「北方謙三 水滸伝」イベント開催。織田裕二、反町隆史、亀梨和也ら「集結せよ!」ポーズでアピール2026/02/10 07:30

WOWOWとLeminoで2月15日より放送・配信する、織田裕二主演の連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(日曜午後10:00)のジャパンプレミアイベントが開催され、主演の織田、共演の反町隆史、亀梨和也、満島真之介、波瑠、玉山鉄二、松雪泰子、佐藤浩市らが登場。また、原作の北方謙三氏、監督・若松節朗氏のほか、北方謙三/水滸伝ファンの著名人として、TAKAHIRO(EXILE)、橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)、ハリー杉山、登坂絵莉、やついいちろう(エレキコミック)、山田ルイ53世(髭男爵)、山崎怜奈らも登壇し「集結せよ!」ポーズを決めたり、北方作品への思いを語ったりするなどして、作品を盛り上げた。
壮大なスケールと緻密な人間描写で熱烈な支持を集める、巨匠・北方氏の小説「水滸伝」(集英社文庫刊)。シリーズ累計発行部数1160万部を超える大河小説の金字塔が、ついに映像化される。連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」は、日本ドラマ史上“規格外”のスケールで描く叛逆(はんぎゃく)の群像劇だ。腐敗した世にあらがう“はみ出し者”たちの闘いを、現代にも通じる「理不尽な権力への怒り」や「仲間との絆」とともに描き出す前代未聞のスペクタクルのスケールで届ける。
ジャパンプレミアで最初に登場したのは、元女子レスリング選手でリオオリンピック金メダリストの登坂。一足先に本作を見たという登坂は、「国家に挑む壮大な物語で、戦いのシーンがものすごく迫力がありました。一つの大きなものごとに向かうにあたってみんなで一緒に進んで行く姿が私の心の中に残っています」と感想を述べた。また、金メダリストとして「何かをかなえる時は困難やさまざまなことが起きますが、その中で背中を押してくれるのは、信念の強さと信念を持って行動しているからこそ、たくさんの仲間が集まってみんなと一緒に戦っていけると思います。この物語から、改めて信念の大切さを共感しました」と、思いを語った。

次に、元気良くポーズを決めながらやついが登場。「“北方謙三大好き芸人”をやって30年、やっと呼ばれました!」と興奮気味。「北方謙三さんと水滸伝の世界観がバッチリなんです。三国志が好きなんですが、北方さんが書かれている三国志に出てくる人物の子孫が水滸伝に出てくるとか、作られた話だけれども本当にあった話ともつながっていたりもするんです。そういうところにロマンを感じます」と、熱い思いを伝えた。そして「何者でもない人たちが集まって、時の権力者に歯向かって一矢報いる話ですから、僕も楽しみに見たいと思います」と付け加えた。
ワインを持って「ルネッサ〜ンス」と決めゼリフを言いながら登場したのは、山田。原作を読んでいるという山田は「108人の英雄・豪傑が一堂に会して活躍する冒険活劇で、それぞれのキャラがみんな被らないんです。力じゃなくて頭脳で成功に導く人もいる。小学生で読みはじめて、さまざまな水滸伝を読んだりゲームしたりして常に水滸伝の世界観に触れてきました」と原作の魅力を語り、いつかその世界に入りたいと思っていたら何年か前に実現したと明かした。「芸能界を追われたアウトロー“一発屋”が集まる場所があるんですが、そこを“お笑い界の梁山泊”と呼んでいるんです」と話すと、会場から笑いが起こった。

また、中国絵画を模したドレスで優雅に登場した山崎は、水滸伝について「水滸伝のさらに先に“北方先生版”の水滸伝がある。その作品を拝読していると、いろいろな葛藤や抱えきれないものを携えながら、自分の信念に向かって懸命に生きた人たちへの万感にも感じています。その作品を受け取った上で、自分が生を受けたこの国で、自分がどう死ぬためにどう生きるかを改めて問い直すきっかけをくださった作品」と分析した。すでに作品を見たと話し、「このスケールの武術、圧倒的な世界観をどのように再現するのか? 映像化するのか? と興味津々でしたが、思っていたものよりも数倍偉大な作品でした。すごく面白い歴史エンターテインメントの体験させていただきました。1人で見ていて思わず声が漏れるほどびっくりするシーンもありました」と振り返った。

続いて、ハリーが走りながら笑顔で階段を降りてくると、英語と中国語であいさつ。作品を見た感想を聞かれると「シンプルに震えました。予想外の感動と心に突き刺さるような展開もあり、これが日本、そして全世界に届けられることがうれしいです」と語った。北京に住んでいる時、いろいろな人たちから「これは中国の文化だから絶対理解してほしい」と言われたことを打ち明け、「エンタメはさまざまな世界の壁を壊す力があると思います。アベンジャーズ級のキャスティングですし、一人一人の味がさく裂している。人生を変えてくれる超大傑作なので、ぜひご覧になってください。予想外な喜怒哀楽を五感を通してたっぷりと味わっていただきたいです」とアピールした。

ハリーとは対照的に、ケンチがクールに登場。北方氏と対談経験もあるケンチは「水滸伝の映像化は待ちに待った瞬間でした。長編小説をどのように表現するのかワクワクしています。登場人物の一人一人がいろんな問題を抱えている中、人生を強く生きる意味をいろいろな形で示してくれる作品。読みながら、さまざまな場面でいろいろなキャラクターに感情移入をすることができています。水滸伝は僕の中で人生の縮図だと思っています」と説明した。さらに「歴史小説は色褪せることなく残り続けるからいつの時代も響く普遍的な力を持っていると感じました。水滸伝を読むとパワーをもらえます」と、作品の魅力について語った。

北方氏の連載「森羅記」の題字を担当したこともあるTAKAHIROは、「北方先生は見た目は怖いんですけど、話しているとすごくチャーミングな方。先生の描かれる作品は壮大なスケールの中で、人間くさい部分が時代や国境を越えて描かれている印象があります」とコメント。「本当に豪華なキャストで、どのような映像美になっているのか楽しみです」と期待を寄せた。

ここから、キャスト陣が登場する。まずは、佐藤と若松氏が登場。若松氏が監督を務めた映画「ホワイトアウト」(2000年)で、織田と共演した佐藤からコメントしていく。「25年ぶりに3人が集まって楽しんで撮影しました」と再会を喜んだ。続けて若松氏が、「8か月の撮影期間を経て、ようやく披露できる日が来ました。北方さんの原作は、登場人物一人一人にキャラクターがついていまして、現場でそれぞれの芝居を見るのを楽しんでいました。とても面白い作品になっていると思います」と自信をのぞかせた。撮影を振り返って佐藤が「こんなにアクションが多いと思っていなくて……。私、65歳になっていますが、かなり動いております(笑)」と話すと、若松氏が「浩市さん本当にありがとう」と感謝した。さらに「北方さんは小説と映像は別物である。どのように料理してもらっても構わないとおっしゃってくださったのですが、逆にプレッシャーがかかりました。先生がどのように見てくださるのかビクビクしております」と話した。
続けて、玉山が松雪をエスコートしながら階段を降りてくる。

玉山「すごいスケールの作品ができたと思っています。WOWOWの社長がゴーサイン出す時、震えが止まらなかったとおっしゃっていました。自分も顔合わせの時、終始震えが止まりませんでした。そのくらい、皆さんが責任感を持ってこの作品の情熱をかけた素晴らしい作品になっています。ご期待ください」とあいさつすると、松雪が「8か月間の激動の撮影の中、私は見守り続けていました。キャストスタッフの情熱が現場に立ち込めていて、そんな気持ちが凝縮して作品に映し出されていると思います」と語った。
そして「織田さんと反町さんの背中を追っかけて必死に走り続けていました。今日、この日を迎えることができて感謝の気持ちでいっぱいです」(玉山)、「若松監督の思いが届いていくと思うと興奮しております。北方先生の世界観を素晴らしいキャストの皆さんが体現していて、私自身も楽しみにしていたので、皆さんも楽しんでもらえたら」(松雪)と、それぞれ思いを吐露した。

満島も波瑠をエスコートしながら照れ笑いを浮かべて登場。満島「大先輩たちに囲まれて参加できたこと、うれしく思っております。波瑠さんとは何度も共演させていただいているんですが、今回も暖かく支えていただいてありがとうございます。あまりしゃべらない役だったので、静かな僕も堪能していただけたらと思います」とアピール。波瑠は「皆さんに見ていただける日が来てうれしいです。すごい先輩方を前にして緊張しているのですが、満島さんに『最近はなにしているの?』と聞いたら『ジャンプしている』と返ってきて、緊張ほぐしてもらいました」と話し、会場を笑わせた。
「楊志というファンの多いキャラ役で、背中には代々受け継がれた剣を背負っているので、重圧で押し潰されそうになりながらも、皆さんに支えられながらここまでくることができました。今の時代にぴったりな作品で、いろいろなことを考えるきっかけになる作品になっていると思います」(満島)、「水滸伝はとても大きな志を描いていて、戦う男性たちの姿が力強くあるんですが、そんな中で私たちが演じた小さな家族のようなものも描かれていまして、温かさも見つけてもらえたらうれしいです」(波瑠)とそれぞれメッセージを寄せた。

さらに、北方氏と一緒に亀梨が登場。「2年前から準備と撮影して来た本作が、いよいよ届けられるのを楽しみにしています」と亀梨。北方は「私は原作者なので大分前に作業が終わっているんです。だから、私はここのところ、WOWOWに加入してくださいとアピールしていました。現場の熱気が伝わってきて、相当いい映像ができているだろうと楽しみにしていました」と期待を寄せた。
最後に、織田と反町が左右から登場。対面するとがっちりと握手を交わした。織田は「これだけの長期間、スケール、総移動距離、人数。これだけのものは人生初です。ぜひ、その熱を味わってください」とアピールすると、反町も「全国、さまざまな場所で撮影してきました。一人一人熱のこもった演技、そしてスケール感を楽しんでもらえたら」とコメントした。

ジャパンプレミアの後は、第1話の完成披露上映会を実施。上映前には、織田、反町、亀梨、満島、波瑠、玉山、松雪、佐藤ら主要キャストに加え、北方氏と若松氏が、本作にかける思いや撮影エピソードを語る舞台あいさつも行われた。
まずは、物語の中心に立つ梁山泊のリーダー、宋江と晁蓋を演じた織田と反町から話を聞いていく。織田が、「最初に宋江という役をって言われた時、何かの間違いかなと思いました。今までやってきた、どっかいってしまいそうな男じゃなく、ただひたすらみんなの心の傷にばんそうこうを張っていくような男だったんで、『星飛雄馬の姉か?』みたいな。そんな気持ちでやっていました」と話すと会場からクスクス笑い声が聞こえてくる。

反町は宋江について「その時代じゃなくても、宋江は人がついていくんだろうなと感じていました」と話し、晁蓋を演じた反町について織田は「ものすごく大胆な芝居を突然してくるんです。周りにいる僕たちは一瞬凍りつくんです。ここのセリフ、こう来たかとか。でもそれが面白いんです。このリーダーを、この芝居を成立させるためには、どういう芝居したらいいんだろうって、瞬時に計算してやってくれるんですよ。ここにはいないですけど、野間口(徹)くんとかいろいろな人がいるんですよ。芝居がうまい彼らが焦ったと思いますよ。でも、そこが彼にしかできない大胆さと、そうかと思うとすごく繊細だったりするんです。この両面が“反町晁蓋”の魅力だなって思いました」と振り返った。
この2人の現場での様子を問われた若松氏が「あんまり仲良くないんじゃないですかね」と冗談を交えつつ「2人のカリスマですから、立ち姿がかっこいいし、声もいいし、いつもいつも魅了されておりました」と答えた。すると、本当は2人がプライベートで釣りに行くほど仲良しということを亀梨がフォローする。

時代劇の世界において初めての武人を演じた亀梨は、一番大変だったところについて「僕が演じさせてもらったシーンもそうですけど、とにかくこのスケールを日々感じさせていただいていました。そんな中、雪山のシーンは過酷でしたね。絶対そんなに長く使わないだろうなと思うシーンでも7〜8分長回しで、スタッフさんに『ここからあの辺を目指して歩いてください』と言われてカットがかかるまで“あの辺”を目指して歩いているんですけど、“あの辺”を通り越してもずっとカットがかからず……。そういった意味で追い込んでくださったので、演じる以上のリアリティーが出たと思います。体の動きや表情は、まさしく林冲そのものを生かしてもらったなと実感しています」と思いを伝えた。
そんな亀梨さんと組手を交わすシーンが多々あった佐藤は、「刀を使った立ち回りはこの年でも結構あるんですけど、棒術はなかなかない。その難しさ、長さに対する対応。亀梨さんは若いから動くんですよね。体がね。本当に悔しい」と苦笑した。

満島は、「現場の熱量担当満島です(笑)」と話し、「僕は最初の頃、1か月に1回現れる男というので通っていたんです。8か月の撮影期間中、自分が出番がない時に、僕は現場にいないので、1か月に1回ぐらい現れるんですよ。その時って、みんながちょうど疲れがたまっている時なんです。その時にエナジーを注入するという担当をしていました」と本人は言うものの、亀梨からは、年下の役者さんから「ちょっと静かにしてもらっていいですか」と言われていたことが暴露され、タジタジの満島。さらに波瑠からは「私の分もしゃべっていいですよ」と言われてしまう。
しかし、波瑠は「私が演じた済仁美という役は、物語の中で血のつながらない家族を持つんですけれども、女性が戦うことはなかった時代に、自分の生活や大切なものを守るために戦っている。攻撃するとか切るとかそういうことではない強さで、自分の大切なものを守っているということを意識しながらやっていました。満島さんがそばにいて常に引っ張ってくださったので、ほがらかに毎日を現場で過ごすことができました」と満島に感謝した。

松雪は「間者の役割ですので、宋江を静かに守り抜く。静かに裏で生き抜くために、そして母でもあるという側面もありますし、語らずして信念を強く持ち、生き抜くさまを表現したいなと思いました」と語った。
「北方謙三 水滸伝」の魅力を問われた玉山は、「キャラクターの奥深さであったり、熱い人間ドラマがいちばんの魅力」と分析した。
ここで、台湾と韓国でも配信されることが発表されると織田は、「二国だけじゃなく、もっといろいろなところに広がって欲しいです」と希望を込める。

最後に織田から「本当に大変な作品でした。ですが、新しい国を作ろうなんて考えたらこんなもんじゃないだろうなと。皆さんがこれからこの作品を見ていただいて、一緒に『北方謙三 水滸伝』を作っていただけたらなというふうに思っています。よかったら、続けて最後までお付き合いください」と呼びかけて舞台あいさつは終了。主題歌に決定したMISIAの新曲「夜を渡る鳥」がかかる中、フォトセッションが行われた。

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