに生かして、ポジションを確立できたと思います。『猫ひた』は自分をすごく成長させてくれた番組で、大きな存在であり、離れるのは切ないです」と寂しさを明かす。
卒業を決めた理由についても言葉を選んだ。「ただ、僕自身は父親になって、親としても成長していかないといけない中で、“心の距離”と“物理的な距離”をどうとっていくかを考えた末に、(番組を卒業するという)今回の選択をしました。この選択がすてきなものだったと皆さんに思ってもらえるように、頑張っていきます。最後に、『猫ひた』をこれからも皆さんでつないでいってほしいと願っています。僕も自分にできることがあれば、(愛知から)飛んで来ますので、今後も番組の応援をよろしくお願いいたします」と思い出と今後の決意を語った。

続いて言葉を述べたのは、牧田。「6年間お世話になった『猫ひた』をこのたび、卒業することになりました。支えてくださった皆さん、視聴者の皆さん本当にありがとうございました」と、丁寧にお礼を述べる。
その後、加入当時を思い返し、「6年前の僕は、ただの虫好きな23歳でした。番組のオーディションでは何をしたらいいか分からず、飼っていたマダガスカルオオゴキブリを虫かごに入れて持って行きました。そして、その場でプロデューサーさんから『ぜひ、やりましょう』と言われたのを覚えています。ゴキブリのおかげで合格できました。虫取り以外、何もしたことがなかった僕を、『猫ひた』は人間の住んでいる社会に連れてきてくださり、人間としゃべることの楽しさを教えてくれました。それを通して“人間の生態”がよく分かったとともに、これまでの自分の人生では経験しなかったこともさせていただき、成長できたのではないかと思います」と牧田らしいエピソードを展開。
そして、「昨年僕は博士号を取りましたが、大変だった論文作成も『猫ひた』と一緒に乗り越えられたことは、自分にとっての大きな自信になっています。僕は苦手なことが人より多く、時には迷惑をかけてしまうこともあるのですが、それを否定せず、優しくしてくださる周囲の皆さまのおかげで、なんとかここまで生きてくることができました。これからは『猫ひた』で培ってきた経験を糧に、自分の夢に向かって頑張っていきますので、引き続きよろしくお願いいたします」と、未来へ向けた決意を語った。

アシスタントとして4年間番組を支えてきた照井は、「『猫ひた』の大好きなところをお話させてください。まず『猫ひた』ほど、出演者もスタッフも全力で生放送を楽しんでいる番組はないと思います。ハプニングすらみんなで笑いに変えて楽しめるところが大好きです。“借り隊”の潜入リポートも大好きです。彼らの一生懸命な姿、つむぎだす言葉から伝わる情報は唯一無二のものだと思っています。みんなが成長していく姿を見るのが本当に楽しかったし、やりがいでした。そして、視聴者の皆さんが大好きです。長年、岡村さんが一人で務めていたところに私が入ってきて、皆さまいろいろな感情があったと思いますが、そんな中でも受け入れていただけたおかげで、4年間を走り抜くことができました。皆さまからいただいた言葉と愛情はずっと忘れません」と、自身が感じてきた番組の魅力について熱く語った。
ここからは、お世話になったMC陣へ言葉を紡ぐ。「お世話になったMCの皆さんにも感謝を伝えさせてください。まず村上さん。私を“ザリアナウンサー”にしてくれてありがとうございました。『猫ひた』を全力で楽しむ村上さんをそばで見ているのが好きでした。続いて、鎌苅さん。鎌苅さんはいつでもみんなの頼れる兄貴でした。“借り隊”が輝く方法を誰よりも考えてくださって、それを実現できるスーパーMCだと思います。放送でもそれ以外でも一人一人に親身になってくださる鎌苅さんにたくさん助けられました。いつも寄りかかってばかりで、すみませんでした。そして井上さん。井上さんとはフィーリングが合うと思っていて、自然体で隣にいさせていただきました。基本は井上さんの手の平の上で転がされつつ、タイミングを見てやり返すのが好きでした。本当に私のことを面白がってくださり、愛情を注いでいただきました。卒業しても井上さんは永遠に私の“BIG BOSS”です」という一言には、会場からも拍手が起こった。
最後に照井が名前を挙げたのは、先輩アナウンサーの岡村。「最後に岡村さん。岡村さんが築き上げた土台があったからこそ、私が皆さんに受け入れていただくことができました。迷ったときや悩んだときは『岡村さんならどうするかな』と考えながらやってきた4年間でした。見送ると思っていたところですが、一緒にゴールテープを切ることができて幸せです。最後に改めて視聴者の皆さまへ。いつも温かい空気で私たちを包んでくださる皆さまのことが本当に大切で大好きです。4年間本当にありがとうございました」とあふれる思いを表現した。

最後にマイクを手にした岡村は「私も11年目をやりたいと思いつつ、卒業するなら番組の最初から苦楽を共にしてきたメンバーとスタッフさんに見送られたいという気持ちがあったため、10年目を走りきったところで卒業することになりました」と心境を明かす。
当時を振り返り、「10年前の4月、鳥取から出てきて新番組の『猫のひたいほどワイド』を担当することになりました。オールメンズの番組の中に、女性アナウンサーが一人だけいるということで、MCさんや“借り隊”のファンの方には不快な思いをさせてしまったかもしれません」と率直な思いを吐露した。それでも、多くの視聴者の方が私のことを温かく受け入れてくださり、とても感謝しています」とお礼の言葉を重ね、この10年の歩みを静かにかみしめた。
番組生活を振り返る中で、岡村はMC陣への深い感謝も口にした。「この10年、笑ったこともたくさんありましたが、仕事を辞めようかと思うくらいつらかったこともありました。そんな中でMCの皆さんには助けていただきました」と語りながら、「けんけん兄さん。その時はお世話になりました。こばかつさん(小林且弥)と番組で再会させてくださったのも感謝しています」と名前を挙げて思いを伝える。
さらに、「いろいろ背負わせ過ぎているかもしれないですが、番組がまた次のステージに進んでいけるのも、あの時けんけんさんが支えてくださったからだと思います。番組を代表してお礼申し上げます。体調がすぐれない時は、他のMCさんにも力を貸していただきました。何でも自分で抱え込んで、一人よがりだった私はMCさんたちを通して“仲間を頼ることの大切さ”を教えていただきました」と頭を下げた。
そして、話題は、“猫の手も借り隊”のメンバーへ。“借り隊”には、器用な人、不器用な人、器用貧乏な人、人見知りの人といろいろなタイプがいますが、皆さん本当に自分の殻を破ろうと、もがきながら頑張っていると思います。私は生放送後の反省会を通して一緒に成長するとともに、そんな皆さんの頑張りを見て、勇気やパワーをもらっていました。“借り隊”がもがいて成長していく姿こそが『猫ひた』だと思います」と番組の本質を表現。今後についても、「彼らはこの先、『猫ひた』だけでなく、いろいろな現場で頑張っていくと思いますので、視聴者の皆さまには温かく見守っていただけるとうれしいです」と、視聴者へ呼びかけた。
また、後輩の照井についても言及。「照ちゃん。ゼロからつくり上げる大変さもありますが、できあがっている場所に途中から入ってくる大変さもあったと思います。でも、照ちゃんなりの強さとユーモアで視聴者の方の心をつかんでくれたと思います。照ちゃんが後輩で良かったです」と、ねぎらいと信頼の言葉を送った。
視聴者へも言葉を送り、「私の原動力は皆さんです。しんどい時期もありましたが、(テレビ越しでも)皆さんに会いたいという思いで、10年間1度も休まず番組に出演し続けることができました。ここまで番組を育ててくださってありがとうございます。みんなでつないできたバトンが11年目に渡されます。新しい風が吹きます。11年目の『猫ひた』もどうか支えていただけますでしょうか。改めて、この10年間は私にとってキラキラとした青春の日々でした。tvkに来て、みんなと出会えて本当に良かったです。本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします」と優しい笑顔で丁寧にメッセージを届けた。

【“10周年記念ソング”をみんなで大合唱!】
イベント終盤では「猫のひたいほどワイド10周年記念ソング『7 colors OA』」を出演者全員で大合唱。作詞が大城、作曲・編曲が井上のオリジナル楽曲で、歌詞には今年度の各曜日を表す言葉がちりばめられている。出演者たちは曜日ごとに思い思いのパフォーマンスを披露。さらに、歌いながら客席に降り、観客と共に現メンバーで行う最後のイベントを力いっぱい楽しんだ。


大合唱が終わったイベントは記念撮影を行い、エンディングに。2部では、2026年度の新体制発表のVTRを出演者たちが客席に降りて、観客たちと共に視聴。担当カラーや曜日の変更が発表されたメンバーたちは、手を振って観客たちに応えた。最後は“借り隊”の最長メンバーである大矢が「本当に皆さんありがとうございました。これからも『猫ひた』をよろしくお願いいたします!」とあいさつ。観客たちの大きな拍手とともにイベントは無事に幕を閉じた。

出演者、制作陣、視聴者それぞれの思いが積み重なって続いてきた「猫ひた」の10年。長年番組を支えたメンバーが卒業しても、彼らの思いは受け継がれていくだろう。積み上げてきた伝統を大切にしつつ、新たな旅立ちへと舵を切った番組にエールを送りたい。




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