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“あり得ない”からこそドラマになった!? 唐田えりか主演「102回目のプロポーズ」完成披露イベント2026/03/23 12:00

“あり得ない”からこそドラマになった!? 唐田えりか主演「102回目のプロポーズ」完成披露イベント

 FODでは、1991年に大ヒットした「101回目のプロポーズ」の続編ドラマ「102回目のプロポーズ」が、3月19日から独占配信中。このたび、配信開始を記念して完成披露イベントが行われ、唐田えりかせいや霜降り明星)、伊藤健太郎武田鉄矢、企画の鈴木おさむ氏が登壇した。直前に行われた完成披露試写会に参加したファンを前に、撮影秘話や見どころを語った。

 まず、「102回目のプロポーズ」の主題歌が前作と同じCHAGE and ASKAの「SAY YES」に決定したことが初解禁。「この曲のイメージが強いので本当にうれしいです」と語った武田は、「101回目」から35年経って再び星野達郎役でオファーがあったことについて聞かれると「続きをやりたいって言われた時は、“物語は続くんだ!”というそんな強い思いがありましたね」と続編制作への喜びを語った。

 また、鈴木氏はこの企画が誕生したきっかけについて「2022年に『トップガン マーヴェリック』という続編映画があって、最初に聞いた時に『30年後にやっても面白くならないだろう』と思って見に行ったら、めっちゃ面白くて。日本で考えた時に最初に浮かんだのが『101回目のプロポーズ』でした。“102回目”というタイトルと一緒に(笑)」と企画のきっかけに言及した。

“あり得ない”からこそドラマになった!? 唐田えりか主演「102回目のプロポーズ」完成披露イベント
“あり得ない”からこそドラマになった!? 唐田えりか主演「102回目のプロポーズ」完成披露イベント

 その思いが込められた作品の主演を務める唐田は「今まで良くも悪くもあまりプレッシャーというものを感じたことがなかったのですが、撮影の1か月前には寝つきが悪い時もあって、初めてプレッシャーというものを感じました」と回想。もともと武田の大ファンであるせいやは「以前、舞台(今田耕司×鈴木おさむ氏の演劇シリーズ『てれびのおばけ』)で初めてお芝居をして、おさむさんに『いいよ』と褒めてもらえて。当時からこの企画のことをおっしゃっていて、ほんで4年経ってほんまにお話が来たんですよ! だから最初はやっぱり、武田さんのことが好きすぎて、あの達郎の役回りをやるのはあかんやろと思ったんです。でも、『せいやで何年も温めていた企画で、武田さんも了承してくれている』というので、こんな恵まれてることないからやってみようと。武田さん含めて皆さんのおかげですしやらせていただきました。ラッキーでしかないです」とオファー時を振り返った。

“あり得ない”からこそドラマになった!? 唐田えりか主演「102回目のプロポーズ」完成披露イベント

 本作への出演について、伊藤も「皆さんがすごく愛していた作品の続編に出させてもらうっていうことのうれしさは、すごくあると同時に、責任も感じていましたが、今回さらに武田さんも出演されるということで、こんなに光栄なことはないなと感じていました」と胸中を明かした。

“あり得ない”からこそドラマになった!? 唐田えりか主演「102回目のプロポーズ」完成披露イベント

 唐田、せいや、伊藤は前作の放送時には生まれていなかった若い世代の俳優たち。彼らとの共演に関して、武田は「一つのドラマを作ろうという意欲は同じで、ギャップは感じませんでしたが、みんなやたらと昔話を聞きたがりますよね。私も高倉健さんや渥美清さん、植木等さんに昔話をねだってましたね」とかつての若手時代の逸話を披露する一幕も。

 また、初共演となった唐田に対しては「もっと小柄な方かと思ったら、バレーボール選手みたいにすらっとしていて、楽器を弾く女性の特有の雰囲気がありますよね」と印象を述べた。一方、武田との共演に緊張していたという唐田は「鉄矢さんが撮影の合間にいろいろお話ししてくださって、どこか先生というか師匠のような感覚もあって。撮影が進んでいく中で、『今の芝居よかったからモニター見てこい』っておっしゃってくださったことがあって、憧れの人にそう言ってもらえたというだけで、泣きそうになりながら現場にいました」とコメント。

“あり得ない”からこそドラマになった!? 唐田えりか主演「102回目のプロポーズ」完成披露イベント

 武田と2人のシーンが多かったというせいやも「涙を流すシーンで武田さんの演技を見ていたら自然と涙がこぼれたんです。鉄矢さんに『お前の顔、良かったな』って言われて、めっちゃうれしかったですね」と語り、現場でも褒めて伸ばす“先生”だったという武田とのエピソードを明かした。

 そして「102回目のプロポーズ」では、前作で印象的だった、達郎が走るトラックの前に飛び出す名シーンのオマージュも。当初はなかったシーンだったが武田の提案で実現したそうで、せいやは「正面から(トラックを)見たらめっちゃ怖いんですよ!」と話し、会場の笑いを誘った。

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 加えて、武田は、矢吹薫(浅野温子)の妹・千恵役知恵を演じる田中律子、薫の親友である石毛桃子役で続投する浅田美代子との再共演や、達郎の弟・純平役の江口洋介とのアドリブ芝居など、当時の撮影裏話も披露した。

 トークは、劇中、プロの音楽家を演じた唐田と伊藤の芝居の話題に。チェリストに挑戦した唐田は「めっちゃ難しくて“脳トレ”みたいでした!」とこぼし、役柄については「前作の薫さんはつかみどころがない、ミステリアスな美しさがあったので、姿勢だったり、所作だったりをなるべく奇麗に見せられたらいいなというのを気を付けていました」と語り、ピアニスト役の伊藤はそれに同調しつつ、「小さい頃はピアノを習いに行っても鍵盤に乗って遊んでしまうような子どもでしたが……、でも今回、練習して『SAY YES』のワンフレーズだけ弾けるようになって。何度も現場で弾いていたら最初は喜んでくれていましたけど、楽しくて何度も弾いていたから“うるさいな”って思われていたかもしれません(笑)」とそれぞれの苦労をうかがわせた。

 伊藤は「世界的ピアニストであり、御曹子でもあるので品の良さという部分は意識しました。あと、(演じる)音は、本当にどこまでもすごく優しくて、こんな男いるかなってぐらいで、演じさせていただけたことが非常にうれしかったですし、音の気持ちに寄り添うことができるように日々を過ごしていましたね」と役に対する思いも伝えた。

“あり得ない”からこそドラマになった!? 唐田えりか主演「102回目のプロポーズ」完成披露イベント

 その後、トラックの名シーンがプリントされたTシャツなどのグッズ発売の発表も。最後に鈴木氏は「35年の時を経た作品ですけど、いい意味で昭和や平成の香りが漂うすてきなラブストーリーになっていると思います」、唐田は「前作のファンの方も、私の同世代の方々にも楽しんでもらえるドラマになったと思います」、せいやは「ラブストーリーなのに笑えるっていうのがすごい。そして泣けるところもあるので、楽しんでいただけると思います。(演じる)空野太陽ってやばいじゃないですか。こんな時代にこんなやつおらんっていう。そこを皆さんでツッコミながら楽しんでいただけたらと思います」、伊藤は「ドラマの視聴率が30%とか40%という時代があって、それが難しくなってきてる世の中でこのドラマが皆さんに当時のように熱狂し愛されることを心から願っております」と作品をアピール。武田が「せいやが『こんなやつは現実にいない』って言っていましたが、だから物語にするんだ! というのが私たちの思いです。(映画『幸福の黄色いハンカチ』の桃井かおりのエピソードを交えつつ)だから物語にする! どうぞご協力をよろしくお願いいたします」と力強く締めくくった。

 なお、本イベントの模様は後日、FODで配信予定だ。

“あり得ない”からこそドラマになった!? 唐田えりか主演「102回目のプロポーズ」完成披露イベント

【コンテンツ情報】
FOD
オリジナルドラマ「102回目のプロポーズ(全12話)
FOD
3月19日午後8:00から第1・2話配信(以降、3日に1話ずつ最新話を配信)
※第1話は無料。
※配信日時は予告なく変更になる場合あり。
※4月1日午後11:00からフジテレビ系(一部地域を除く)で放送開始。以降、水曜午後11:00~11:30放送。
※放送日時は予告なく変更になる場合あり。

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